県民の声

受付日2018/5/11
受付番号304008
広聴形態知事への手紙
提案区分提言・要望
本文  山間部に住む30代夫婦で子供4人を育てています。どんなに夫婦で頑張って働いてもお金が足りません。辛いお産を4回もして、少子化対策に貢献してるのにどうしてこんなに大変なんでしょうか?
 本当に真面目に少子化対策を考えてますか。
 年寄りにばかり税金を使わないで、子育て世代、多子家庭にこそ税金を使ってください。

県からの回答

処理区分実施中
本文  4人のお子さまを御夫婦で力を合わせてお育てになっていると伺い、心から敬意を表します。お子さまの健やかな成長と御家族の御多幸を心からお祈りいたします。
 県では、「第3期ふるさと秋田元気創造プラン」に基づいて、人口減少が抑制され、地域で安全・安心に暮らせる社会を目指し、安心して子育てできる環境づくりに向けた様々な取組を進めております。中でも、県の保育料助成制度については、第1子から、利用施設を問わず0歳から就学前まで幅広い助成を行っており、子供1人当たりの予算額は全国トップとなっております。また、乳幼児から小中学生までの医療費については、父又は母の所得が460万円以内であれば、医療機関での窓口負担を、0歳児は無料に、1歳児から中学生までは上限を1,000円とする、いわゆるマル福制度を実施しております。
 これらの他、大学等への進学を後押しするため、多子世帯に対して、無利子の奨学金貸与制度を設けているほか、2人以上の子が同居している世帯の住宅リフォーム等を支援する補助制度も実施しております。
 また、国においては、社会保障制度を高齢者中心から少子化対策の充実を含めた全世代型へ転換する「全世代型社会保障」を目指す取組について検討しております。これは、対象となる子どもや家庭のためだけでなく、未来への投資となって、少子化に歯止めがかかり、社会保障制度の担い手が確保され、経済成長を通じて社会保障の持続性を高めることも期待されています。
 本県は全国最速のペースで人口減少が進んでいますが、県としましては、引き続き国の動向なども注視しながら、市町村と連携協力して、少子化対策や子育て世代への更なる支援の充実に向け、全力で取り組んでまいります。

事項名:子育て環境の充実強化