県民の声

受付日2019/5/7
受付番号314006
広聴形態知事への手紙
提案区分提言・要望
本文  熊本県にある日本で一番多くの赤ちゃんが生まれる病院をテレビで紹介していました。
 そこで、秋田県で出産専門の病院を開設して、県民の全ての母親が、ここで出産できるようにしませんか。
 『秋田県民誕生病院』などの名称にして、地元の市町村や他での出産を希望する母親は別にして、県民である母親は、なるべくここで出産してもらえるように助成するなど、とにかく県を上げて出産を奨励することにします。
 少子高齢化が著しい秋田県に、一番多くの赤ちゃんが生まれる病院があるとなると夢がありませんか。ゆくゆくは少子化も、人口減少も解消されることが期待できます。

県からの回答

処理区分その他
本文  お手紙にありました熊本の病院は、地域に根ざした医療の提供を100年以上続けられており、リスクの高い妊娠にも対応できる地域周産期母子医療センターとして高度な医療を提供するとともに、お母さん達にとって極めて満足度の高いお産を出産育児一時金の範囲内で提供している、素晴らしい実績を持つ民間病院であると認識しています。
 秋田県内でお産を取り扱っている病院・診療所は、市や日本赤十字社、厚生連、医療法人等が運営主体である22の医療機関であり、それぞれ安全・安心なお産の体制確保に努めるとともに、満足度の高いお産ができるよう様々な取組を行っています。
 こうした状況を踏まえ、県では、身近な地域でお産できる体制の維持や、リスクの高い妊娠にも対応できる体制整備に努めているところです。
 具体的には、お産の取扱件数の少ない地域の病院に対する体制維持のための支援や、ハイリスクなお産に対応する県内1カ所の総合周産期母子医療センターと県北・中央・県南の各1カ所にある地域周産期母子医療センターに対する支援、県内の産科医療機関の連携体制の構築支援などを行っているところです。
 本県の人口減少対策では、若者の県内定着・回帰、移住の促進、結婚・出産・子育て支援、女性や若者の活躍推進、仕事と家庭の両立などに重点的に取り組んでいるところであり、中でも、安全・安心なお産の体制確保は極めて重要な取組となりますので、引き続き、県内の産科医療機関や関係機関等と連携し、安全・安心な産科医療体制の維持と確保に努めてまいります。

事項名:少子化防止対策