県民の声

受付日2018/11/20
受付番号304037
広聴形態知事への手紙
提案区分提言・要望
本文  平成30年3月末に、家内の実家の秋田県へ移住して、気付いたことがあり提言させていただきます。
 秋田県の健康寿命は、男性ワースト1位、女性もワースト10に入る直前ですが、喫煙者があまりにも多過ぎます。特に、心筋梗塞や脳梗塞を起こしても、たばこを吸い続けている人があまりにも多いです。矢口高雄氏の漫画で、「たばこ」が休憩を意味する場面があったと思いますが、電子タバコを含め、たばこは、お酒と異なり害にしかなりません。奈良県生駒市が喫煙後45分間のエレベーターの使用禁止、長崎大学病院が喫煙具の持込み禁止などを行っているにもかかわらず、秋田県や秋田市の対応は明らかに生温過ぎます。たばこによる税の収入減やたばこ農家の保護などがあるかもしれませんが、本当に健康寿命を延ばしたいのであれば、官公庁や病院、学校、駅などだけでなく、子供たちも立ち寄るコンビニなども全面禁煙にし、道路歩行中も禁煙にすべきです。
 また、健康寿命が短い原因として、特に男性の未婚率の高さが問題となります。ある統計では、男性は結婚すると寿命が10年延び、女性は10年短くなるとのことです。本気で健康寿命を延ばし、人口減少に歯止めをかけたいのであれば、県庁や市役所などの主催で定期的に街コンなどを考えるべきではないでしょうか。
 先月、第5子が誕生し、第1子誕生前まで葉巻カッターを持ち歩いていた元喫煙者である私なので、ある程度は説得力があると思いますがいかがでしょうか。

県からの回答

処理区分実施中
本文  本県では、県民が生きがいを持って安心して暮らせる健康長寿社会の実現に向け、健康寿命日本一を目指す県民運動を展開しています。
 この活動の一環として、県が率先して受動喫煙防止対策に取り組むため、本年10月から県庁舎の「敷地内全面禁煙」を始めたほか、喫煙率の低減対策として街頭キャンペーンやフォーラムの開催などによるたばこの害についての普及啓発、また、禁煙支援の取組としてたばこをやめたい方を対象とした「禁煙講座」などを実施しています。
 また、敷地内禁煙や建物内禁煙に取り組む事業所等に登録証を交付し、県のホームページで公表する「受動喫煙防止宣言施設登録事業」や、たばこの煙で困った気持ちを自分が利用したお店や公共施設等に伝える「意思表示カード事業」などを実施しています。
 さらに県では、結婚を望む独身男女に対して異性との出会いの場を提供するため、県と全市町村、民間団体が共同で「あきた結婚支援センター」を運営しており、そこでは1対1でのお見合いのほか、県内各地で開催される様々な出会いイベントの情報を提供しています。秋田市でも、「シングルズカフェ」などの出会いイベントを、ほぼ毎月開催しておりますので、是非、お知り合いの独身者へお知らせください。
 県では、県民総ぐるみで健康づくり運動を展開するための基本計画である「健康秋田いきいきアクションプラン」に掲げる「受動喫煙ゼロ
 そして禁煙」を目標に、健康寿命日本一に向けた取組をさらに進めるほか、元気な秋田を創り上げていくための県政運営指針である「第3期ふるさと秋田元気創造プラン」を着実に推進し、誰もが安心して暮らせる住みやすい秋田を目指してまいります。

事項名:健康づくりの推進