県民の声

受付日2017/5/8
受付番号294021
広聴形態知事への手紙
提案区分提言・要望
本文  秋田県でプロ野球一軍公式戦が出来るナイター整備の付いた野球場は、秋田市のこまちスタジアムしかありません。何もかも県庁所在地の秋田市一極集中です。
 そこで、秋田市以外に大館市や横手市、能代市にある野球場にナイター整備を付けて、プロ野球一軍の規格に合わせて改修工事か、新規で建設するか出来ないでしょうか?
 私は楽天イーグルスのファンで、楽天イーグルスの一軍公式戦の試合が見たいというのもありますが、地元の小学生から高校生に生でプロ野球の試合を見せたい。生のプロ野球の試合を見ることによって高校の野球部のレベルも上がると思います。
 また、私はブラウブリッツ秋田も応援してますが、秋田市やにかほ市のスタジアムにしか来ないイメージがあります。本拠地のスタジアムをJ2やJ1の規格にスタジアムの改修工事も必要です。
 ブラウブリッツ秋田がJ2以上の規格に合わせたスタジアムの改修工事を断念したとか話を聞きますが、このままJ3のままで諦めていいのでしょうか?
 プロ野球もサッカーも公式戦が行えて、ナイター整備が整い観客席もJ2以上の規格に改修工事すべきですし、秋田市以外の自治体にもスタジアムの整備が必要です。
 未来を担う子供たちの為に夢を与える為にも、どうか整備をしてもらいたい。
 もしかすれば、秋田からプロ野球選手やサッカー選手がまた出るかもしれません。プロの試合を生で見せて、子供たちに夢を与えて下さい。予算の関係もありますが子供たちに夢を与えてもらいたい。
 このまま中途半端で終わっていいのでしょうか?ブラウブリッツや楽天イーグルスの試合を秋田市以外でも楽しめるよう、お願いします。
 プロ野球一軍公式戦について、秋田市以外でも試合が出来る環境が整ったら、楽天イーグルスと契約結ぶまでいけたらいいです。
 おいしいとこを隣県の岩手、青森、山形に持ってかれてはダメです。

県からの回答

処理区分調査・検討中
本文  現在の県立野球場(こまちスタジアム)は、昭和49年に竣工した旧県立球場の老朽化に伴い新設された球場で、プロ野球公式戦、全国規模の大会が開催できる諸設備やナイター設備を有する本格的な野球場として平成15年にオープンしました。これまで、県内の社会人、大学、高校などの公式戦等に利用されるほか、プロ野球公式戦も年間数試合が開催されるなど、名実ともに秋田県を代表する野球場となっております。
 特にプロ野球公式戦の開催においては、憧れのプロ野球選手を一目見ようと、小学生から大人まで多くのプロ野球ファンがこまちスタジアムを訪れ熱い声援を送る姿が見受けられます。
 県としましては、引き続き、プロ野球一軍の公式戦の開催が可能でナイター設備を有する野球場として、多くの県内プロ野球ファンに「みる」楽しみを提供してまいります。
 ご要望のありました、大館市や横手市、能代市の野球場をプロ野球一軍の規格に合わせた改修又は新設につきましては、私も、各地に十分な施設があり、子ども達が一流のプレーに触れ、将来の夢を抱くことはたいへん良いことであると思っております。
 しかし、プロ野球一軍の規格に合致した野球場は、多額の建設費や改修費のほか、芝や照明、電気設備を含め維持管理費が毎年掛かることになります。また、施設の利用については、プロ野球の試合のほか各種大会等に限られますので、必要性や費用と効果の面で十分に検討のうえ、総合的に判断するものと考えられます。
 こうした観点から県立野球場は、県民全員の施設として設置しておりますので、大館市や横手市、能代市の野球場については、それぞれの市町村が施設管理計画等に基づき対応を判断していくべきものと考えております。
 次に、サッカースタジアムの整備につきましては、野球場と同様に、多額の施設整備費や維持管理費を要しますので、財源確保の方策や費用対効果をはじめ、幅広い県民の理解を得られるか慎重に検討していかなければなりません。
 そうした中、去る3月には、サッカースタジアム整備を求める約18万筆の署名による熱い思いを受け取っております。また、今季のブラウブリッツ秋田の成績は、第9節を終えた時点で負けなしの首位に立ち、J2昇格の期待を抱かせる快進撃を続けております。
 県では、今後、J2ライセンスの取得に必要なスタジアム整備について、関係者などからなる協議の場を設け、設置場所を含めスタジアム整備の課題等を十分に議論してまいりたいと考えております。

事項名:スポーツ振興