県民の声

受付日2018/3/27
受付番号294355
広聴形態知事への手紙
提案区分苦情
本文  平成30年3月26日の夕方のニュースを見ました。ブラウブリッツ秋田の試合に関してのコメントで「観客が集まるように努力が必要」とありました。確かにそれはごもっともだと思います。
 でもその前に知事は、「集まったのか集めたのか」と言いながら馬鹿にしたように薄ら笑いを浮かべましたね。集まったにしろ集めたにしろその人たちは八橋陸上競技場で青い紙をもちブラウブリッツ秋田を応援したのは間違いないです。集まった皆さんはあの会場でおいしいものを食べ、ふわふわ遊具で遊び、お祭りのような雰囲気にわくわくしたのも間違いないと思います。
 試合途中で観客人数の発表の時に皆が注目して静かになりました。人数発表後の歓声を知事はその場で聞いておられましたか?あの歓声は集められてしぶしぶ来たというものではありませんでしたよ。その場に来ることもせず、その場の状況を見ずもせずにただご自分の想像と周りから聞いた話だけで物事を判断していませんか?
 あの試合を盛り上げたいと観客集めに奔走したブラウブリッツ秋田、サポーター、スポンサー、そしてあの場にいた観客に対してあまりにも失礼な薄ら笑いで私はがっかりして涙が出てきました。
 知事は、ブラウブリッツ秋田に対して辛辣な言葉が多いのはなぜですか?彼らのユニホームの背中を見たことはありますか?「We
 are
 Akita」とまさしく秋田を背負って戦っています。秋田出身でもないのに、秋田の皆さんの笑顔のためにと戦っています。でもそれが仕事でしょ?と思うかもしれませんが、では知事は秋田県民が笑顔になれるような仕事をしていますか?
 スポーツ立県を掲げている秋田県なのに、秋田を背負って戦う選手たちやまたそれを応援する人たちをがっかりさせるような言葉はもう聞きたくありません。

県からの回答

処理区分その他
本文  ブラウブリッツ秋田の昨シーズンの素晴らしい成績を含め、同クラブのこれまでの地域活性化への取組については、深く敬意を表しますとともに、日頃から、関係の皆様には感謝を申し上げているところであります。
 Jリーグの観客数の算定は、無料招待者も含め、実際に来場した人数を観客数とすることにしており、ブラウブリッツ秋田においても、サッカースポーツ少年団等の無料招待を行うことにより、県内におけるサッカー競技人口の裾野の拡大とサポーターの増加につなげていきたいとのお話を伺っております。
 その一方で、今後、クラブの安定的な経営を維持していくためには、収入確保につながる有料観客数の増加は欠かせないものとも考えております。
 ご意見のとおり、3月25日のホームゲーム開幕戦では、ブラウブリッツ秋田が「1万人応援プロジェクト」として、後援会を中心に県内企業などに幅広く来場を呼びかけた結果、これまでの最大となる11,802人の観客数となりましたが、とても残念なことに、4月1日のホームゲーム第二戦では、1,971人の観客数に止まっております。
 昨シーズンのJ2全体の平均観客数は6千数百人ほどであり、J2の昇格に当たっては、特に力を入れずとも、このくらいの観客が自然に集まってくださることを期待しているため「集めた」と発言したものであります。この発言が、誤解を招いたとすれば非常に残念でありますが、決して、ブラウブリッツ秋田と後援会の取組や集まった観客の方々がチームを応援する気持ちを否定したものではありません。
 県としましては、クラブの観客数拡大の取組をPR面で後押しし、藤井様のご感想のように、お祭りのような雰囲気にわくわくした皆さんが何度も試合に足を運ぶような、地元プロスポーツチームを応援する気運を盛り上げてまいりたいと考えております。

事項名:スポーツ振興