県民の声

受付日2018/5/11
受付番号304009
広聴形態知事への手紙
提案区分提言・要望
本文  ブラウブリッツ秋田のホーム建設について少し思ったことを書かせてください。長女が4月に横浜アリーナで行われた韓国のアイドルグループのコンサートに行ってきました。一人で電車にも乗ったことのない子が旅行の計画を立てチケットを買い、横浜に出発しました。
 そこで私もいろいろ興味を持ち韓国のアイドルと日本の若者との距離、影響、ネットワークを調べたところ、物凄いブームと巨大な産業になっていることに改めて驚かされました。
 そこに、この度のブラウブリッツ秋田のホーム建設のニュースです。競技場は、ぜひ屋根付きにしてはいかがかと思いました。スポーツスタジアムの側面として、韓国、いずれは中国のアイドルの聖地にするのはどうでしょうか。合わせて韓国便を復活させます。韓国から近い秋田の利点を諦めたくありません。ですので建設地は飛行場や高速道路とアクセスの良い所を希望します。
 若者の行動力とパワーは凄まじいです。娘もアイドル見たさにアルバイトをしてせっせとお金を稼いでいます。友人のお子さんは九州までコンサートに行きました。子供のお小遣いは馬鹿にできません。好きなアイドルのためにつぎ込むお金は時々話題になります。アニメの様にアイドル産業は広がり続けています。
 そして若者だけではなく、主婦層の韓国ドラマ好きも冬ソナから継続中です。日本のアイドルを見に韓国から秋田に、韓国の芸能人を見に全国から秋田に、そんな場所にするのは不可能でしょうか。
 横浜アリーナは1万6千人。国立競技場には6万の若者が全国、海外から駆けつけるのです。それも5日間連続で。モーグルのワールドカップ、バドミントンのマスターズよりも県外から人が流れてくるでしょう。
 スポーツだけだと寄付を募るにも賛同者に世代の偏りが出てきますが、そこに文化を加えて幅広く建設への寄付を募れば若い人や主婦層、秋田以外の人も興味を持ってくれるのではないでしょうか。
 ただし、漠然とした文化ではダメです。思い切った意外な価値観に目を向けさせ売りたいものを明確に徹底的に宣伝するのです。
 正直、サッカーは私の周りでは人気がありません。ですが、前記のように使えるスタジアムなら寄付します。スポーツと文化が共存する東北で1、2番くらいのアリーナをぜひ作ってください。

県からの回答

処理区分調査・検討中
本文  昨年度、当県が開催した「スタジアム整備のあり方検討委員会」において、新たなスタジアムの建設は、地域の交流拠点として、様々な人が集い、将来のにぎわいが期待されるなどの意見が出されたほか、ブラウブリッツ秋田が国の委託を受けて開催した協議会でも、交流人口増などを視野に、コンサートの利用も考慮したスタジアムの整備に向けた検討がなされたところです。
 その一方、検討委員会では、ドーム型のスタジアムは、建設費や維持管理費が多く掛かることや、日光が遮られることからサッカースタジアムで必須とされている天然芝の成育に支障があるなどの課題があることから、慎重な意見も出されておりました。
 今年度は、新たに設置した「新スタジアム整備構想策定協議会」において、昨年度の取組による提言や報告書等を参考にしながら、より多くの県民が利用できる新たなスタジアムの建設に向け、更なる調査・研究を行うこととしております。
 「スポーツに文化を加えたスタジアム建設」、「空港や高速道路とのアクセスの良い建設場所」、「文化目的を加えての幅広い寄付募集」というご提案についても、建設場所や規模・機能、財源調達の手法などの検討に当たっての参考としながら、今後、秋田市などのホームタウンと連携し、議論を進めてまいります。
 なお、韓国との定期便については、早い時期での定期便の運航再開に向け、教育・文化・スポーツなど、さまざまな分野において草の根の交流を拡大し、運休期間中のチャーター便の実績を着実に積み上げる取組を続けてまいります。

事項名:スポーツ振興