県民の声

受付日2018/8/22
受付番号304023
広聴形態知事への手紙
提案区分提言・要望
本文  金足農業高校野球部の甲子園での一生懸命なプレーに心を奪われた秋田県民のひとりです。秋田が一つになって、こんなに盛り上がった夏は生まれて初めてでした。私と同じように思っている県民も多いと思います。
 是非、竿燈大通りで準優勝のパレードをと言いたいのですが、パレードのような派手な行事は高野連に禁止されているとも聞きました。とは言え、最後の最後まで秋田のために頑張った金農ナインに、県民皆がありがとうとお礼を言える場を市役所や県庁等の狭い空間ではなく、なかいちのにぎわい広場とか、もっと広い場所で設けていただけないでしょうか。秋田の将来を担う子どもたちに、今一度、秋田が一つになって盛り上がっているところを見せたいです。

県からの回答

処理区分実施困難
本文  第100回全国高等学校野球選手権記念大会において、本県代表の県立金足農業高等学校が準優勝という素晴らしい成績を収めました。決勝戦では、大阪桐蔭高等学校に敗れ、秋田県及び東北地方の悲願である全国大会初優勝は成らなかったものの、全国の強豪校との対戦を通じて、選手たちが一戦一戦成長していく姿は、秋田県民はもちろん、全国の方々に感動と元気を与えてくれました。金足農業高等学校野球部の選手及び関係者の皆様には、感謝の気持ちでいっぱいであります。
 さて、お寄せいただいた御提案についてお答えします。
 日本学生野球協会が定める日本学生野球憲章や日本高等学校野球連盟が全国大会出場校に配付する代表校・応援団の手引によりますと、学生野球の理念や事故防止等の観点から、「駅頭や広場での行事の禁止」「行事は学校内で開催する」という規定があり、この内容を各学校はもとより、各都道府県・市町村にも理解・協力を求めております。現行の規定に様々な御意見があることは承知しておりますが、スポーツマンシップやフェアプレイの精神からも規定を遵守することは大切なことであると考えています。また、選手たちはまだ高校生であり、特に3年生は、高校卒業後の就職や大学進学に向けた活動に切り替えていかなければなりません。選手たちが希望する進路を実現できるよう、陰ながら応援していきたいものであります。
 この度の金足農業高等学校野球部の活躍は、秋田県民に希望と勇気を与えてくれたことから県民栄誉章を贈ることにしており、学生野球の理念や事故防止等の観点など、関係団体から御指導を受けるとともに、金足農業高等学校の意向も考慮して、授与式のあり方を検討することにしております。

事項名:スポーツ振興