県民の声

受付日2019/12/18
受付番号314028
広聴形態知事への手紙
提案区分提言・要望
本文  今朝の新聞で、『知事「少し熱冷めた」』という見出しを見て、とてもがっかりしました。
 プロスポーツなので結果が大事なことは良く分かります。でも、ノーザンハピネッツが降格した時はどうだったでしょうか。成績がどうであれ応援していくというような発言をしていませんでしたか。
 冬でもできるバスケットボールに一本化とは、どういうことでしょうか。サッカーに興味がない人がいるのと同様に、バスケットボールに興味がない人もいるのです。子供に人気のあるスポーツは、全国的にバスケットボールよりもサッカーです。
 この雪国秋田でも、冬にサッカーができる環境、さらにはサッカーだけでなく、県民の方々が気軽に運動でき、ライブなどが開催できるスタジアムを目指しているのです。ブラウブリッツだけのためではありません。秋田を少しでも元気にしたいというのが、岩瀬社長の気持ちです。
 目指しているスタジアムができれば、音楽のイベント、甲子園のパブリックビューイングなど使い道はたくさんあります。県外から人を呼ぶイベントもできます。
 強いから応援する。強いから環境を整える。そのようなものでしょうか。私は、秋田のチームだから応援する。強くなるために環境を整えるものだと思います。
 税金を使うので難しいことだとは思いますが、文化施設に興味がない人がいたとしても、税金を使って建てています。私は納得できません。
 そして、とてもガッカリしました。秋田の未来に希望が持てなくなりました。

県からの回答

処理区分調査・検討中
本文  県では、プロスポーツチームの活躍は、競技人口の増加や競技力向上といったスポーツ振興への貢献に加え、県民の一体感の醸成や交流人口の拡大、にぎわいの創出といった効果が期待できると考えています。
 そのため、ブラウブリッツ秋田の活躍を期待する県民やサポーターの声に応えるとともに、本格的なサッカースタジアムが県内に整備されていないという現状を踏まえ、現在、秋田市と共に、新スタジアム整備に向けた検討を進めているところであり、整備そのものを見直すという考えはないことは御理解いただきたいと思います。
 県、秋田市共に厳しい財政状況の中で、新スタジアムの整備には多額の費用がかかることや、現状ではスタジアムの使用形態が限定的とならざるを得ないことを踏まえれば、民間からの一定の参画を前提として、県民理解を得ていく必要があると考えています。
 しかしながら、昨シーズンはチームの成績が今ひとつということもあり、ホームゲームの1試合平均の観客数は1,576人と2018シーズンの2,839人から4割以上減少し、J3の平均2,396人と比較しても相当低位にあるなど、一時に比べて県民の関心が下がっており、スタジアム整備に関する民間からの参画の動きが出てくるような県民世論の盛り上がりがあるとは言えない状況にあります。
 私の発言は、チームが優勝したときに比べ、民間の後押ししようという動きが見られないことについて、「熱が冷めたのではないか」と申し上げたものであり、県民の関心を高め、今後、整備を進めていく上では、何よりチームの活躍が不可欠ですので、県としても、チームが来シーズン、一層の活躍を見せ、J2への昇格を果たすことができるよう期待するものです。

事項名:スポーツ振興