県民の声

受付日2020/5/25
受付番号203
広聴形態知事への手紙
提案区分提言・要望
本文  新型コロナウイルスの影響で、本当に色々な日常が変化していっています。先日も高校野球、甲子園大会が中止となったニュースを見ました。大人は『誰が悪い訳でもない。この思いをバネにして』『今までやってきたことは決して無駄ではない。野球を嫌いにならないで欲しい』などと話していますが、それは子どもたちや周りは十分にわかっています。
 『次のステージへのステップ』にと言うのなら、向かわせるための場所や環境を大人が作ってあげないとダメだと思います。秋田は少子高齢化が進んでいて、子育て世代の私たちには児童手当や、マル福の利用など医療や福祉のバックアップがあって、とても助かっています。そこまで頑張ってくれている秋田県是非、精神的なバックアップもお願いしたいです。
 知事さんの県民へのお願いのテレビをみてた子どもたちはステイホームを頑張りました。家で黙々とトレーニングを工夫して頑張っていました。その子どもたちに応えるべく、他県との交流がなくても秋田県の中で大会や試合を計画することの許可を検討していただきたいです。
 感染拡大予防に努める色々な制約があったとしても、区切りとなる何かしら『かたち』になるものがないと次へのステップにはならないと思います。島根県知事さんが県内での大会開催を検討する内容をネットニュースでみました。
 佐竹知事さんに全国1番に発表して欲しかった。秋田県は、子育てに対して『医療、福祉』プラス『精神的なフォローもしている』と全国にアピールして下さい。子どもたちの精神的な区切り、次へのステップのために『高校3年生、中学校3年生、小学校6年生』の子どもたちの心を救ってあげて下さい。

県からの回答

処理区分実施予定
本文  新型コロナウイルス感染症の影響で、部活動の県大会や全国大会の中止が次々と決まり、子どもたちがこれまで仲間と共に頑張ってきた成果を発揮する機会や、目標とする大会を失ったことは非常に残念です。
 県高等学校体育連盟や県高等学校野球連盟、県中学校体育連盟では、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策をしっかりと行った上で、代替となる大会等を実施することについて関係者と協議を進めているところであり、県高野連が7月に独自大会の開催を表明するなどの動きも出てきております。
 実現に向けては様々な課題がありますが、県としましてもこうした取組をバックアップしてまいりたいと考えております。
 また、高校3年生や中学校3年生、小学校6年生の皆さんには、この残念な経験があったからこそ、今の自分があると思える日が、いつか必ず報われるよう、学習面ともどもケアに努めてまいります。
 子どもたちが自主性を育み、夢に向かって努力する部活動は、学校教育の一環として重要であると考えておりますので、引き続きその活力アップに向けた様々な施策を推進してまいります。

事項名:スポーツ振興