県民の声

受付日2020/11/30
受付番号487
広聴形態知事への手紙
提案区分提言・要望
本文  県内の各市の持ち回りで年に一度、県民一般参加のある県民歌の合唱会があったと大仙市の広報で読んだ記憶があります。
 コロナ禍で合唱など大きなイベントができない状況にあると思いますが、有志による県民歌のリモート合唱が行われ、その模様が動画サイト(YouTube)に上げられています。
 【離れていてもみんなで秋田県民歌を歌いたい】https://www.youtube.com/watch?v=26shug0illQ
 年末に再度開催の検討もされていますが、本年はともかくも、コロナ禍が終息しましたら県の主催あるいは協賛で年越しに第九の替わりに県民歌を歌うイベントの開催を提案致します。
 『年越し県民歌』が秋田の大晦日の定番になればと思い、ご提案申し上げます。

県からの回答

処理区分調査・検討中
本文  秋田の優れた自然や風土への歓喜が込められた秋田県民歌は、今年で制定から90周年を迎え、日本を代表する県民歌として、私も誇りに思っておりますが、今般の新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、多くの文化芸術振興事業が延期または中止せざるを得ない状況にあるとともに、秋田県民歌を合唱等する機会も減っていることは、非常に残念でなりません。
 こうした中、有志の皆様による秋田県民歌のオンライン合唱が行われ、動画として配信されていることを、大変うれしく思うとともに、心強く感じているところであります。
 県では、平成26年に開催された「第29回国民文化祭・あきた2014」を契機として、秋田県民歌に、一層親しみを感じてもらい、世代を超えて歌い継がれていくよう、中学生・高校生による合唱バージョンやピアノ伴奏バージョン等を収録したCDを制作し、各市町村、学校、文化団体等に配布しており、卒業式等の式典やスポーツ大会など様々な場面で、秋田県民歌が斉唱されております。
 また、平成30年度から開催している中学生・高校生を中心とする若者のパフォーミングアーツの祭典「Akita
 Jam
 Festival」では、フィナーレに秋田県民歌の合唱を演目として取り入れるなど、出演者と来場者が一体となって、秋田への愛着を高め、地域を盛り上げる取組も行っています。
 こうした取組に加え、今年度は、民間団体が、県民歌制定90周年を祝う事業の開催に向けて準備を進め、県も支援を行うことにしておりましたが、感染症の影響により、残念ながら開催が中止となりました。
 感染症の収束にはいまだ時間を要し、多くの文化芸術振興事業が、これまでと同様に実施できる状況ではありませんが、県としましては、秋田県民歌が広く愛され、ふるさと秋田を想う歌として歌い継がれていくよう、令和4年度の「あきた芸術劇場」開館の機会もとらえながら、今後も合唱等の機会を創出してまいりたいと考えております。

事項名:文化振興