県民の声

受付日2019/5/7
受付番号314005
広聴形態知事への手紙
提案区分提言・要望
本文  私は秋田県の出身で、現在は広島県の安芸太田町に住んでおり、ここでの起業を目差しています。
 起業の内容は、今までの経験を活かした複合的な取組ですが、私が一番に力と気持ちを込めたいのが、中国地方における「私設」秋田県アンテナショップとなるべく「あきおおたあきた屋」です。
 広島県北西部に位置する安芸太田町は、降雪地帯であり、気候や景観は私の故郷を思わせます。私がこの町に移住を決めたのも、遠く離れた秋田を感じることができる町だったからです。
 広島にも多くの秋田県出身者がいて、県人会もあり、広島県で毎年開催される全国都道府県対抗男子駅伝競走大会での応援など活発に活動しています。私も県人会に所属し、起業についても応援していただいています。県人会の皆さんにとっても、懐かしい秋田とつながった場所、心の寄り所にしたいと思っています。
 私が慣れ親しんだ秋田の味や産品、新しい魅力や文化を発信できる場所にしたいとの思いは強いのですが、一人の力は微力です。
 そこでお願いですが、私の「私設アンテナショップ」活動を「許可」いただき、もっと言えば「認定」、さらには「公認」という形で応援していただけたらと思います。
 佐竹県知事から活動の許可をいただけましたら、秋田県内の地域おこし協力隊の皆さんや各企業へ協力をお願いし、産品の提供や情報交換、ゆくゆくはイベント企画などを一緒に行い、「あきおおた」と「あきた」を一緒に盛り上げていければと思っています。
 品川や銀座のアンテナショップのような大規模なことはできませんが、私設ならではのパワーで秋田への恩返しをしていきたいと思っています。
 安芸太田町の皆さんからは、「きりたんぽが食べたい。」、「ババヘラは秋田でしか食べられないの?」などの声が集まっています。たくさんの応援と期待の中、今年の夏ごろには開業したいと思っています。一方的なお願いで申し訳ありませんが、是非応援してくださいますよう御検討願います。

県からの回答

処理区分実施予定
本文  広島県安芸太田町において秋田県の産品等を取り扱う「私設アンテナショップ」を起業したいというお考えは、故郷である秋田への思いが強く伝わり、私としても大いに喜ばしく感じているところであり、また安芸太田町や広島県人会の方々にも必ずや歓迎されるものと期待しています。
 こうした「私設アンテナショップ」の取組については、様々な形態があることから、県としては一定の基準を設けて公認するなどの対応はしていませんが、他県において本県の情報を積極的に発信していただける場合には、県としても各種の情報提供や関連事業者の紹介などといった形で、協力できるものと考えています。
 本県から遠く離れた広島県での起業は、様々な御苦労があろうかと思いますが、県としてもあなたの意欲的な取組が実を結ぶよう、できる限り応援させていただきますので、事業が具体化された際には、下記担当までお気軽にお問い合わせください。
 ○秋田県観光文化スポーツ部
 秋田うまいもの販売課
 調整・食品振興班
 ○秋田県大阪事務所
 物産・観光班

事項名:秋田の食の磨き上げと販路拡大