県民の声
あきたの「きりたんぽ」について

回答日:

担当部局:観光文化スポーツ部

県民の声

受付日2019/5/9
受付番号314007
広聴形態知事への手紙
提案区分提言・要望
本文  秋田で生まれた私は現在72歳になりましたが、いくつになっても故郷があり、帰っても温かく迎えてくれる家族があり、山や川の風景が目に入れば、すぐに5歳の頃、10歳の頃と思い出されるのは有難いことです。そして今頃であれば、こごみ、タラの芽等の山菜や美味しいお米に漬物と数え上げたらキリがありませんのでこの辺で、と思ったのですが「きりたんぽ」については、やはり書かずにはいられません。がっかりで残念だからです。
 大好きな「きりたんぽ」。最近では、ちょっとしたスーパーでも見かけることが多くなりました。私は子供の頃から、よく母の手伝いで「きりたんぽ」作りをやりました。皆でワイワイ大騒ぎしながら作ったことを思い出します。御飯をすりこ木で潰してこねて、杉の串に握って付け、囲炉裏で焼く作業が年を経るごとに上手になっていきました。弟や妹には、いかにも先輩面して、ああでもない、こうでもないと教えたり、数々の失敗を重ねながら楽しくできるようになりました。秋田県人としては当然のことで、自慢の一つにしている「きりたんぽ」です。
 ところが、私が知っている「きりたんぽ」は、どこにも売っていないということが分かりました。多くのメーカーがあるのでしょう。何人かの友人が買って食べたそうです。また、秋田出身の友人と一緒に他県の人も含めて妹が食べたそうです。私もお土産にいただいたことがあります。何れもごめんなさいねと遠慮したい程の品物でした。
 私が子供の頃から実家で食べていたような、全て手作りの「きりたんぽ」のことを言っているのではありません。せめて、口にした途端、汁に入れた途端、ボロボロと崩れたり、汁が白く濁らないものであって欲しいものです。「きりたんぽ」という名前だけのものは、商品としていかがなものかと思うのです。
 初めて「きりたんぽ」を口にした人が、そのようなものだと思い込んでしまう怖さは、私の思い過ごしでしょうか。
 他県に住んでいますが、いつも秋田が一番に出てきます。少しでもマイナスなことがあれば、プラスにならないかと考えた方が良いと思います。

県からの回答

処理区分その他
本文  「きりたんぽ」は、全国に誇る本県の食文化の一つであるとともに「稲庭うどん」などと並ぶ特産品であり、県外でも知名度が高く、秋田の伝統郷土料理「きりたんぽ鍋」として広く親しまれています。
 「きりたんぽ」には「生タイプ」や「冷凍タイプ」に加え、長期間保存が可能な「レトルトタイプ」など多様な商品形態があり、タイプごとの調理方法も若干異なりますが、大半の商品に共通した調理方法として、電子レンジや湯せんで加熱してから使用することや、きりたんぽ鍋の場合は他の具材よりも後に入れることが表記されています。
 県内の製造事業者の方々によりますと、初めて調理される方からは、鍋の中ですぐに崩れてしまうとの意見が寄せられることがあるとのことですが、加熱や調理の順番を表示どおりに対応していただけないことが主な原因となっているようです。
 しかしながら、調理方法に問題がなく、商品そのものに満足がいかない「きりたんぽ」である場合は、お手数ですが、製造業者に対してその旨を率直にお伝えいただくことをお勧めします。製造業者にとっても顧客満足度を把握し、自社商品の改善や開発に繋げるよい機会になると思います。
 県としましても、本県の郷土料理である「きりたんぽ」のブランド強化を図るため、徹底した品質管理や分かりやすい調理方法の明記とともに、消費者ニーズに即した商品づくりについて、様々な機会をとらえ、製造事業者の方々に強く呼びかけてまいります。

事項名:秋田の食の磨き上げと販路拡大