県民の声

受付日2017/6/19
受付番号294038
広聴形態知事への手紙
提案区分提言・要望
本文  私は、秋田が地方発展に尽力していると思います。たとえば、教育の高さを利用して他県の留学生を受け入れたり、廃校された校舎を企業オフィスにしたりしたのはすごいと思います。
 そこで秋田の発展を願い提案をします。それは、ペット観光特区というものです。
 秋田の何箇所かの観光地を認定し、その地域内はペットと一緒に観光ができる。こうして世界中からペット観光客を呼び込み活性化させる。
 同時にペット関連施設誘致と、ペットによる観光地の汚染対策の両立を図る。
 前者は、ペット観光特区へのペット関連会社の進出に対し優遇税制を行う。例えば、進出した一年間は利益への課税をしない。土地の固定資産税を徴収しない。
 後者は、ペット観光特区での宿泊費にペット観光特区維持税を課税・徴収し、その費用をペットのうんち対応などに使う。
 こうしてペット観光特区で、世界のペット連れ観光客を取り込んでほしい。秋田の発展を願う。

県からの回答

処理区分その他
本文  私は動物が大好きで、自分でも猫を飼っておりますが、秋田県といえば、やはり海外でも高い知名度を誇る秋田犬が代表的であり、昨年度から本格的に秋田犬を活用した観光PRを実施しております。
 最近では、県内の観光地を旅する秋田犬をテーマとしたポスターがSNS上で人気となり、首都圏のテレビ番組で取り上げられるなど、秋田犬は本県の認知度向上に大いに貢献しているところです。
 いわゆるペットツーリズムについては、ペットと楽しく過ごせる「秋田県」というイメージづくりを目指すために、県も後押しして平成25年11月に宿泊施設やペット関連サービス業者等からなる「秋田県ペットツーリズム推進協議会」が設立され、現在Webサイトの運営やラジオ番組の提供等を行っております。
 また、県としても、ペット連れのお客様の宿泊に積極的に対応しようという、意欲的な宿泊施設の改装に対する助成などの支援を行ってまいりました。
 ご提案の、ペットと観光ができることを広くアピールし、ペット連れの観光客を取り込んでいくという主旨は、秋田を訪れる観光客を増やす手法の一つとして有意義なものでありますが、県内の宿泊施設に対するアンケート調査では、必ずしもペットと一緒に泊まれる宿とすることに積極的でない施設も少なからずあることも事実であり、ペット観光特区という提案の具体化には、ペットツーリズムに対する理解を深めていくことが欠かせないものと考えております。
 まずは、国内外のペット連れや動物好きの多くの観光客の皆様から、本県の豊かな自然や食の魅力を楽しんでいただくのが望ましい姿であり、引き続き、民間の方々と協力しながらペットツーリズムの推進に努めてまいります。

事項名:観光振興