県民の声

受付日2018/10/9
受付番号304033
広聴形態知事への手紙
提案区分照会
本文  秋田犬を前面に押し出した観光キャンペーンに疑問を感じます。
 犬は生き物です。大館市の秋田犬ふれあい処の飛鳥ちゃんは体調不良になりました。かわいそうです。
 「秋田犬ブーム」が去った後のことは、どうお考えかお聞きしたいです。

県からの回答

処理区分その他
本文  秋田県では、これまで、観光ガイドブックやポスターへの秋田犬の掲載や、観光客と秋田犬とのふれあいなど、国内外に人気の高い秋田犬を活用した観光振興の取組を行ってきました。秋田犬とのふれあいにおいては、秋田犬との接触方法等について専門的な知識や経験を有する動物取扱責任者を常駐させるとともに、秋田犬の保存保護等を目的とする公益財団法人秋田犬保存会と連携し、アドバイスをいただきながら、できるだけ犬への負担がかからないように配慮してまいりました。
 しかしながら、近年、秋田犬とのふれあいができる市町村や民間の観光施設等が増加し、また、それぞれの施設に予想以上の多くのお客様が訪れ、御指摘のとおり、秋田犬が体調を崩してしまう事例も見受けられるようになりました。
 そのため、県では、秋田犬のふれあい施設の運営事業者や動物愛護を担当する県動物管理センターが参加するネットワーク会議を新たに設置したところであり、今後は、この会議において、施設同士が互いの情報を交換し、秋田犬のストレス軽減などについて取り組むことにより、秋田犬の体調を第一に、適切な環境でふれあいがなされるように努めてまいります。
 本県には、他地域に誇れる観光資源が多数ございますので、秋田犬だけではなく、様々な魅力を国内外に発信することにより誘客を促進してまいりたいと考えています。

事項名:観光振興