県民の声

受付日2019/3/20
受付番号304047
広聴形態知事への手紙
提案区分提言・要望
本文  私は、結婚をきっかけに中国から来秋して20年以上になります。
 現在、秋田市内で、韓国語・中国語教室を開いており、今年で15年目を迎えます。また、高校や専門学校に講師として勤めており、県内外で翻訳や通訳を毎年50件以上担当しています。
 私は、秋田が大好きで、地元の方々以上に秋田の魅力に感動しており、外国人の目線から秋田の魅力を外国の皆様に伝えて行きたいとずっと思っていました。また、外国人観光客や外国人労働者への優しい環境づくりにも貢献したいと思います。
 ずっと前から思っていることがあります。秋田県に外国語コールセンターを設置し、個人の観光客がいつでも、どこでも安心して旅行ができ、観光事業者や外国人労働者受入企業にも安心して外国人を受け入れられるようにすることはいかがでしょうか。
 県がコールセンターを設置することで、各企業は、外国語のスタッフを雇用しなくて済むし、電話一本で中国語、韓国語、英語の通訳ができるので、とても便利だと思います。
 ちなみに、私は、中国語、韓国語、日本語ができますので、今までの経験をいかして、様々なトラブルや相談に対応できます。
 県や市でも相談の窓口があるようですが、相談時間や人材が不足しており、幅広く宣伝もしてないので、自分が考えているコールセンターとは程遠いです。この外国語コールセンターの設立を是非私に委託事業として任せていただけないでしょうか。情熱を持って、秋田へのインバウンド事業や外国人労働者受入事業に貢献したいと思います。
 人材の確保やコールセンターの設立、仕事のビジョンは、すでに数年前から描いております。是非、一度御検討をお願いします。

県からの回答

処理区分実施困難
本文  県では、外国人が県内で暮らすための相談窓口として、秋田県国際交流協会に外国人相談センターを設置し、英語・中国語・韓国語などを中心とした多言語での電話等による一般的な相談への対応や、入管、消費生活、DV、こどもの就学等の相談について専門機関と連携を図りながら対応しているほか、県内9地域の地域外国人相談員が、日常的な困りごと、悩みごとの相談に対応しています。
 さらに、平成31年度からは、同センターに相談対応の専門員を新たに1名配置するとともに、特に、県内で増えつつあるベトナムやフィリピンからの労働者への対応に加え、その他の言語にも対応できるよう携帯型翻訳機を導入するなど、同交流協会を中心とした相談体制の強化を図ったところです。
 また、観光などで本県を訪れる外国人への対応については、言語による不便さを解消し、旅行満足度の向上等を図るため、一般社団法人東北観光推進機構が提供している英語・中国語・韓国語の多言語による電話通訳サービスを利用し、県内のホテルや旅館、観光施設等の担当者が、365日24時間いつでも、電話通訳専用ダイヤルの電話機越しに外国人の方と円滑なコミュニケーションができるようにしているところです。
 御提案いただいた本県独自の外国語コールセンターの設置については、経費の問題もあり難しいところですが、まずはこれらの取組を、今まで以上に県内在住の外国人や県民、関係事業者等に周知するよう努めていきたいと考えています。

事項名:観光振興