県民の声
電・畜・漁の連携について

回答日:

担当部局:農林水産部

県民の声

受付日2022/1/31
受付番号471
広聴形態知事への手紙
提案区分提言・要望
本文  強風で牧草しか育たない日本海沿海や半島・岬への民間の風力発電事業者の誘致は正しい。問題は風力という点の開発に止めることなく、県主導で過疎化する男鹿半島や岬、崎、鼻等三方を日本海に囲まれた地域での放牧・牧畜場化をご提案したい。
 既存参入事業者を含め、面的な畜産業への複合的企業参入を促したい。畜産業は規制の多い農業の中でも、企業にとっては新規参入しやすい領域だ。農地の賃借部分には県の農地バンクを介在させればよい。過疎地内の再生事業なら地域JAの反対もなく、むしろ協賛・協調を得られる。洋上発電同様、30年間の農地利用権設定等、遊休地賃借による企業の農業への参入は地元にも歓迎される。
 参入企業には、一帯化借受地内の一角に牧畜舎を新築し、つがる市畜産農家の協力を得た肉用牛生産に加え、跡取りのない畜産農家と資金・資産のない意欲ある若い新規参入者へ畜舎の区分貸しへの「つなぎの事業」(経営委託事業)も容認し、ご提案したい。跡取りのない畜産農家、新規参入者双方にとって継承しやすく、定着しやすい環境が与えられる。畜産への若い新規参入者誘致には「働き方改革」と「糞尿の合理的衛生管理」が求められる。
 県の研究機関による糞尿分離の有機肥料化に加え、沿海漁業向けミミズ等生餌増殖商品化を併せて探求させたい。浄化水と生餌混合の放流で沿海の定置網・養殖漁業への飼料供給で漁獲高が増えれば、放水への漁業者からの快諾が得られる。放牧場と風力発電塔は美の国秋田に新たな景観化、観光客誘致をもたらすように思う。

県からの回答

処理区分実施中
本文  過疎地域の遊休地等における放牧・牧畜場化につきましては、土地の有効活用や飼料費の削減による低コスト化などのメリットがあることから、県としては、これまで畜産農家が取り組む草地整備や牧草等飼料収穫機械の導入に対し支援し、畜産振興を図ってきたところであります。
  男鹿市では、若い担い手による遊休地での草地整備と肉用牛経営の規模拡大を図る取組や、畜産農家と耕種農家が連携した家畜糞尿の土壌還元の取組、また、市が誘致した企業による畜産加工品の製造開始など、畜産を巡る動きが活発化しております。
 今後も、こうした意欲的な取組を促し、担い手の育成を支援することで男鹿地域をはじめ県内全域での畜産業の活性化に努めてまいります。
 なお、沿岸漁業向けミミズ等生餌放流につきましては、水質に影響がないよう慎重な対応が必要と考えております。

事項名:農業振興