[県民の声] 結婚関連イベント等を活用した地域の活性化について
回答日:
担当部局:あきた未来創造部
県民の声
受付日 | 2017/12/6 |
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受付番号 | 294258 |
広聴形態 | 知事への手紙 |
提案区分 | 提言・要望 |
本文 | 私は今、大館市の高校3年生です。現代社会演習の授業で、秋田県や大館市の活性化について学んでいます。他の県で実際に行われた政策や、その成果から大館市の活性化に生かせるものはないか、秋田県や大館市の魅力をどう伝えれば良いかなどを考えています。 私は将来、ウェディングプランナーになりたいので、仙台市のウェディング専門学校に進学しますが、結婚する人が減ってしまうと、ブライダル業界に影響が出てしまうので、そうならないための具体的な案を考えてみました。 まず、秋田県や大館市にある結婚式場やチャペルの様子などを皆に知ってもらうべきだと思います。例えば、ホテルは結婚式を挙げられる場所ではないと感じている若者もいると思うので、そういう人たちへ向けた情報の発信ができれば、結婚式を挙げてくれる人が増えるのではないかと思います。 そのため、対外的にアピールできる秋田県出身の佐々木希さんに秋田県の結婚式場について、なんらかの形で宣伝していただけないかと思いました。 私の通っている高校では、”秋田”をテーマにしたドレスを製作し、10月に行われた全国産業教育フェアに実際にドレスを着てファッションショーを行い、当日は「秋田の暮らしと伝統文化」をテーマに、様々な衣装を着ました。最後には、「冬」をテーマにしたウェディングドレスも着用しました。衣装のほとんどは、本校の生徒たちで製作したものです。 そこでぜひ、佐々木希さんに私たちが作ったドレスを着てもらって結婚式場で写真を撮り、佐々木希さんにSNSにアップしていただいたり、その画像を今後のイベントなどで利用させてもらえれば、秋田県や大館市のPRにつながりますし、結婚したいと思う人が増えるのではと考えています。 今回の活性化のためのプランは、私たちが考えたので、大館市の活性化に力を置いた意見になってしまいましたが、この活性化は秋田県全体にもつながることだと考え、是非秋田県知事の力も借りたいと思ったので、この手紙を書きました。 クラスの現代社会演習の他の2人が佐々木希さんや大館市長に手紙を書いているので、この案を秋田県でも検討していただければ、幸いです。 ファッションショーのDVDを送りますので、是非そちらも参考にしていただければと思います。 |
県からの回答
処理区分 | 実施困難 |
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本文 | 本年10月に開催された第27回全国産業教育フェア秋田大会のファッションショーのDVDを拝見し、みずみずしい感性あふれる皆様のパフォーマンスに大変感動いたしました。仙台のウエディング専門学校に進学とのことですが、卒業後は是非とも秋田に戻ってこられ、ウエディングの専門知識を生かして御活躍されることを期待いたしております。 本県では、結婚や出産、子育ての希望を実現するため、若い世代の結婚、出産、子育てについての意識や現状などライフサイクルに対する関心を深め、意識の醸成を図るとともに、大館、秋田、横手市の県内3か所に設置した「あきた結婚支援センター」を中心とした会員登録制による個別マッチング(お見合い)、出会いイベントの提供など結婚しやすい環境づくりのための様々な支援に取り組んでおります。 御提案は、全国的に認知度が高く、結婚を契機にさらに活躍の場を広げられている佐々木希氏に県内結婚式場を紹介いただくことにより、若者に結婚への憧れを抱かせるとともに、秋田の魅力を発信しようとするプランで、大変若者らしい発想による、心躍るものであります。 しかしながら、事業化に向けては、事業の妥当性や費用対効果の検討に加え、多忙な佐々木氏の出演交渉や日程確保などの様々な課題があり、現段階で早急に実現することは困難であります。 県では、現在、結婚支援の一環として、若者などターゲットとなる層へ結婚の素晴らしさなどを周知する映像コンテンツを作成しており、完成とともに動画配信を予定しているところであります。 県としましては、動画のPRに加え、今後の結婚支援事業について、御提案も参考にしながら、その充実に取り組んでまいりたいと思います。 |
事項名:人材育成・雇用対策