県民の声

受付日2019/2/21
受付番号304044
広聴形態知事への手紙
提案区分提言・要望
本文  秋田県だからこそ、他県に先駆けて、エネルギー問題を迅速に研究、調査し、実用化してほしいと思い、御存知かもしれませんが、次のインターネットの記事を紹介します。
 それは、YouTubeで平成31年2月19日公開の「日本防衛保守チャンネル」における、青山繁樹参議院議員の原発とメタンハイドレートに関する国会経済産業委員会での質疑とこれに対する答弁です。
 青山繁晴氏は、8年ほど前に、秋田でメタンハイドレートについての講演を行いました。それを聴いた私は、大学に鉱山学部が唯一あった秋田であり、油田や鉱山により日本のエネルギー等を担っていた頃の秋田のように、メタンハイドレートで産業が活発になると思い、いろいろな人にチラシを配りました。秋田大学の外でも学生に配りました。その時の反応は良くありませんでしたが、今になって、やっと国も動きだしました。
 しかし、他国に比べて動きが遅いので、技術開発の優位性を中国、韓国に脅かされています。新潟県や和歌山県の知事は意欲的に動きだしています。秋田県も取り組んでいると思いますが、是非、県の経済、人口増加のためにも頑張ってもらいたいと思います。
 この頃の海水温上昇による近海での魚種の変化や、秋田らしからぬ温暖化も、メタンハイドレートを採取せず、メタンガスとなって大気中に放出されている影響があるかもしれません。秋田だからこそ、率先して頑張ってください。そして若者が集まる秋田にしてください。

県からの回答

処理区分実施中
本文  日本海側に存在する表層型メタンハイドレートは、太平洋側の砂層型と異なり、海底面及び浅部の泥層内に存在していることから、回収・生産については、経済性、環境への影響など多くの課題を有しています。
 このため、県では、平成24年9月に日本海沿岸の府県により設立された「海洋エネルギー資源開発日本海連合」に参画し、日本海側のメタンハイドレートを含めた石油、天然ガス等の海洋エネルギー資源開発の促進に向けて、情報収集や調査研究、課題解決に対する要望活動等を行っているところであり、平成30年度は副知事が国への要望に同席しています。
 また、県内の民間企業や秋田大学と連携し、メタンハイドレートを含む地下資源に関する産学官講演会等を平成25年度より毎年開催し、県民のエネルギー資源に対する理解を深めるための活動を行っているところであり、同連合を通じた活動と併せて、県民向けの啓発活動を引き続き行っていくこととしています。

事項名:新エネルギー・環境・リサイクル