職員に対する年度始めの知事あいさつ要旨(令和8年4月1日)
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令和8年4月1日(水)13:30~ 県正庁
皆さん、お疲れさまです。
今日から令和8年度、新しい年度が始まります。年度初めに当たって、一言申し上げたいと思います。
まずは、新年度に当たって、今回異動になった方は新しい場所での更なるご活躍、そして異動がなかった方は、これまでの経験を生かした引き続きのご活躍をお祈りしたいと思います。
その上で、令和8年度当初ということは、私が就任して1年が経った時点でのタイミングのご挨拶ということで、まずこの1年、私が就任をして、特に行政経験がなく、若めの知事がなって、私にとっては非常に難易度の高い1年目だったわけですけれども、さらにその上に問題も様々発生をして、本当に大変だった1年なわけですけれども、これまで見事にですね、私を支えてくださったこと、そして、私がどういうふうになるのかちょっと不安だったんだろうと最初は思いますけれども、温かく受け入れて、これまで支えてくれたことに対して御礼を申し上げたいと思います。
おかげさまで、1年間何とか乗り切れたと思いますし、私がまずは1年目しっかりとやろうと思っていたチームビルディング、みんなで一緒になって目標に向かっていこうと、秋田をよくしていくために力を合わせましょうという体制をしっかりと作っていきたいと思っていたこと、これについてはかなりできたのではないかなというふうに思っています。
私が想像していたよりも、皆さん本当に新しい知事の下で、何とかよくしていこうと、変わっていこうというふうに、私に思いを向けてくれたことなんだろうというふうに思っていますので、改めて感謝を申し上げたいなと思います。
そして、ここから、新しい年度に当たって皆さんに申し上げたいんですが、ちょっと楽にして聞いていただいて結構ですので、はい。10分ぐらいで終わります。
まずは、何回も言ってますけど、皆さん一人一人、誰一人取り残さずに、気分よく毎日仕事していただきたいなと。そのために、既に気分よく仕事している人は、周りにも気を遣ってあげてほしいなというふうに思います。朝、新規採用職員の皆さんに同じ話をしました。彼らは今日からスタートで、新天地で、どういうふうになるのかなと不安だと思いますが、まずは自分の居心地の良い空間を作ってください。そのために相談できる人、仲のいい人、そうした人をつくって、そう焦らなくていいからねというお話をしました。ですので、それを受け入れる側の皆さんは、先輩として、上司として、温かく彼らを迎えていただいて、ちょっと何か暗い顔してるなと思ったら、思い切って声をかけてあげるだとか、物を言いやすい環境を作っていただくということに少し心を砕いていただきたいなと思います。これはもちろん新規採用の皆さんだけではなく、長年県庁で仕事をしてくださっている皆さん、中にはですね、いろんな悩みを抱えていたりだとか、そういう方も結構いらっしゃると思います。そうした方も、朝、県庁に来る時に、億劫だなって思われないような、そういう職場づくりというものに一人一人の皆さんが少し気を配っていただければありがたいなと思っています。
その中で、公私共に充実という言葉がありますが、プライベートも、是非新年度さらに楽しんでいただきたいなというふうに私は思ってます。一応、余計なお世話かもしれませんが。私からのお願いはですね、県内にはいろんな魅力があるのに、あんまり知られてないとよく言われますが、実は私たち自身も見たことがないものもいっぱいあると思うんです。県内には世界遺産もある。重要無形民俗文化財もある、いろんな名所があるんですが、名前と大体はわかるけども実は行ったことないんですということが山ほど皆さんあるんじゃないでしょうか。そうしたものに、今年は県庁職員がまず、そして県民の皆さんも秋田の良さというものを、この目で見て知って楽しんでもらうということを広げていきたいなというふうに思いますので、お仕事とプライベート、プライベートでも、今まで見なかったものに一歩踏み込んで楽しんでいただくというようなことも留意いただければなと思っております。
そして、仕事の話ですが、いよいよ成果を実現をしていく、達成をしていくフェーズに入りました。これまでの1年間、まず私と皆さんとのピントをしっかり合わせていって、来年度以降、どういう計画で進んでいくのか、どういう予算を組み立てていくのかということを頑張ってきて、今回見事に素晴らしい計画を作ることができました。皆さんもご承知のとおりですね、この総合計画の「新時代に咲き誇る秋田」これが私たちが目指す姿です。なかなかゴールもなく走るの大変なんですけども、もう皆さんのお仕事一つ一つがここにつながっていくんだよということを意識しながら、ちょっと楽しい感じにあえて作ってますので、こういう秋田を実現できるために、一つ一つの、様々な数値目標、中間目標を立てておりますが、それを皆さんのそれぞれの持場で一つ一つ達成していくことによって、こういう秋田をつくっていきましょうという道程を今回作りました。
その中で幾つか本当に大変なお願いをしてます。今までになかったこととしては、こまめな進捗管理です。年間目標を定めました。この必達は目指していくんですが、そのためには、なるべく細かく、時期的にも今時点でここまで来てるけど、これで果たしていいんだろうかという目線を持ってもらいたいと。今までは年間通じて、終わってしばらく経ってから数字が出て、ああ駄目だったんだという感じだったと思います。そうではなくて、1年経った時に、本当に目標達成するためには、やっぱり途中で、今どのぐらいにいるんだろうということを把握しないと、その結果、足りないんだったら巻き直していかないといけないし、全然いけそうだったらそのままその調子で頑張ればいいということを、毎回毎回私たちの行動を変えていかなければ難しい目標というのは達成できませんから、それを各部局にはお願いをしています。これまでと違う負担が皆さんにのしかかっていくと思いますけれども、是非ですね、ここは様々な業務効率化も進めつつ新しい角度での、新しいレベルでの仕事というものを一緒に頑張っていただきたいと思っています。
数値目標というと、ノルマみたいになっちゃうんですよ。ただ、これは重々部長さん方には申し上げていますが、私がもう決めて、やってくださいと。あとその後は任せるよと、できなかったら大変ですよということではありませんので、この間の動画でもお話しましたが、一緒になって私も考えますし、目標を定めたのは私ですから、無理そうであれば早めに言ってもらって、一緒になって、このままじゃまずいと、こうしたらどうだろうという話し合いをしながら、なんとかみんなで力を合わせてやっていきたいというふうに思いますので、是非そこはご理解いただきたいと思います。
その中で一番肝となっているのがマーケティングだと思います。今年度から「課」に格上げをして、より一層皆さんのお仕事一つ一つにマーケティングマインドというものの色彩を強くしていきたいと思っています。先日、皆さんのマーケティングに関するアンケートの結果を見ました。私が思っていた以上に皆さんは前向きに、このマーケティングというものを捉えてくれて、理解度は勿論、差はあるんですが、これを取り入れていこうと思ってくださる方が多いなという印象を正直に持ちました。
ただ一方で、やはり厳しい意見もあります。自由意見も私は読ませていただきましたが、まずこれは全然向いてない業務もあると。これを全庁的に導入するのはいかがなものかというご意見が書いてありました。全くそのとおりだと思います。全てのものについてはなかなかできない。ただ、今これスタートしたばかりで、半年ちょっとなんですけれども、まずはなるべく広く皆さんにこうしたマインドを持っていただきたいということで今対象にしているものです。皆さんが専門家になる必要はもちろんありませんけれども、そもそもこの施策は誰のためにやっているのかとか、このPRで届くのかといった基本的な姿勢、考え方、着眼というものを持っていただくためのツールでありますので、皆さんに事業デザインシートを書いてもらってるんですけども、もうずっとこれが続くというわけでもありません。走りながら修正していったりするものでありますから、いよいよこれは本当に要らないんじゃないですかっていうものであれば、ちゃんと意見具申として上げていただいても結構ですし、その中で書きづらいなっていうものがあれば、いや、果たしてその事業自体が正しいのかどうかという視点にもつながっていくことでありますから、まずあまりガチッと固まったものであると、そして全員がハイレベルにやらないといけないんだということでもないということは、少し楽に考えていただければいいかなと思っています。
それから、仕事が増えたと。業務がどんどん、どんどん増えるだけで、プラスよりマイナスの方が大きいというご意見もいただきました。そうだろうと思います。それもですね、GoogleWorkSpaceをさらに活用して省力化した分、仕事が減るかと思いきや、そんなに減るものでもないし、皆さんの負担は少し増えているんだろうというふうに認識をしております。これも生みの苦しみとよく言いますけども、まずは慣れてくることによって少し作りやすくもなってくると思いますし、この過程を通すということが、ひいては施策の効率性であったり、成果の実現性というものに関わってくることでありますので、今しばらくちょっと我慢をして、やっていていただきたいと思います。
その中で、さらにそのデザインシートの在り方なども、これからブラッシュアップをしていくもの、べきものであろうと思っていますから、これも何もその現状のままずーっといくというものでもございませんし、私は、まずやってみて、走りながら、問題が発生すればそれを直していきながら、よりよいものにしていこうという基本姿勢であらゆることに臨もうと思っていますので、今回アンケートにネガティブな回答もしてもらいましたし、自由意見もいただきました。そういう姿勢はすごく大事ですから、どんどんどんどんそういうご意見を上げていただければありがたいなというふうに思っています。そうやって成果を達成していけるものと私は思います。
それから、成果の実現に当たって、マーケティングもそうなんですが、よりご留意いただきたいのは、県庁でこうやって考えましたと、予算もつけました、県はこうやってやっていきます、で、それが実際例えば市町村の各現場とか各業界の企業レベルで、どんなふうにそれが使われていくのかとか、実行されていくのかというところまでイメージしてほしいんです。準備しました、予算つけました、で、終わりと。で1年後、あんまり使いませんでしたということが結構多いので、やはり現場の意識というものまで何とか落としてもらって、そうすることによって、いやこれ何とか、まあつけたけど使われないでしょうとか、これはなかなかうまくいかないんじゃないですかっていう目線、必ず出てきます。その中で市町村と連絡を密にしたりだとか、業界で懇意にしている人の話を聞いたりだとか、そういう現場感というものも立案、実行の過程で大事にしてもらえれば、かなり成果の実現力というものも上がっていくんだろうと思います。
最後にですけども、昨年1年はですね、天災や大手事業者の撤退など、外部要因による問題も多数発生をしましたが、実は内部要因による問題、いわゆる不祥事ですね、これも少なくなかったというふうに思っています。金銭に絡むコンプライアンス問題だとか、または飲酒運転関係だとか、そういったものはもう言語道断というか、これはもう皆さんが自覚のある行動をしていただくほかはないんですが、不注意によるものであったり、業務過多によって、ちょっと先延ばしにしてしまって、ちょっとどうにもならなくなってしまったというようなものも散見をされます。これはもう、みんなでカバーをしながら、または一つ一つ、特にデジタル化とともに、デジタル関係のミスが増えてしまいますので、これは今日は幹部の方、リーダー級の方多いんですけども、各部局でみんなで声を掛け合って絶対無くしていくということに是非お力を貸していただきたいと思います。こういう総合計画などは、行政だけではできませんと。民間の皆さん、事業者の皆さん、みんなから力を借りながらでないとやれないんですということをいろんなとこで私しゃべってます。それをお願いする前提として、県民の皆さんからの信頼というものは、やはりベースに必要だと思いますので、そういう意味でも、是非一人一人自覚を持った行動をよろしくお願いしたいと思います。
まとめとして、私、年頭の挨拶で「超」という字を会見などで掲げまして、皆さんに去年までの自分を一歩超えていきましょうというお話をしました。「超」というと、すごい勇ましい言葉で、何かすごい頑張んないといけないような気もしますが、それに限らず、すごく小さな一歩でいいんです。何か悩んでそうだなっていう人に、思い切ってちょっと声を掛けてみるでもいいですし、さっき申し上げた行ったことないとこにたまには行ってみようかなとか、町内会の清掃、実はまあまあ億劫だったけど、たまには行ってみるかなとか、そういう本当に小さな去年やらなかったことを一つやってみるで結構です。3400人が1日1個ちょっとずつ、一歩踏み出せば、計算したら120万ぐらいになるんですよね。この積み重ねで秋田を変えていきたいなというふうに思います。是非これからも力を合わせて、これまで1年やっていただいたように、新しい1年、ワンチームで、頑張っていただければと思います。
今年度も、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。