令和8年2月9日知事記者会見
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●知事発表
なし
●幹事社質問
(1)衆議院議員総選挙の結果について
●その他質問
(1)高市政権での地方創生政策について
(2)当選した国会議員への期待について
(3)令和8年度当初予算案への知事の思いについて
(4)人口減少対策について
(5)クマ対策について
(6)新規事業等について
(7)マーケティングマインドの効果や成果について
(8)廃止した事業等について
(9)新スタジアム整備における県方針案の背景について
(10)新スタジアム整備における費用負担の考え方などについて
(11)新スタジアム整備における県民の理解について
(12)新スタジアム整備における民設の検討や維持・運営について
(13)大雨対策について
(14)新スタジアム整備における秋田市との合意やトップ会談等について
(15)人口減少対策における成果の見通しについて
(幹事社)
2月幹事社の秋田魁です。よろしくお願いします。
(知 事)
お願いします。
(幹事社)
知事から発表事項は特にないということでしたので、幹事社のほうから質問を幾つかさせていただきます。
まず、昨日投開票が行われた衆議院議員総選挙の結果についてお聞きします。
全国的には自民党が単独で3分の2を超える316議席を獲得して圧勝しました。秋田県内の小選挙区では、自民党が2議席、国民民主党が1議席、比例代表でお一人が復活当選されるという結果でした。この選挙結果の受け止めを、国、県内それぞれどういうふうに受け止められたか。加えて、その要因をどういうふうに考えているか、教えてください。
(知 事)
まずは、このたび当選された議員の皆様に対して、心からお祝いを申し上げたいと思います。
本県選挙区に関しては、3つの選挙区のうち、改選前は6名の方がいらっしゃったわけですけども、今回は2名減って4名ということであります。選挙前、私はなるべく多くの方に秋田の声を届けていただきたいとお話ししてたので、少し減ってしまったのはやや残念ではございますが、それでも与野党含め4名の方が秋田県の声を代弁してくださるということは、心強く受け止めております。
国レベルでいきますと、私は選挙前、結構苦しい戦いが与党には強いられるのではないかなと思っていたのですけれども、地滑り的な自民党圧勝ということで、一つは小選挙区の怖さというか、一気に浮動票、いわゆる無党派層である浮動票という方がガッと動けば、こういうふうにほぼほぼの選挙区で勝敗を決してしまうという、すごく制度としての怖さを思い知ったなということが1点。それから、高市フィーバーというふうに言われますけれども、結構大きな流れ、国際情勢のさらなる不安定化という中にあって、日本国民も少しやはり強いリーダーというものを求めるような機運が高まっていたのかなと、今になってすごく感じます。
(幹事社)
ありがとうございます。全国的に見て自民党が圧勝という結果については、受け止めとしては望ましいとお考えか、それとも何かほかの考えをお感じか、いかがですか。
(知 事)
常日頃、私は決して一党、一強がずっと長く続くことがいいとは思っていないという話はしてきたと思うのですが、一つ、物事を決めやすくなったという部分はあるのでしょうけども、それだけにこれまで他の政党の力を借りなければ通せなかったという状況の中で、実際に多様な声が政策に反映をされてきたという側面が弱まってしまうのかなという懸念もあると言えばあります。ですので、高市政権には、やはり大いなるものには大きな責任が伴うんだということをしっかりと留意していただいて、数に任せて物事を次々に雑に決めていくのではなくて、より丁寧に様々な声を生かしながら慎重に物事を進めて、慎重に、でもスピーディーに私たちはやってほしいのですけれども、物事は決めていただきたいなというふうに思います。その中で、今ちょっとペンディングになっている来年度の予算については、ぜひ年度内に可決していただきたいなということは申し上げたいです。
(幹事社)
ありがとうございます。
衆院選について、各社さんいかがでしょうか。よろしいですか。
(記 者)
知事もおっしゃいましたけど、当初は与党にとっては厳しい選挙になるのではないかと予想されたというお話ですが、どの時点で風向きが変わったというか、そのお考えをお願いします。
(知 事)
そうですね、選挙期間中もかなり、私はつぶさにウォッチしてたわけじゃないのです。大雪が降ったりとか、結構県政は県政で忙しかったので、そんなにいろんな様子を見ていたわけではないのですが、やはり様々な情勢調査を見る中で、「あれ、これ意外と自民党が勝つのかな」といってる中で、どんどんどんどんそうした数字が、各社の予想が出るじゃないですか。その中で、自民党がどうやら勝つらしいと分かった。その程度の話ですね。
(記 者)
今回の結果に関して言えば、やはりまだちゃんと分析しないと分かんないと思うのですけれども、非常にその部分は謎だなと思っております。
(知 事)
うん。
(記 者)
大丈夫です。ありがとうございます。
(幹事社)
選挙について、ほかにいかがでしょうか。
(記 者)
選挙について一言だけお尋ねします。今回の大勝利を受けて、高市政権の下で地方創生という点での政策、今後どのように進展するか、しないか。ほかの課題もありますので、どのように予想されるか、また期待されるか。一言お願いします。
(知 事)
そうですね、大体あのように大きく勝って、いろんな物事をスピーディーに決めれるようになると、大所高所の見方が優先されがちになるものだなと、いつも思いますので、ぜひそこには地方のことを忘れないでいただきたいと。今、様々、まあ議席のこともこの後、話題になってくると思いますけれども、もうひょっとすると、その議席の状況を考えると憲法改正の議論がより進むという可能性もありますから、その中では、これまでの政治的な状況の中で、どんどん東京一極集中が進んで地方の衰退が進んできたんだと。それが果たして国として看過できるのかという視点をぜひ強く持っていただいて、国の形というものは、もう一度地方に目が向けられ、私たちがどこに生まれても豊かに暮らしていけるような日本の形にしていただきたいというふうに思います。
(記 者)
ありがとうございました。
(幹事社)
選挙については(ほかにありますか)。
(記 者)
今回4人の方が誕生されたわけですけれども、改めて秋田のために一丁目一番地にやってもらいたいこと、どういう声を届けてもらいたいかというふうなところ、教えてください。
(知 事)
もう多岐にわたりますね、これは。様々な省庁に対して、私たちは今また大雪災害に見舞われておりますが、雪が解けてくればクマ対策、その後は人口減少対策や観光振興と。今日内示をしました当初予算のことも含めて、ありとあらゆる側面で国の力をしっかりと有効に使いたいと思っていますので、それぞれの先生方、様々な得意分野もお持ちでしょうから、それぞれに応じて、ぜひ県と協力をして秋田県の発展にお力を貸していただきたいと思います。
(記 者)
ありがとうございます。
(幹事社)
では選挙関連はまた後ほどでも結構ですので、一旦切らさせていただきます。
幹事社からもう一つお伺いします。本日、県政協議会のほうで、鈴木知事にとって初めて編成した総額6,041億円の当初予算案が発表されました。まず、こちらの予算に率直にどんな思いを込めたか、教えてください。
(知 事)
私の県政になって初めて一から作った当初予算ということになりますが、まずはやっぱり昨年来力を入れてきた県庁組織としての政策立案、執行における物の考え方、マーケティングマインドをしっかりと反映をした事業・施策を盛り込むことができたかなと思っております。これはタイトルの上ではそんなに前と変わらないかもしれないのですが、その中身であり、精度というものがかなり変わったのではないかというふうに感じておりますので、その説明も随所に入れておりますけれども、今までとは解像度も精度も違う施策・事業を盛り込むことができたかと思っています。
(幹事社)
あえてキャッチコピーなどをつけるのならば、どういう予算にお考えでしょうか。
(知 事)
私、アドリブが利かないので、前もって言っていただければ考えたのですが、申し訳ないですけども、パスさせていただきます。
(幹事社)
今回3つの取組というものを全体像の中で示して、金額等も示されているわけなのですけれども、やはり人口減少の抑制というところ、思いを込めたところでもあると思います。今回、その人口減に向けては、どういうこだわりを持って編成されたか、その点をお聞かせください。
(知 事)
まずは知事選でも唯一明確な数値目標として定めた人口社会減の抑制、これを何としても達成するための社会減対策、Aターン移住の促進であり、県内移住・定住を促進するという試み。それと、やはり結婚の希望をかなえる。ここはマーケティング的にもっと改善できるような余地が大きいところですので、やっぱりこれは一番の秋田県のボトルネック、若年人口の流出と並んで、やはり未婚・晩婚化というところが人口減の一番のボトルネックでありますので、ここを、もちろん希望されてる方の希望をかなえるという文脈ではありますが、様々な視点で、いざ知事なってみて今までどうやっていたのかという内部的にしっかりと見てきたら、まだまだ絶対改善できるなと。婚姻件数がどんどんどんどん減少して2,000件を間もなく切るのではないかというところでありますけども、それを何とか回復していきたいと思っています。
(幹事社)
ありがとうございます。
当初予算案について、いかがでしょうか。
(記 者)
今回、クマ対策関連の予算が6億円以上ということで、これぐらいの規模でクマ対策の予算を組むのは初めてと伺ったのですが、ここに込めた思いをお教えいただけますでしょうか。
(知 事)
人口減対策も観光振興も、その他あらゆる産業の一番の前提である安心・安全、これが大きく脅かされた昨年秋であったと思いますので、これをしっかりとコントロールしないことには、その他の全ての政策が始まらないと思っていますので、今、雪ですけれども、雪が解けた頃からまたあのようになることがないようにしっかりと、かなり早期から、かつ大規模に対策を取っていきたいという表れだと思います。
(記 者)
ありがとうございます。
(幹事社)
予算案について、ほかにいかがですか。
(記 者)
当初予算案の事業数について伺いたいと思います。総事業数は、前年度1,110から1,134に増え、うち新規事業の数は40増えて76ということで、全体に占める新規事業の比率というのは高まっているものというふうに理解をしております。この変化なのですけれども、これはやはり知事のほうから、従来にない新しい事業として政策に取り組むよう何かご指示があったものか、あるいは、県庁の中からボトムアップ的に新しい事業提案というものが増えてきたものなのか、そのあたりはいかがでしょうか。
(知 事)
16年振りに知事が替わってからの初の当初予算編成の割には、新規は多くないのかなというふうに私は感じましたけど、今、数字、自分で数えてなかったです。ただ、新規事業のうち、私と議論する中で、「あ、これやろう」と言ったものよりは、恐らくボトムアップで上がってきた、県庁の部局の提案のもののほうが大きい、多いと思います、私は。
(記 者)
ありがとうございました。
(幹事社)
当初予算関連で、ほかにいかがですか。
(記 者)
予算の関係で、マーケティングマインド、これは予算全般にその視点を盛り込んだという理解でよろしいでしょうか。
(知 事)
はい、そうですね。例えば事業デザインシートというものを部局内で作っておりまして、それはマーケティング的に、今から出す事業について、例えば何のためにやるのかだとか、誰がターゲットなのかとか、そうしたチェックシート的なものがあります。それを埋めて出すのですが、それが予算要求のときの必須書類となっております。一部の公共事業とか、本当にマーケティングに関係がないものは除いて、ほぼ全ての事業については、そこを一旦通してから上がってきてます。
(記 者)
ありがとうございます。その上で、改めてのところもあるのですけれども、県民に対してどういう効果を反映できるというふうにお考えでしょうか。
(知 事)
成果をもってお答えするということですね。事業は様々な分野、様々なものがありますけれども、それぞれの成果達成率というものは、よほど上げていこうと思っています。
(記 者)
その成果の見せ方というのも大事になってくるかなと思うのですけれども、そこもこれまでと違う形で、アウトプットされるというふうに(理解してよろしいでしょうか)。
(知 事)
そうですね、そのつもりです。間もなく議会に提案する新しい総合計画については、より数値目標も年次ごとに明確にしておりますし、それへの達成度という意味で、もちろん県民の皆さんへのPRもそうですけれども、自分たちの実行、進捗管理のためにも、今年度はどうだったんだということをしっかり明らかにしていこうと思ってます。
(記 者)
分かりました。ありがとうございます。
(幹事社)
ほかに予算の関係でいかがですか。よろしいですか。
(記 者)
いろいろと新規事業も行う一方で、県の財政もなかなか苦しい部分があると思います。今回予算を組む上で、何か事業を縮小したりとか、予算査定のために廃止したりとか、そういうような検討はされてたのでしょうか。
(知 事)
基本、縮減スタートからの、かなり緊縮的な中で新規事業を捻出したというのが実情ですね。
(記 者)
例えばどのような縮減がありましたか。
(知 事)
結果として公共事業費はちょっと下がっております。それはまずシーリングを設けた上での事業編成でしたので。
(記 者)
ありがとうございます。
(幹事社)
では、予算関係一旦よろしいですか。
それではあともう一つ、今日、県政協議会のほうで、スタジアムに関して県の方針案というものをお示しになりました。本日の県議会の産業観光委員会のほうで審査するというものでしたけれども、ミルハスのような県・市協働でのものを想定しているのかなというふうに受け取りましたが、一旦この案をこのように当局として作られた背景的なところを含めて、教えてください。
(知 事)
背景からですね。かねてから申し上げてるとおり、ブラウブリッツ秋田の果たしている秋田県での機能というものは評価しておりますし、他県で当たり前に享受できるJリーグというコンテンツを、今回造らないイコールやめるということにほぼイコールですから、そういうわけにはいかないだろうという状況がまずある。しかし、秋田市も秋田県も財政状況は非常に厳しくて、あのような大きな箱物を行政で丸抱えで建てるということは、もう到底不可能と。この非常に難しい状況の中で、市長が一連の調査研究もやっていただいて、で、ああいう立場をまず明示されたわけですよね。その中で、県としても県のできる範囲というものは明示をした上で、三者で解を見いだしていこうというそのたたき台だという認識です。
(幹事社)
スタジアム関連でいかがでしょうか。
(記 者)
まだ案の段階ではあるのですけれども、この民間資金の2対1対1というこの割合に関しては、やはりその民間の負担分というものはどのように考えてこの案を示したのかというふうなところを教えてください。
(知 事)
主に2つの観点ですかね。1つは、まず県でやれる限界があるというところと、もう一つは、やはり県民理解ですよね。結構反対される方も多い中で、その一番は「民間のビジネスだ」、「それはブラウブリッツが自分で集めればいいじゃないか」というお声がなかなか多くあります。それに対してもやっぱりご理解をいただく上では、やはり半分は自分たちというか、民間の企業の皆さんをはじめ、様々なところから集めて、もう半分を県と市でぐらいだったら、ご支援をするということについて何とか理解を得られるのかなと、そういう話です。
(記 者)
今度はクラブと市の打ち返しを待つほうになりますけど、どのように、まあこれは示したわけですけれども、どういうふうな形で議論できていければと思ってますか。
(知 事)
できればというか、必ずですけど、三者が手を合わせてやっていかないとできない話ですから、建設的に。もうその「打ち返す」という表現が既に何か若干こう向かい合ってるような感じなので、共に意見を出し合いながら、何とか一緒に造っていくというスタンスで頑張れればなと思います。
(記 者)
スピード感に関してはいかがでしょうか。
(知 事)
そうですね、もう猶予もありませんし、もうそこまでその選択肢もないと思いますから、そこはお互いの立場をしっかりと尊重しながら、でも協力するところは協力しながらです。行政として、「民間が半分集めろよ」と投げる話ではなくて、一緒になって集めていこうという立場で私は進めていきたいなと思います。
(記 者)
ありがとうございます。
(記 者)
スタジアムの関係で、今、県民の理解を得ながらというようなご発言があったかと思いますが、私も資料を拝見して、結構「県民の理解を得て」っていう表現は結構多用されてるかなと思うのですけど、具体的にどのようにして、何かそういった反対される方とかに対して理解を得ていくのかっていう、何かその辺も伺ってもよろしいでしょうか。
(知 事)
そうですね、常日頃から私も、主に年明けからですけれども、経済団体等で、「これこれこういうことなんです」という発信をしております。これは不断にやっていかなければならないと思っておりますし、また、一番は議会ですよね。そのために議会がありますので、各地域から選出をされている県議会の皆さんにしっかりとご理解をいただく努力をするということが一番だろうと思います。
(記 者)
ありがとうございます。
(記 者)
すいません、スタジアムについてちょっと追加でお聞きするのですけども、割合の目安として2対1対1っていうこともありましたけれども、県としては幾らまでだったら出せるとか、今のところ思い描くものっていうものはありますか。
(知 事)
なかなか金額でバシッと今明示するにはちょっと難しいかなと思っております。
(記 者)
あと、公設が望ましいんじゃないかというような表記でしたけれども、選択肢として民設という選択肢ももちろんあったかと思うのですけども、そちらではなく公設としたっていうのはどういう(お考えでしょうか)。
(知 事)
まず一番は、民設ももちろん選択肢にありましたし、入れるべきなのですが、国の交付金、これがかなりの部分を占めてくると思いますので、それが使いにくいというか、もう大幅に使えなくなってしまうというところが最大の理由かなと思います。
(記 者)
分かりました。
(記 者)
私からもスタジアムで一つ伺います。スタジアムの整備は建設の部分で大分議論が多様に行われて、長く行われてきたように思います。今回の方針案の中で、その運営費というところにも言及があったことに注目しております。全国的に見ますと、このサッカースタジアムの運営、あるいは経営というものは、非常にその収益的に言うと厳しいものが多いというふうに認識しております。ここ秋田県でも、まあ今度のJリーグのシーズンも秋春というふうになるということで、収益条件としては天候を加味しますと厳しい中で、できた後の運営という部分、こちらについて、その三者、どのような関係でこれを維持継続していくのか、できるのかということについて、知事のお考えを伺いたいと思います。
(知 事)
まさに公設でありながら、やっている内容はかなり民営の部分が多いということで、もちろんその使っていない部分で公的な機能を付加するという点で県民の皆さんの理解を得る努力は重要だと思っておりますが、どだい他県の事例を見ても、サッカースタジアムだけでペイするというのは極めてまれというぐらい難しいものだと認識をしています。裏を返せば、やっぱり他県でもそこは公的に支えながらJリーグというものはやっているんだということだと思いますので、それはもう、これも建設的にですね。市でやった試算でかなり大きい赤字が出るというふうになっていますが、あれも使用料をかなり低廉に設定していたりだとか、または規模でも5,000人だとなかなか埋まってもそう収益にはならないと。使用料は本当はもうちょっと取れるというような、様々な変数が出てくると思いますので、そこはしっかりクラブ側の意見も聞きながら。クラブはどうも、もっと払えるというふうに言ってるようですので、そこは今ある、出ている数字だけがありきではなくて、いろんな可能性を検討しながら力を合わせたいと思ってます。
(記 者)
よく分かりました。ありがとうございます。
(幹事社)
スタジアム以外でも質問ございましたら、各社さんいかがでしょうか。
(記 者)
明日仙北市の上桧木内地区で紙風船上げが開かれるということですが、あの大雨から5か月ぐらいたつと思うのですが、現地の状況を知事はどう見て、復興の状況とかですね、現地の状況をどう見てらっしゃるか。今後の対応についてはいかがお考えでしょうか。
(知 事)
あの大雨災害からの復旧に関しては、今、着々と事業を進めているところであります。そこにさらにまた大雪が今追い打ちをかけて、内陸線もあの駅まで行っていないという現状での開催と聞いております。私も見に行きますけれども、それこそ地域の人としては、不屈の闘志で災害には屈しないんだということの表れだろうと私は受け止めていますので、一緒に盛り上げていきたいなと思います。
(幹事社)
ほかにいかがですか。
(記 者)
スタジアムのことで、この県の方針案では国の交付金が見込める、市が整備主体として発注等を担うのが適当というふうに示されています。で、沼谷市長は、市が単独では整備主体にならないというふうに重ねて主張している中で、この合意するところのハードルというのはどういうふうに現状だとお考えになってるか、お聞かせください。
(知 事)
まさにこれは解像度の問題で、一言だけで言うと市は主体にならないと言ってるのですが、その前後の文脈もありますよね。例えば市が全額を負担するというような意味で、主体にならないと言っていたりだとか、民設であれば運営費は負担しないとか、いろいろその前置きがあっての、あの一言が出てきておりますので、私どものこの立場も、あそこを見れば市の主体が望ましいって書いてますけども、別に「費用負担もしないし、市が全部やってください」と言っているわけではなく、そこの実質的な部分については「一緒にやりましょう」というお話ですし、契約主体だとかで、国の交付金の活用という観点では、市の主体が望ましいと思ってますが、それが必ずしも丸投げしてるわけでは全然ありませんから、そこはもう言葉遣いの問題かなと思います。
(記 者)
そうすると、そこも市とは合意のハードルはあまりないといいますか、その。
(知 事)
私はそうだと思いますけどね。まだちゃんとそこの中身を突っ込んでお話ししてないのですけど、実質的には連携施設です。
(記 者)
分かりました。あと、協議の流れに関して、今日、県議会の委員会にこの方針を説明されて、その後の協議の流れといいますか、そのトップの会談、協議がいつ頃にできればというところですとか、流れのところ、お考えをお願いします。
(知 事)
まずは県議会でのご意見をいただきながら、正式に市とブラウブリッツに対しての立場を提示すると。その後まだブラウブリッツとしてもしっかりとした立場が出てきてるわけではないと思いますので、それが三者協議の場になるのか、その前にワンクッションがあるのか、ちょっとまだ判然としませんが、いずれにせよ粛々とやっていきたいなと。それと並行して2月議会が始まりますので、そこのタイミングはちょっと今時点では流動的です。
(記 者)
分かりました。ありがとうございます。
(幹事社)
ほかにいかがですか。そろそろ時間もあるので。
すいません。であれば、ちょっとせっかくなので弊社から伺います。
予算のほうに戻って恐縮です。人口の社会減対策として、短期集中型の秋田移住ブーストプロジェクト、移住ブーストキャンペーンと銘打って実施されるというふうに伺っております。この110万円の電子クーポンの支給というのがひとつの目玉になるのかなというふうにも受け取っているのですが、この短期集中で、どれだけの成果を上げることができるか。今の見積もりみたいなところを、例えば2年なので、あと本当に今3,400人程度の社会減をどうやって1,990まで、あと2年で持っていきたい、そのペース配分的なところも含めてちょっと教えていただければと思います。
(知 事)
これまで総合計画の素案まで出してますけども、そこで年次の社会減目標があると思います。それを実現するために、今、こうした事業展開をするということですね。
(幹事社)
決してハードルは低くはないと思うのですが、あの施策を実行することでできるっていう自信をお持ちなのでしょうか。
(知 事)
まあ100%できる確証のあることはありませんから、ましてやクマの問題なども出てきてますので、ハードルはかなり高いと認識しておりますけれども、できると信じて、一年一年頑張りたいと思います。
(幹事社)
ありがとうございます。
それでは、ほか皆様よろしいでしょうか。
では、これで終わらせていただきます。
(知 事)
はい、ありがとうございました。