●知事発表
(1)雪による事故への注意喚起について
 
●幹事社質問
(1)新スタジアム整備関係について
 
●その他質問
(1)衆議院解散における知事の受け止めについて
(2)選挙に関する県や市町村の準備態勢等について
(3)選挙における知事の対応等について
(4)衆議院解散による県予算編成作業への影響等について
(5)選挙戦に期待する政策議論について
(6)菅義偉衆議院議員の引退表明について
(7)寺田参議院議員の参院自民党会派入りの意向について
(8)新スタジアム整備におけるJリーグと秋田市の協議について
(9)季節ハタハタの漁獲量や禁漁について
(10)消費税減税について

 


(幹事社)
 今月幹事社の河北新報です。よろしくお願いします。
 
(知 事)
 はい、お願いします。
 
(幹事社)
 まず知事から発表事項があるということですので、よろしくお願いします。
 
(知 事)
 私からは一点、雪による事故への注意喚起についてです。
 県民の皆様に、雪による事故防止についてお願いがございます。
 今年に入りまして、除雪や雪下ろし中の事故により、4人の方が亡くなるなど、雪による事故が相次いでおります。県では、雪下ろし注意情報を発表するなど、県民の皆様に注意を呼びかけておりますが、特に除雪や雪下ろしによる事故がないように、県民の皆様一人一人が安全対策に取り組んでいくことが大事であります。
 気象台の予報によりますと、明日から日本付近は次第に冬型の気圧配置になる予報でありまして、場合によっては警報級の雪となる可能性があるということで、県民の皆様に今一度、二点お願いがございます。
 1点目は、除排雪作業中の事故防止についてです。まずは事故が起きた時に、救助や通報ができやすいように、作業はできる限り2人以上で行うようにお願いします。屋根の雪下ろしの際は、必ずヘルメットと命綱を装着してください。また、除排雪作業中は、転倒や用水路等への転落がないように、足場を確認するとともに屋根からの落雪にも十分ご注意ください。除雪機を使う際は、巻き込まれることなどがないように、回転部周辺の作業は、機械を止めてから行ってください。
 2点目は、雪による災害の備えについて、未然にということですね。大雪や暴風雪などの際は、視界不良による事故や雪崩に巻き込まれる可能性がありますので、不要不急の外出を控えるほか、危険な箇所へは立ち入らないようにお願いします。また、日頃から気象情報を確認し、事前の防寒対策のほか、暖房や自動車の燃料補給を行うことも重要です。
 マスメディアの皆様におかれましても、平時における県民の皆様への注意喚起とともに災害時における情報発信等に、引き続きご協力くださるようお願い申し上げます。
 私からは以上です。
 
(幹事社)
 ありがとうございます。
 各社さんから、発表事項に関して質問事項はありますか。
 ないようなので、幹事社質問に移らせていただきます。
 幹事社から、新スタジアムの整備関係のトップ会談のことについてお伺いします。
 従前から話はありますけれども、県と秋田市、ブラウブリッツのトップ会談について、知事は年頭会見で、月内にはやった方がいいというお話がありました。で、その数日後の市長会見、沼谷市長の会見では、現時点では時期を決められる状況ではないというようなお話があって、比較的、会談に慎重な姿勢を示されていたと。で、こういう意見もある中で、改めてトップ会談の時期的な見通しがあるのかというところと、ある場合は、いつ頃になるのかというところについて、まず知事からお聞かせいただければと思います。
 
(知 事)
 協議とか会談は、お互い、双方がやりましょうといって初めてできることですので、私なりの希望は今月中がいいんじゃないかということでしたので、沼谷市長がまずその前に手順があるだろうというお話ですので、それであればそのステップをちゃんと乗り越えてからだということだと思います。それは県からの打ち返しを待つというお言葉でしたけれども、私ども県の方は、まだこういう考えでいきますということを一回も県議会に説明してないのです。それをすっ飛ばしていくわけにもいかないということで、まずは丁寧に、ある程度県議会の方にも意見を聞きながら、その打ち返しというものをやっていきたいと思っていますので、と思ってたら今回、解散総選挙ということなってしまいましたので、事実上、今月中というのはなかなか難しいのかなというふうに、実感としては考えています。
 
(幹事社)
 ありがとうございます。
 スタジアム関係について質問のある社の方いらっしゃいますか。
 では、幹事社からあと一問だけ、知事からもありましたけれど、衆議院の解散に関して伺います。
 高市総理、今日夕方にも衆議院の解散を表明されるという観測が強まっています。衆議院解散が確実視されている中で、知事に、総理の解散するという判断自体について、まだ決定してはいませんけれども、どのように受け止めるかというところと、報道などで取り沙汰されている公示日、すぐ近くに差し迫っている状況の中で、県選管だったり市町村の準備という、かなり猶予のない中での対応になっていると思うのですけれども、そのあたりの影響について、知事はどうご認識されているのかというところ、2つお聞かせください。
 
(知 事)
 年明けて急転直下ということで、驚きを持って受け止めております。衆議院の任期は4年ですから、まだ3分の1はいっていないところで、非常に早いなという印象はありますが、前回の衆議院選は石破政権であり、その時と高市政権の今で、かなり政治状況も異なっているのだろうと、そこで真意を問いたいというお考えなのでしょうけれども、まだ高市総理ご自身の言葉を聞いていないですけどね。ただ、その高い支持率を背景にといっても、そんなに各選挙区、新しい連立の枠組みになったと考えると、そんなに簡単な戦いではないのではないかなというふうに、率直に思っています。
 で、地方自治体として、この選挙事務を遂行しなければならないという立場からすると、非常にもう今、てんやわんやという状況です。市町村選管についても、もう投開票の場所、これまでと同じ場所が確保できないとか、選挙時の立会い、投票時の立会人の確保がなかなかままならなくて、投票所の数も今までどおり維持できるかどうかもまだ不明と。今、正に各市町村選管と情報交換をしているところでありますが、まず目の前にもう迫っている公示に向けて、全力で間に合わせなければならないという非常に大変な状況です。
 
(幹事社)
 日程は超短期決戦と言われていることと同時に、この時期の解散ということで、秋田県、豪雪地帯もありますけれども、そういう意味での影響とか懸念点、知事、何か今お持ちのところとか(をお聞かせください)。
 
(知 事)
 大変大きいと思います。まず、ポスター掲示場所の除雪から始まらないといけないですし、それを苦労して立てたところで、人通りがどうなのかという問題もありますし、そもそも投票所に行くのが大変であったり、また、街頭での訴えというのは、この天候でどれだけ届くのやらという、もう本当に雪国ならではの、この時期の選挙の大変さというものがありますので、ちょっとそこは、日本全体の大きい話ではありますけれども、雪国の自治体としては非常に困ったものだなという感じですね。
 
(幹事社)
 ありがとうございます。
 もう一点、選挙になった場合の知事の対応みたいなこともお聞きしたいのですけれども、まず昨年の参議院選の時は、同じような質問があったのに対して知事は、県行政を預かる立場という観点から、自民の元職の方を応援されたという経緯がありました。で、その前回の衆議院選の時は、確か知事、自民党の県議でいらっしゃった時で、1区の自民党の現職の方の応援でマイク、県議の時は握ったりもされていたと。で、今回、知事として迎える初めての衆議院選になるわけですけれども、改めて知事として、1区から3区に関して特定の候補を応援する予定はあるのかということをお聞かせいただければと思います。
 
(知 事)
 まず原則論として、いつも秋田県ファーストで私は考えるという立場です。今、知事として、現議席の状況で仕事をしてみて、秋田県は3つの選挙区があるのですけれども、代議士は6人いるのですよ。与野党様々な角度から6人もの代議士が秋田の声を届けてくれて、もうとても助かるのですよね。ですので、理想論を言いますと、様々な政党が今回、手を挙げるようですので、いろんな比例の枠とかも使いながら、皆さんが当選していただければ一番県としてはありがたいなというのが原則論であります。
 ただ、そう簡単にいくものではありませんので、やはりその県行政、また、県政運営に当たって、ちょっと本当に落選されると大変困る方々というのはやっぱりいますから、そういった方については、ある程度、公務がもちろん最優先ですけれども、支障のない範囲で応援をしないといけないかなというようには思っています。
 
(幹事社)
 その落選されると困る方々というのは、今お尋ねしても。
 
(知 事)
 事実だけを述べますと、例えばクマ対策であったり、洋上風力の再公募のお願いに行ったりする時に、大臣に面会をするというのは、これは非常に大事な仕事なわけですけれども、これは御法川さんとか冨樫さんの力がなければできない話ですので、そうした機能が失われるのはちょっと何としても避けたいなというふうに思っています。
 
(幹事社)
 そのお二人に関しては、応援する。
 
(知 事)
 まあ状況が許せば、はい。
 
(幹事社)
 今のところは。
 
(知 事)
 ただ、全員当選を願うというのが原則ではありますけどね。
 
(幹事社)
 あとは具体的な予定というのはないということですかね。
 
(知 事)
 ないです。もう、急なので、公務もかなり詰まってますから、出張も入ってますし、そんなにたいした働きはできないのかなとは思います。
 
(幹事社)
 ありがとうございます。
 幹事社からは以上で、今の幹事社質問に関しての質問、どなたかあれば。
 
(記 者)
 すいません、よろしくお願いします。
 国の予算もそうなのですけれども、県の予算、それから市町村の予算も新年度に向けて今、編成(作業が)真っ最中で、知事の査定も間もなく始まりますけれども、こういった形での選挙になって、しばらく空白になってしまうということに対するご意見というか、現状も含めてお話いただければと思います。
 
(知 事)
 そうですね、正に今、来年度の当初予算編成の大詰め段階でありまして、先日の閣議決定までいっている国の当初予算案をベースに作業をしておりますので、これがもし変わってしまうとか、また、決まるのが遅くなるというのは、実務的な影響はあると思っております。
 ただ、我々としては、今あるその様々な数字、情報に基づいてやっていくしかないと思いますので、そこはもう可能な限り、国としても、選挙日程を最速でやる以上は、決まったらそちらの作業の方も速やかに進めていただきたいなというふうには思ってます。
 
(記 者)
 ありがとうございます。
 
(記 者)
 よろしくお願いします。
 選挙戦は、今回、連立の枠組みも変わって、政権も変わったということで、様々そこの信を問うという議論になるといわれております。その中で、この選挙期間、選挙戦を通じて、各党にどのような政策議論を戦わせてほしいと知事はお考えでしょうか。
 
(知 事)
 もう本当の超短期決戦ということで、今、様々な争点が各党から提案、提示をされていると認識していますが、この期間でどれだけその深い議論ができ、また、国民の皆さんがそれを深く考えて投票行動に移すかというのは、なかなか難しいかなというふうに思っています。もうかなり雑駁にといいますか、シンプルに、高市政権発足からまだ3カ月ですから、このままいくのか、一回ストップするのかっていうような判断軸になっていくのかなとは思っています。
 こちらの希望としては、やっぱり地方、私たちみたいな人口減少地域をどうしていくのか、または、クマ対策、人口減少対策、様々な個別テーマについて、しっかりスピード感を持って実効性のある予算、事業を行ってくれるのかというところを見ていきたいなというふうに思ってます。
 
(記 者)
 ありがとうございます。
 
(記 者)
 まず、先ほど秋田県内の(選挙)応援、日程、状況が許せばするということでしたけれども、これは具体的に、いわゆるマイクを握るっていう認識になるのでしょうか。
 
(知 事)
 体(日程や状況)次第ですけどね、まあ何とも言えないですね、それは。
 
(記 者)
 わかりました。
 あともう一点なのですが、先ほどもちょっと予算の話があったのですけれども、国の方では今回、暫定予算になる可能性もあるということなのですが、これが県の予算編成に具体的に何か影響が出たりとか、編成作業に遅れが出たり、そういった影響というのはあったりするのでしょうか。
 
(知 事)
 編成作業については、もうこれは見切りで進めていくしかありませんので、粛々とやっていきます。あとはそれが成立(編成作業が終了)をして、選挙が終わり、その実行段階にどういう影響になるかというのはちょっと見通せない部分はあります。
 
(記 者)
 ありがとうございます。
 
(記 者)
 先日、菅元総理の不出馬でコメントをいただいたかと思うのですけれども、改めてその辺の受け止めですとか、どういった政治家だったかなど、改めてお願いできたらと思います。
 
(知 事)
 正に私の目指す成果を重視する政治家であったなという印象です。功績は枚挙にいとまがありませんが、やはり秋ノ宮のご出身、苦労されて市議会議員から総理まで行かれた方ですので、どんなに偉くなっても一般の私たちという、国民、普通の人の気持ちを常に持っている人だなと感じていました。その中でふるさと納税であったり、また、不妊治療の保険適用であったり、また、携帯電話料金の値下げとか、本当にありがたいなっていうような政策を実現してくれた偉大な政治家だったと思います。
 
(記 者)
 先日、参議院議員の寺田静さんが自民党会派入りする意向だということが、各社報道で明らかになったと思いますけれども、このニュースについて、知事はどのように見ていらっしゃいますでしょうか。
 
(知 事)
 まあ大変な驚きを持って受け止めましたが、ただ一つ心配なのは、政治不信につながらなければいいなと思います。右から左までいろんな考えがあっていいと私は思っていますし、誰かを否定するつもりはありませんが、やっぱり選挙というのは1票を投じる人であったり、そのために奔走する人たちのいろんな気持ちが積み重なって結果を出すものでありますから、こういう、6年という任期があって、9割以上残している段階で、全く真逆の行動をされると。そして、それに対して5年半もの間、信を問う機会はないというようなことであれば、ちょっと選挙を馬鹿馬鹿しく思ってしまう人も出てきてしまうのではないかなっていうのは私の懸念点ではあります。
 
(記 者)
 わかりました。ありがとうございます。
 
(記 者)
 今のでちょっと追加で確認なのですけど、真逆の方向というのは、野党から支援、推薦を受けていた寺田さんが与党の会派入りをすることに対してっていうことでよろしいですか。
 
(知 事)
 はい、そういうことです。構図としては、無所属ではあったものの、やはり誰の目に見ても反自民という一つの軸で皆さん頑張られたんだと思いますので、そこから自民というのは、やっぱり、びっくりだなという感じです。
 
(記 者)
 ありがとうございます。
 
(幹事社)
 関連以外の質問でも、何でもある方は。
 
(記 者)
 冒頭の幹事社さんの質問で、スタジアムについて触れていたのですけれども、そちらについて質問させてください。
 一部報道で秋田市さんが去年11月にスタジアムに関する整備の検討状況をJリーグ側に説明していて、非公開の中で、リーグ関係者が1万5000人規模の施設が必要だというような主張だったり、1万人規模を上限として検討した市に対して、志が低いというような指摘があったというのが、情報公開請求で明らかにはなっていたのですけれども、それに関して沼谷市長も一定の不快感をあらわにしてというので、若干Jリーグさんと秋田市さんで、やや対立な感じが見えなくもないのですが、そのあたりに関しては知事としては何か所感というか、受け止めはあるものでしょうか。
 
(知 事)
 はい、あります。あの報道、県はあの協議には参加してませんので、全部大体読ませていただきました。いろいろな表現はともかく、また、雰囲気は居た人にしかわからないとは思いますが、まあ率直に、「あっこういう感じなんだ」という驚きはありました。もうちょっと、やっぱりJリーグ側も、様々な財政規模、人口規模の自治体が、何とかしてJリーグで頑張っていこうというその気持ちを、慮ってもらって、日本、いろんな大都会ばっかりじゃなくて、雪国も含めて、そうしたところでもサッカーチームをやっていこうじゃないかっていう我々のその気持ちに寄り添っていただきたいものだなというふうな感想は持ちました。なので、市長は非常に強い言葉で批判されましたけれども、お怒りはごもっともだなというふうに私は感じました。
 ただ、あまりね、その、どんな言い方したとか、こういう態度だったということで感情的に、Jリーグあるまじきというような、そういう構図にもっていくべきではないと私は思っていますので、ここは冷静にブラウブリッツというチームが秋田にとってどれだけ価値があって、または、秋田市も、秋田県も、どこまでやれるのかっていうの、市長がこれまで手順を追ってやってきているように、非常に論理的に解を導いていかなければならないというふうに思っていますので、民間企業、民間の経済団体とかブラウブリッツさんも、これからいよいよ頑張ろうと本腰を入れているようですので、それをしっかりとサポートしていきたいなと思っています。
 
(記 者)
 ありがとうございます。
 あともう一点、スタジアムとは別に、先日、季節ハタハタの漁獲量、今季の一定程度のまとめが出まして、弊社だったり新聞さんだったりで報道にもあったのですけれども、禁漁明け以降、最も少なかった昨シーズンよりさらに少なく、5パーセントほどという桁違いの少なさになってしまったわけですが、他の魚種と違って秋田県民になじみのある、親しみのあるお魚ではあるのですけれども、それが今後、先行きがかなり不透明な状況なっています。そのあたりの気持ちの部分だったり、今後、どうしていきたいかという、何か考える部分があれば教えてください。
 
(知 事)
 漁獲高の推移であったり、また、温暖化が原因であろうとはいわれますが、他道県の漁獲状況を見ると、まあかなり難しい壁に直面している、岐路に立っているなという認識です。
 とはいえ、今おっしゃったように、秋田県の文化を成す魚種でありますから、しょっつるなども含めて、そういうところまで全部波及していく話なので、そう簡単に諦めるわけにもいかないと。これはしっかり科学的に、未知の部分は大きいにせよ、そこの調査研究という分野で、県としてはしっかりと何とか努力をしていきたいと思いますし、一方で、漁業者の皆さんの生活という問題もありますから、これは切り替える部分は切り替えて、次の時代に合った水産業というものについて模索をしていかなければならないと思っています。
 
(記 者)
 青森の鰺ヶ沢の漁協の方では、接岸してくる沿岸のハタハタの定置網の方、今シーズンは禁漁としたようなのです。鰺ヶ沢の漁協のところだけですが、ハタハタの資源保護のための禁漁というところについては、もちろん禁漁にすれば資源回復するという見込みが今あるわけではないのは、私も十分認識してはいて、なかなか難しいところだと思いますし、何もしないのに漁師さんへの支援というのも多分難しいのかなと、現場の人たちの話を聞くと、そう感じるところではあるのですが、ただやはり去年の協議会でも「禁漁」というワードが結構飛び交ったので、そのあたり、「禁漁」というワードについて知事としては何か考えるところ、もしあればお願いします。
 
(知 事)
 個人的な意見にとどめたいのですけれども、かつて禁漁によって資源量が回復したという成功体験はありますが、当時はやっぱり獲って減ってきたから一回やめようという禁漁だったと思うのですが、もう最近は、もともと獲りに行っても獲れない状況ですよね。そこの原因であったり、何が起きているのかというところを、しっかり把握していかないと、なかなか有効な手段にはならないのではないかなとは思います。
 
(記 者)
 ありがとうございます。
 
(記 者)
 ちょっと選挙戦の関係に関わるのですけれども、今回、与野党ともに消費税の減税を公約に掲げる動きが検討されてますが、この公約については知事、もし考えがあればお願いします。
 
(知 事)
 物価高騰対策として、非常に即効性というか、直接的な効果があるだろうとは思いますが、早速国債の金利も上がってきているということで、財政規律との兼ね合いですよね。こうやって選挙になると、一気にもうお互いがどんどんいい話をしていく流れになっちゃいますので、それをマーケットも冷静に見ているんだなというふうに私は受け止めてますので、非常に県財政にとってはおっかない、非常に恐ろしい状況だと思います。その国債、県債の金利が上がっていくというのは、そこはちょっと、この状況とスケジュール感で冷静な議論がなされるだろうかという恐れもありますけれども、その物価高騰対策の裏の側面というものも、しっかりと表に出して提示をしていただきたいなとは思います。
 
(記 者)
 承知しました。ありがとうございます。
 
(幹事社)
 各社さん、あと他にありますか。
 なければ、すいません、ありがとうございました。
 
(知 事)
 ありがとうございました。

 

 
(幹事社)
幹事社の読売です。まず知事から発言があるとのことですので、よろしくお願いします。
 
(知 事)
最初にパリオリンピック、志田(千陽)選手、銅メダル、大変おめでとうございました。志田選手の銅メダル、本県にとって12年前の2012ロンドンのバレーボール、江畑(幸子)さん以来の快挙であります。まさに本県の代表する選手でありますので、心からお祝いを申し上げたいと存じます。
また、北都銀行のナガマツペア(永原和可那選手・松本麻佑選手)、残念ながら決勝リーグには(進出)できませんけれども、まずは大変に健闘したということを讃えたいと思います。
いずれこの後も本県選手の、出身選手の活躍の場がありますので、大いに頑張ってほしいなと思います。
今日、大分暑くなりましたんで、熱中症の関係で少し県民の皆さんにお願いがございます。
大変気温が高くて、34度、5度という、場所によっては相当上がってます。また、この後しばらく高温が続きますんで、まずは熱中症に気をつけていただきたい。こまめに水分の補給、またエアコンの利用も適正な温度に設定しながら活用していただきたい。特に高齢者の方、あるいは子どもさんについて、自分で症状が分かりませんので、十分に周囲からお声をかけて、こういう方々をしっかり守っていただきたいと思います。
また災害の関係、ボランティア、非常に暑い中で大変ですんで、十分熱中症に気をつけながら、ボランティア活動をお願いしたいと思います。
いずれ環境省から暑さ指数とか熱中症警戒アラートが出ますんで、そういうものをチェックしながら、熱中症の予防をお願いしたいと思います。
また最後に、省エネエアコンの導入助成、第2弾のあきた省エネ購入応援キャンペーンを実施しておりますが、まだ残りがありますんで、エアコンを購入する際にはご活用いただきたいと思います。
以上であります。
 
(幹事社)
では、今の知事の発言に対し、質疑のある方いらっしゃいますでしょうか。
 
(記 者)
もし分かればですけど、熱中症に関して、県内、増えてきてるとは思うんですけれども。県内でどれぐらい、今年に入ってから熱中症で搬送されてるといったまとめ等はあるんでしょうか。
 
(知 事)
今のところ4月29日から7月28日までの間の統計があります。これが197人。特に7月15日から21日、この1週間は大分多いです。いずれ最近多くなっておりますんで、ぜひ気をつけていただきたいと思います。
 
(幹事社)
ほかにいらっしゃいますか。
いらっしゃらないようなので、幹事社から1問代表質問させていただきます。
先月下旬の大雨についてです。明日、知事も内閣府などを訪れて要望要請活動を行うということですが、まずは被害の所感と考えている支援策、あと要望の内容などについて、知事のお考えをお聞かせください。
 
(知 事)
今回、大分広範囲にわたってますんで、農業の関係、あるいは農地や農業用の施設、また道路の損壊、あるいは河川。特に河川、今回子吉川系統の直轄部分、あそこもいきましたんで。雄物川が大分(整備が)進んでまして、米代川も大分進んでますが、今回、子吉川のほう、今まで手をかけてますが、直轄河川が損壊するということは相当影響があります。特に雄物川流域、あの治水、ダムもできますけども、まだしばらく先ですんで、ぜひ、これも抜本的な改修、直轄で、この部分、特にお願いしたいと思います。
また農水の関係。大分、激甚災害でもカバーできないところがありますんで、そういう点において、国のほうでもなるべく農水省の様々な支援をお願いしたいと。
で、そこの隙間の部分はこれから9月まで県で補正を組みますんで、まず県の部分は昨年の例もありますんで、まずはそういう農業の支援、営農継続、これを中心に考えていきたいと思います。
また、まだ行方不明の方がいらっしゃいますんで、なるべく早く見つかるように願ってます。
いずれ明日、内閣府の防災関係、財務省、総務省、国交省、農水省、ここを回ります。で、急遽決まったもんですから、今、要望の内容を細かくやってます。いずれ激甚災害の場合、これからうちのほうで被害の内容を精査して、これをまとめて各省庁に上げて、これが基になります。まずは、総理から「検討するように」というお言葉がありましたんで、何とか激甚災害に。これになりますと、災害復旧、大分補助率が上がります。県の財政負担が減りますんで、その分、県で隙間のところをやれますんで、そういうことで明日、朝から行ってきます。
で、ついでにちょっと、私、ここに入ってくるとき、非常に苦しくて。あの、3日ぐらい前から大分腰の辺りが痛いっていうことで、2日前にシャワーを浴びたときに見たら、大分赤い斑点があったんです。で、昨日痛いもんだから、ネットで調べましたら帯状疱疹、これのようです。で、昨日救急外来、休みなので行きました。で、今日朝、午前中に精密検査をしたところ帯状疱疹ということで、大変痛いです。ただ、明日の国への要望、これは何としてもやる必要がありますんで、先生にお願いして、明日の夜までは何とか持つように鎮痛剤をやって、頑張って行ってきます。あの、ひどい状況です。
で、問題、1週間ぐらいは、なるべく静かにしてるようにっていうことで、まずは今週、副知事に代行できる業務は副知事にやってもらいます。ただ、重要な業務、まだ熱はないですから、動けますんで、痛みを我慢しますので、これは出ますけども、多くの業務を、まず今週1週間は副知事に代行をお願いしたいと思ってます。
 
(幹事社)
今の知事の発言について、質疑ある方、代表質問に関連しての質疑ある方いらっしゃいますでしょうか。
 
(記 者)
すいません、お体、ご体調心配なところ申し訳ありません。その1週間っていうのは、大体、今日から1週間っていうふうなイメージでいらっしゃいますか。
 
(知 事)
まあ今週いっぱいぐらい。
 
(記 者)
今週いっぱいぐらい。
 
(知 事)
大体、発症が3日か4日前です。だから10日ぐらいで、大体良くなると。大体10日ぐらいがめどで、治療、回復のめどということで。それがちょうど3日ぐらい前ですから、大体今週末ぐらいまで。
 
(記 者)
病気の知識がなくて恐縮なんですけれども、1週間静養すれば、症状はやわらぐっていうふうな病気なんでしょうか。
 
(知 事)
はい。大分、今、多いんですよ。若い方もなるというんです。県の職員も結構かかってるんです。で、特に高齢なれば疲れが出れば出るっていうことで。ただ熱がありませんので、食欲のほうはバンバンあります。これが一番なもんですから、まず鎮痛剤等、強い薬、お願いしましたんで、まず今のところ。ただ歩くと痛いんですよ。
 
(記 者)
改めて確認なんですけど、明日、政府のほうに要望行かれて、それ以降は、静養されて、来週の月曜日ぐらいから復帰予定だと。
 
(知 事)
単に黙って座ってやる用はできますけども、歩くのが大変痛いもんですから。
 
(記 者)
分かりました。ありがとうございます。
 
(幹事社)
ほかに質問ある方いらっしゃいますか。
 
(記 者)
体調悪いところ大変申し訳ございません。ちょっと大雨に関連して激甚災害に関してなんですけれども、スケジュールとしては、県のほうで被害を調べてから申請するっていうこと、申請というか国のほうに伝えることになると思うんですけれども、県内スケジュールとしては大体どれぐらいになりそうかという見通し等ありますでしょうか。
 
(総合防災課)
総合防災課です。現在、まだ国のほうともしっかりまだ協議もまだできていないような状況ですので、これからというような話になるかと思うので、まずは最初に知事のほうから内閣府、国のほうに1回行っていただいて、それからスケジュールが決まってくるものかなというふうに認識しております。
 
(記 者)
ありがとうございます。
あと、大雨の県の支援に関してなんですけども、大体予算規模等どれぐらいを想定されてるんでしょうか。
 
(知 事)
まだ全体が明確に分かってませんので、これからこのお盆中に査定と積算をやります。あと、9月補正というと、今月末ぐらいまでには大体固まるかなという。で、大分相手もお盆休みに入りますんで、まずは今回大分田んぼ、去年と違って、あそこの川が急流なもんですから、相当土砂が田んぼに入ってます。この分、昨年は山際のところだけで、あとは田んぼの水が引けると普通ですが、今回全面的に、薄くですが全部入ったところがありますんで、相当田んぼ、来年の耕作に間に合うかどうか。そうしますと、来年できませんので、相当、農家の方が困りますんで、そこらを辺どうするか。思った以上に田んぼの中、砂利が入ってます。これが一番です。あと、林道、山、あれはまだ全容を完全に分かってませんので、相当奥まで、特に鳥海山系、急峻ですんで、奥に入るのが非常にまだ危険なんです。早急に今やってますが、なかなかそう簡単に山の中はできませんので。
 
(幹事社)
関連質問はございますでしょうか。
では、その他の項目で質問がある方いらっしゃればお願いします。
 
(記 者)
また大雨に関する質問で恐縮です。明日の国の要望、改めて激甚災害の指定を強く求めていくというふうなお気持ちでしょうか。いかがでしょうか。
 
(知 事)
内閣府、これは激甚災害(関係等の要望)。あと各省庁、激甚とまた異なるメニューがあります。総務省、特交の配分を多くお願いするとか、また例えば子吉川の流域治水、あれは激甚とか何とかでなくて、それをどう判断するかは国交省だと思うんです。だから激甚は激甚ですが、そのほかのパターンがいっぱいありますんで、そういう個別ごとに各省庁で、激甚と関係あるなしにかかわらずできるものはありますんで、これもお願いします。
 
(記 者)
知事、今、河川の具体的なお名前でいうと子吉川っていう名前、何回も出てきてるかなと思うんですけれども、知事の認識としてやっぱり子吉川、もちろん広範に被害が及んでるというのは重々承知なんですけれども。
 
(知 事)
直轄部分、あそこが損壊してます。雄物川、29年の雨で相当抜本的に改修してます。米代川、あれも相当やってます。子吉川もやってますが、まだそういう状態であれば、もう少し強固にやる必要がありますんで、そこら辺をどうするか。直轄の場合、相当簡単でないんですよ。
 
(記 者)
やはり直轄河川に損害があったっていうのは、やっぱり今回の記録的な大雨で一つ象徴的な大きな被害だと。
 
(知 事)
ええ。ダムが完成すれば相当違いますがね。
 
(記 者)
あと、すいません。その国の支援が下りるまでの間は9月補正で、支援の費用も出すというところなんですけど、9月補正は農地とか田んぼとか、そっちの農業部分の支援っていうのを手厚くやるというふうなお気持ちでしょうか。
 
(知 事)
県管理河川、今、応急でやってますんで、これをどうするか。応急でやってもこれをどういうふうに改修、まだこの後、災害査定で現状復旧か、またプラスアルファするかで、相当国との調整が必要ですんで、これがそう簡単にいかないですね。
 
(記 者)
あと、すいません、もう一つだけ。農業、今年育たかなかったら来年以降の豊作にちょっと影響が出るっていうようなお話もあったかと思うんですけども。その来年以降に影響ができるだけ及ばないようにするためには、どういった施策が求められているか。
 
(知 事)
田んぼが全面的に埋まってますと、相当時間がかかるし、今年もあの稲が取れませんし、来年までっていうと、まだ冬もあります。ここら辺が非常に難しいんです。だから相当、どうするか。で、砂利がありますと全部取って、また土を入れ替えるという。これが今、建設業、昨年の災害で手が回らないんです。そういう点もありますんで、なかなか悩ましいですね。
 
(記 者)
我々が取材する中で、その農業の用水路も土砂で埋まってという話も伺うんですけど、そこに対する対応というのはどのようにお考えですか。
 
(知 事)
早急にできるものは今やってますんで、まず今年、可能なものは何とか急いでやってます。ただ問題は、抜本的にやる必要のあるところはどうするかです。
 
(記 者)
抜本的にやる必要があるところっていうのは、今後、時間はかかるかもしれないけど、慎重に考えていかれると。
 
(知 事)
単にそこだけやっても上流のほうに手がつかないと、また同じなんですね。
 
(記 者)
分かりました。ありがとうございます。
 
(記 者)
今、円高が進んでますが、県内のインバウンドなどにいろいろ影響が出るか、出てましたら教えていただきたいのと、あと株価の下落も影響などいかがかなと思いましてお願いします。
 
(知 事)
インバウンドは台湾が中心ですんで、そう今のところ影響はございません。ただ、この後、欧米のほうがどうなるか。ただ今のところ、私どもに来るところは、すぐには円高の状況が影響するとは思ってませんが、これから十分これを注視するという、そういうことは必要かと思います。
あと株価のほうは、企業のほうで株、大企業の関係で、これを相当持って決算するところは、大分決算が悪くなりますが、まずそこら辺、うちのほうは大企業の本社は余りありません。株価のほうは、大企業がそう多くないもんですから、そんなに影響するのかな。ただ、全国的に影響がありますと、交付税とか様々な税に影響しますんで、そっちのほうが全国的、オールジャパン、この影響がどう受けるか、これが一番です。
 
(記 者)
 よろしくお願いします。
去年の大雨では、秋田市の中心市街地が被害に遭ったということで、9月補正では中小企業に対する支援策なども盛り込まれていました。先ほどお話にあったように、今回は田んぼですとか農地の被害が多いということで、去年の9月補正とは県の支援策も性質が変わってくるでしょうか。
 
(知 事)
事業者、商工業者、商工業、若干(被害を)受けてますが、まずそう多くないと。ただ、去年は中心市街地、ほとんど商工業ですんで、そこのウエイトは大分違うかなと。
 
(記 者)
そうすれば今年の9月補正では、農家の営農支援が大きな柱になりそうでしょうか。
 
(知 事)
と、あとは県の管理(県管理河川等)の、ここが中心です。
 
(記 者)
予算の規模感としてはどうでしょうか。
 
(知 事)
まだ全然、これからです。
 
(記 者)
分かりました。ありがとうございます。
 
(記 者)
話題変わって、ふるさと納税について伺います。先日総務省から発表された情報によると、寄附総額が全国では1兆円を超えていて、秋田県でも最高額を記録しています。一方で都市部のほうでは税収の流出が止まっていないといった課題もある中で、現在の制度に対する見直し案というのも検討されるところですけども、知事は現在のこのふるさと納税の制度について、この在り方、どういうふうに考えていらっしゃいますでしょうか。
 
(知 事)
これの趣旨は十分に理解します。で、こういうものはあってもいいと思う。ただ問題、今完全に返礼品の競争。で、あれが大分地元の地場産業にプラスの影響がありますが、あれが行き過ぎますと。本当はそういうもの、いいものがあるところ、ないところ、これ全部というのは無理なんですよ。多分、全体、あの実入りは半分ぐらい、あとは業者に行く。これがどうか。だから若干、本来の最初の趣旨と大分様相が変わってますんで、これをどうするか。あとは都市と地方、相当対立、分断。東京都なんか、今回小池さんも相当ぶつぶつ言ってます。そこら辺、大都市は相当影響を受けてますんで、そういう分断が余りあると何か変なもんですから、もう少し、何というか、競う合うというよりも、何か別の手法も検討する必要があるかなという、そんな感じもします。
 
(記 者)
ちょっと行ったり来たりで申し訳ない。また雨の話で申し訳ないんですけど、農水関係のところで、先ほど最初に知事も隙間になる部分みたいなお話があって、激甚になったらほかのところに費用を充てられて、そこの隙間のところにも県として十分対応できるっていうことかと思うんですが、県として今回の被害を見ている限り、知事として独自で対応する必要性があるところとってどういうふうにお考えなんでしょう。
 
(知 事)
田んぼの砂利、あれは国の制度で一定額。この一定の下、国が対象となりませんので、そこを対象にしてますんで、そこら辺のものがいっぱいあります。
 
(農地整備課)
補足させていただきます。農地整備課でございます。
知事申し上げましたとおり、国庫補助災害の対象になるのは40万円以上。それ以下について、県単小災害という制度もありますので、こういったところをしっかり活用していきたいというふうに考えています。
 
(記 者)
ありがとうございます。
 
(記 者)
すいません、質問なんですけども、冒頭でも発言ありましたが、オリンピックの志田選手について、県民栄誉賞の授与とか、そういった考えはございますでしょうか。
 
(知 事)
この後、あの基準がどうなるか。当然基準がありますんで、これをどうなるか。これを見なきゃ、今、はっきり言えないかなと思う。ただ、すごいですよ。私が決めるもんでなくて、基準がありますんで、これに合うかどうかです。
 
(記 者)
ありがとうございます。
 
(広報広聴課)
広報広聴課です。
補足しますけど、これまでオリンピックでメダル獲った方、県民栄誉賞を受賞しておりますので、そういった過去の事例も参考にしながら、最終的に知事のほうと相談しながら決めていきたいと思っております。
 
(幹事社)
ほかに質問ある方いらっしゃいますでしょうか。
ないようですので、会見を終わります。