文部科学省では、全ての保護者が安心して家庭教育を行えるよう、身近な地域において保護者に寄り添う支援が展開されることが重要であることに鑑み、地域における家庭教育支援活動の一層の推進を図るとともに、「家庭教育支援チーム」の優良事例の広報、研究の進展及び認知度の向上に資するため、特色ある優れた活動を行っている「家庭教育支援チーム」に対し、その功績をたたえ表彰を行っています。 
 今年度、本県では、北秋田市家庭教育支援チーム「にこっと」が表彰されることとなりました。全国における表彰チームは、北秋田市家庭教育支援チーム「にこっと」を含む23チームです。
 表彰式は、令和8年2月6日(金)に文部科学省第一講堂(東館3階講堂)において、対面とオンライン配信を組み合わせて実施されます。 


<被表彰チーム>
 北秋田市家庭教育支援チーム「にこっと」(北秋田市花園町10番5号 北秋田市教育委員会生涯学習課)
  リーダー:中田 とし子 氏   

<主な表彰の理由>

・核家族化が進み、地域との繋がりが希薄化する現代社会において、子育て家庭が抱える孤立感や不安に真摯に向き合い、地域全体を巻き込んだ支援活動を精力的に展開してきた。
・親子の交流の場として「親子あそびサロン」を定期的に開催し、特に自然豊かな環境でのびのびと楽しめるプログラムは、地域の子育て家庭にとってかけがえのない憩いの場となると共に、保護者の孤立感や不安を解消する貴重な交流の場となっている。また、「親子あそびサロン」の会場に相談ブースを併設し、子育てに関する悩みや不安について気軽に相談できる体制を整えている。
・市内の小中学校や公民館、子育て支援施設などに出向き、様々な現場のニーズに応じた講座や講演会を実施し、保護者に具体的な子育てスキルを提供している。