県と自衛隊の協力協定に基づき、11月5日から実施されていた自衛隊による支援活動が昨日をもって終了いたしました。
 国防という重要な任務がある中で、県民のクマ被害防止のため、このたびの特殊な業務に多大なるご尽力をいただいた自衛隊の皆様をはじめ、関係各位に心から感謝申し上げます。 
 
 10月28日に小泉防衛大臣に緊急要望を行った後、同日午後には自衛隊が本県に入り調整を開始、11月5日に協力協定を締結し、同日中に鹿角市での支援活動が開始されるなど、極めて迅速なご対応をいただきました。
 県内12市町村で支援活動に当たっていただき、市町村からは、「猟友会の会員の確保が難しい平日の日中に活動していただき非常に助かった」「ドローンを活用した情報収集等により地域住民の安全・安心の確保につながった」など、多くの感謝の声が寄せられております。 
 
 自衛隊組織における皆様の確かな調整力と実行力により、不足していたマンパワーを的確に補っていただき、効果的な活動に貢献していただいたことは、誠に心強い支えとなりました。
 県としましても、県民の命や安全・安心な暮らしを守り抜くため、このたび支援いただいた経験も踏まえ、引き続き、国や市町村、関係機関と連携しながら、全力でクマ対策に取り組んでまいります。
 
 
令和7年12月1日
秋田県知事 鈴木 健太

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