●知事発表
  (1)梅雨期の災害への備えについて
 

●幹事社質問

  (1)次期総合計画について
  (2)マーケティング戦略室について
 
●その他質問
 (1)女性活躍推進を担う理事等のポストについて
 (2)陸上風力発電設備に係る安全対策検討会議について
 (3)新スタジアム整備について
 (4)参議院選挙における知事の対応について
 (5)東京都議会選挙の結果と参議院議員選挙について
 (6)コメの適正価格について
 (7)秋田市外旭川地区のまちづくり事業について
 (8)秋田市中心市街地の状況について

 


(幹事社)
 6月幹事社のNHKです。よろしくお願いいたします。
 まずは知事からの発表事項をお願いいたします。
 
(知 事)
 私からは一点、梅雨期の災害への備えについて申し上げます。
 県民の皆様に梅雨期の災害への備えについてお願いがございます。
 近年、自然災害が激甚化・頻発化しておりまして、本県においても、これまで3年連続で大雨に見舞われ、大きな被害が発生しております。
 また、これから雨の多い季節を迎えますけれども、大雨による被害を最小限に備えるためには、私ども行政も様々な施策を講じますけれども、県民の皆様お一人お一人がまずできることをしていただくということで、日頃の防災・減災対策に取り組んでいただくことをお願い申し上げます。
 私から3点についてお願いしたいと思います。
 こちら(モニター)に出てますけれども、1点目は、日頃の備えについてです。
 家庭における水、食料の備蓄、ハザードマップや避難ルートの確認など、日頃からの備えをお願いします。
 2点目は、正しい情報の入手についてです。
 災害発生時、SNSなどで様々な情報が飛び交っておりますが、本当にいろいろな情報が混じってますので、誤った行動につながらないように、気象台や県や市町村のホームページといったところで正しい情報を入手してください。
 3点目は、避難時の注意についてです。
 大雨の際、河川や水路に近づかないでください。特に農家の皆様、作物がどうなってるか大変ご心配な気持ちはわかりますけども、見に行ったとしても、結果は変わりませんので、どうか見に行かないように気をつけてください。
 また、浸水が心配される場合は、地域で声を掛け合いながら早めの避難をお願いいたします。
 また、マスメディアの皆様におかれましても、是非ご協力をお願いしたいと思います。これまで3年連続で、いずれも7月・8月ということで、梅雨明けてからの大雨災害が多くなっております。予報で大体直前にはわかりますので、様々な形での県民の皆さんへの注意喚起にお力を貸していただければ幸いに存じます。
 私からは以上です。
 
(幹事社)
 ありがとうございます。
 知事からの発表に関しまして質問がある社はいらっしゃいますでしょうか。
 
(記 者)
 よろしくお願いします。
 鈴木知事は、知事選の時からこの災害の呼び掛けに対して、更に実効性のある方策がとれるんじゃないかということを訴えていたと記憶しております。それについて、ここに書かれているもの以外でも、これから打っていきたいと考えているもの等があるようでしたら教えてください。
 併せて、この出水期対策については、自治体との連携、それから速やかな避難情報の発出など、そういったところも重要になってくるのではないかと思います。例えば首長とのホットラインの構築ですとか、気象台との構築ですとか、何かそのあたりで考えていることがございましたらお願いします。
 
(知 事)
 例年ずっと行ってきているものは、当然今年度についても実施をいたしますが、新たに今日こういった呼び掛けをするということももちろん一つなんですが、私が重視したいなと思っているのはSNSですね。自分自身のアカウントももちろんですけれども、行政から発信するものについては、より頻度とか精度を上げたものをこれから出していきたいなというふうに思っております。
 また、県内25市町村長の皆さんとのホットラインについても、当然これからしっかり構築をしていきたいと思っております。
 
(幹事社)
 そのほかいかがでしょうか。
 
(記 者)
 丹治純子理事が退任されて、後任のポストっていうのが今のところ決まってないということでしたけども、これは女性活躍のかなり重要なポストだと思うんですが、それを置かない理由とか、今後、同様のポストを置く予定があるのかとか、そのあたりをお聞きしたいんですが。
 
(知 事)
 これちょっとテーマが変わっていいですか。いいですかね。はい。
 別のテーマということでお答えしますが、まあずっと必置のポストではないという認識でした。佐竹県政後半、最後の1期4年間に特別に置かれたポストでありますので、当然これを引き継ぐ前提でももちろんないと思いますし、あったものをなくしたという、能動的なものでもないと私は認識をしております。ただ、女性、男女共同参画というのは非常に重要なテーマでもありますので、どういうこれから人事体制も含めたところで、どんな体制をとっていこうかなというのは、私に任期が変わった今、一から考えていきたいなと思っております。
 
(記 者)
 ポスト的には、同様のポジション、理事級とかそういうものなのか、全く違う新しいポストを新設するとか、そもそも現行の体制でやるとか、そのあたりは今のところいかがですか。
 
(知 事)
 まさにそれも検討しているところですね。まず当り前に理事というポスト、これまで特別に4年間いらっしゃったわけですけども、それを当り前に引き継ごうということではなかったという、そういうことです。
 
(記 者)
 ありがとうございます。
 
(幹事社)
 そのほか、災害への備えについてご質問ある方いらっしゃいますでしょうか。
 では、ないようですので幹事社質問に移らせていただきます。
 2点ございまして、1点目が次期総合計画についてです。
 今後、策定に向けて作業が本格化していくと思いますけれども、策定のスケジュール感と、あと、知事として重要視しているポイントを伺えますでしょうか。
 
(知 事)
 まずスケジュール感ですが、次の9月議会に骨子、骨子案を出していきます。そこでまず議会の方で審議をしていただきながら、また当然、総合政策審議会のご意見などもいただきながら、12月で素案、そして2月議会で最終的な案を提示して、今年度中には策定をしたいと、そういうスケジュールですね。
 で、重視したいのは、政策課題は様々ありますけれども、何よりも秋田がいよいよ変わっていくんだなという、県民の皆さんにしっかりと伝わるようなものにしたいということです。4か年の計画ではありますが、15年後の2040年の秋田県の姿というものを、わかりやすく伝わるような形で提示をできるように準備をしたいということですね。これまでもずっと総合計画は毎期毎期策定していますけども、正直言って広く県民の皆さんが共有しているかと言われると、そうではなかったと思ってますので、より多くの皆さんが秋田県はこういうふうにこれから変わっていくんだなというふうな共通の認識を持っていただけるようなところに私は力を入れていきたいと思っています。
 
(幹事社)
 ありがとうございます。
 知事が人口減少について社会減1,000人台という数値目標を掲げてらっしゃると思うんですけれども、それ以外のテーマで何か数値目標として入れ込んでいきたいものなどがありましたら教えていただけますでしょうか。
 
(知 事)
 ほぼほぼの項目に数値目標を掲げようとは思っています。それがないと、やっぱり私は頑張れないもんだと思います。もちろんテーマにもよりますけれども、観光にせよ、産業にせよ、また、農林水産業にせよ、人口はもちろんですけれども、多くのテーマについて私は明確な数値目標を設けるべきだと、そうやって自分たちをしっかり鼓舞すると言いますか、努力の方向性というか、ゴールがないと走れませんので、それはとても大事だと思います。ただ、選挙の時点では、この社会減しか私としては明確には言い切れなかったなというところです。
 
(幹事社)
 今この段階で明確に出せるような数値目標っていうのはほかには。
 
(知 事)
 ないです。これから検討します。
 
(幹事社)
 ありがとうございます。
 2点目の幹事社質問に移らせていただきます。
 マーケティング戦略室についてです。
 明日からいよいよ始動するということで、まず何から手をつけていきたいなど、今後の方向性について教えていただけますでしょうか。
 
(知 事)
 しっかり体制をとることでしょうね。室長以下、兼務職員も含めると、それなりの人数になりますし、何といっても初めてのことですので、過去、名称はともかくとして、この種の機能を持った組織は庁内で初めてだと思いますので、しっかり認識を統一する、共有するということ、自分たちのチームは何をしようとしていくのかというところを、まずは固めないといけないと思います。
 
(幹事社)
 ありがとうございます。
 次期総合計画とマーケティング戦略室についてご質問したんですけれども、この幹事社質問について関連してご質問ある社はいらっしゃいますでしょうか。
 
(記 者)
 度々失礼します。
 まず総合計画のほうについて追加でお聞きします。
 鈴木知事は人口社会減1,000人台というものを、任期の最終年度までということで選挙戦の方でもおっしゃられていたと思います。で、総合計画の年次自体が2017年度から2020年度までの4か年ということになるかと思うんですけれども・・・
 
(知 事)
 ん。
 
(記 者)
 17、18、19、20年・・・
 
(知 事)
 それ27かな。
 
(記 者)
 ああ、失礼しました。そうですね。はい。その4か年で、1年ずれが生じる・・・
 
(知 事)
 26でないですか。
 
(記 者)
 26、あ、失礼しました。
 
(知 事)
 2026から2029ですよね。あれ、ですよね。
 
(記 者)
 では、その任期最終年度までに。
 
(知 事)
 その次まで総合計画の期間ではあります。
 
(記 者)
 はい、そうですよね。で、その場合、その総合計画で定める1,000人台の目標っていうのは、知事の(任期の)最終年度までに、1期目の最終年度までに達成を目指すという、この方向性は変わらないものなんでしょうかということですが。
 
(知 事)
 公約は公約で明確に、2028年度と申し上げましたので、それが総合計画的には3年目目標ということになると思います。
 
(記 者)
 そうですよね。なので、総合計画上は3年目までに達成をしたいという。
 
(知 事)
 そうですね、中間目標になるということだと思います。はい。
 
(記 者)
 それとあと、日本一持続可能な県というものを目指すべき姿ということで、企画部会の方でも示されていたと思うんですけれども、この表現について、少し県議会の方でも、もう少しわかりやすさが必要ではないかという指摘があったと思います。この点、どのように今後、説明に努めたいと思うか、考えを教えてください。
 
(知 事)
 私も正直、伝わりづらいなと思ってます。いろんなところでお話ししててもですね。相当補足説明をして、そういうことなのねというふうにわかってもらえてるので、これは選挙前、自分で考えた言葉ですけれども、そうした伝わりやすさという意味では、まだまだ改善の余地があると思っていますので、これは総合計画の策定の中で、より皆さんに、一言で、「ああそっちに向かっていくのか」というふうにわかってもらえるようなことを考えていきたいと思っています。これをそのまま使おうというふうに、私の中ではまだ思ってないですね。
 
(幹事社)
 このほか幹事社の質問に関するご質問はございますか。
 
(記 者)
 よろしくお願いします。
 マーケティング戦略室について言及がありましたけれども、これに関しても、例えば一定程度の数値的な目標ですとか、結果としてのこういうものを示していきたいですとか、それも何か職員をまさに鼓舞するだとか、そういう意味で目標設定みたいなものというのは、何か設けていくつもりですか。
 
(知 事)
 マーケティング戦略室自体が何かの事業を自前で設けてやるというイメージではないので、人口減、観光については重点的に手伝いますけれども、それをやるのはあくまで原課(直接の担当課)ですよね。そちらの方で事業や施策の数値目標としてしっかりと明確にしていきますけれども、マーケ室の成果ということではないんじゃないかと思います。要するに、各それぞれの支援をする部局での目標達成を頑張るのがマーケ室の役割だと思っていますので、マーケ室自体が何か数値を掲げてっていうことではないのかなというイメージですね。
 
(幹事社)
 このほかいかがでしょうか。
 
(記 者)
 よろしくお願いします。
 先ほど総合計画策定のスケジュールのご説明がありました。この素案から案、そして決定までの間にこの新設のマーケティング戦略室が何かしら伴走であるとか、作成の支援という形で関与していくという可能性はございますでしょうか。
 
(知 事)
 あると思います。どういう形かという具体的なのはまだ申し上げられないんですけども、当然にあると思います。
 
(記 者)
 何かこう、知事として、こうした関わり方ということで期待をされているアクションはございますか。
 
(知 事)
 そうですね、マーケ室のですよね。
 
(記 者)
 はい。
 
(知 事)
 わかりやすいのは観光でしょうかね。やっぱり様々な施策事業を観光文化スポーツ部の方で立案して実行していく中で、マーケティングという目線が、果たしてその秋田の強み弱みを、どういうターゲットに、どう届けていくかというようなことを、もうかなり密接に関わっていってもらうことになると思います。
 
(記 者)
 ありがとうございました。
 
(幹事社)
 そのほかいかがですか。
 恐らくないようですので、各社、ここからは質問がある社いらっしゃいましたら自由にお願いいたします。
(では私から。)
 明日、風車の事故を受けて安全対策会議が開かれると思うんですけれども、目指すところというか、どういった場として捉えればよいのかということをお聞かせいただけますか。
 
(知 事)
 今回、初めて県内各機関、事業者も含めて一堂に集まってもらうということですので、私としてはまずはやっぱりコミュニケーションをしっかり取れるようにしてもらいたいなとは思っています。自治体は自治体でなかなか口を出す権限もないと。で、事業者さんにお願いをしないといけない部分もかなり大きいので、すごくこの問題について私が大事だなと思っているのは信頼関係、それぞれのプレイヤーが、まず皆さん、事故を起こしてはいけないという認識、目標は当然共有しているわけですから、そこで変に何か、お互い探り合いみたいなことではなくて、どうやったらよくなっていくでしょうねという同じ側に立つことができるような場になれば一番いいかなとは思ってます。
 
(幹事社)
 何かを決めるというか、結論を出すっていう場ではない。
 
(知 事)
 まだそうではないんですよね。
 
(幹事社)
 ありがとうございます。
 あともう一点、新スタジアムの整備についてなんですけれども、秋田市議会の中で県が事業主体になる可能性について沼谷市長が言及されてましたけれども、その後、市の側から何かお話っていうのはあったんでしょうか。
 
(知 事)
 私自身にはないですけど、部局もどうなのかな。ないですね、特に。まああれは、あくまで、報道等で聞いた話ですが、仮定のことに対する仮定の回答ですので、具体的に何か一歩前進とかそういうことではないんじゃないかと認識してます。
 
(幹事社)
 現時点で知事としてのその事業主体に対する考え方っていうのはどんな。
 
(知 事)
 私はこれまでの議論をずっと見てきてますので、その流れで、(秋田)市なのかなとは思っておりましたけどもね。はい。
 
(幹事社)
 ありがとうございます。
 そのほかいかがでしょうか。
 
(記 者)
 お願いします。
 前回の議会終了後の会見で、今回の参院選について、中泉さんを応援したいというふうに知事おっしゃっていたかと思うんですけれども、まず3日に公示ということで、具体的に何かこう、こういう場で応援という形でついて回ったりとか、挨拶っていうような、何か動きっていうのは考えられたりとかはあるんでしょうか。
 
(知 事)
 先日もお話したとおり、知事としてというよりは、個人的な応援という立場ですので、あんまり、公務もありますしね、非常にびちびちに公務も詰まっていますので、あまり表に出るっていうことはないんじゃないかなとは思ってます。その状況がちょっとまだわからないので。
 
(記 者)
 まだ決まっていないということでしょうか。
 
(知 事)
 そうですね。はい。
 
(記 者)
 個人としては行かれる可能性というのは。
 
(知 事)
 なので、時間ないので。
 
(記 者)
 わかりました。ありがとうございます。
 
(記 者)
 よろしくお願いします。
 ちょっと選挙絡みなんですけど、話が変わって、東京都議選の関係で、東京都議選の結果で自民党が大きく議席を減らした一方で、参政党とか国民民主が急進したりとかと、結果としては結構トピックは多い感じの開票結果になったのかなと思うんですけども、都内の投票行動ではありますけれども、この結果、知事としてどうご覧になったのかというところと、また参院選も近づいてますけども、参院選の前哨戦と見る向きもある中で、知事としてはこの影響があるかないかとか、どういうふうになっていくかと、お考えがあればお聞かせいただければと思います。
 
(知 事)
 自民党大敗という見出しが目立ちましたけども、やはり物価高騰に伴う生活の苦しさという、ここの大きな不満が長年政権与党であった自民党に矛先が向いたんだろうなと、これはもう無理もないことだなという認識です。
 ただ、都議選は都民ファーストの会という、国政政党レベルでいったら無党派層の大きな受け皿になる政党があったという、状況が若干国政とは違うのかなというふうに受け止めてますが、参政党、また、国民民主党といった新興勢力が大きく勢力を伸ばしたというところからは、やはり自民党と、これまでの立憲民主党さんをはじめとする、いわゆる野党とは違うもう一つの、皆さんの投票の受け入れ先みたいなものが求められていて、そこにSNS、選挙の発展による効果が現れたのかなというふうに思っています。なので国政、今度の参議院選挙も非常に自民党は厳しい戦いになるでしょうし、戦い方というものも、また今回、全国的に各地域で激しい選挙になるでしょうから、選挙戦自体の変化というのも、また起きるのかなというふうに思ってます。
 
(記 者)
 選挙戦自体の変化というお話もありましたけども、知事ご自身も知事選を戦っていく中で、その旧来型の何ていうんですかね、知事ご自身は政党の後ろ盾がない中で戦ってこられたわけですけれども、近年の選挙戦をご覧になっていると、やっぱりその組織の力みたいなものが、必ずしも機能しない結果みたいなものが現れることが多いかと思うんですけれども、昨今の選挙の在り方みたいなものに対する変化って、知事ご自身はどういうふうに実感されていらっしゃるのかという。
 
(知 事)
 私の実感としては、もちろん直近の知事選挙なんですが、可視化が進んだのかなという気はしますね。前は、よくわからない部分があまりにも多く、政策といっても中身をしっかり読み込む方も、そう多くはない中で、何となくこの政党であったり、この団体が推すところを推そうというレベルの投票行動が多かったのでしょうけども、SNSで、特に動画ですよね。チラシとか静止画によるウェブ配信的なものは前からあったわけですけども、動画を見ることで大分その真実がわかるというか、真実は人それぞれですけどもね、自分の受ける印象というものを確立しやすくなると思うので、これによって大分その、人が勧められたっていうことよりも、自分が決めるっていう比率が上がったようには思います。
 
(記 者)
 ありがとうございます。
 
(幹事社)
 ほか、いかがでしょうか。
 
(記 者)
 先ほどJAのほうの総会、小松会長が米価格について「今5キロ3,000円から3,500円というのを自民党の方々が言っているけれども、それでは到底現場はペイできるような形にはならないので、新たな施策と支援を検討、提案して欲しい」ということをおっしゃったんですけども、知事として適正の価格というところをどういうふうに思われているのかというのをお伺いしたいんですけれども。
 
(知 事)
 先ほどというのは今日ですか。
 
(記 者)
 そうですね、先ほどちょっと囲みの会見で話されまして。
 
(知 事)
 そのご発言はちょっと把握してませんでしたけども、価格は一つじゃないですよね。もちろん米の銘柄とかにもよりますけども、生産者価格から小売価格までの間に幾つもの価格がありますので、適正は幾らだって簡単にはなかなか言えない部分がありますが、私は生産者である秋田県の長としては、やはりなるべく生産者価格は上げて欲しいし、でも、小売価格があまり今回のように上がってしまうと、日本の米そのものから離れてしまうと、これでは本末転倒ですから、今、小泉大臣が始めようとしているのは、私はこの間の流通過程をしっかりと変えていくことによって持続可能な農業生産を行いつつ、手に入りやすい小売価格というものを実現しようという方向性だと私は信じてますので、そこをしっかりと進めてもらえば有り難いなとは思っています。幾らですっていうのは、なかなか言えないですよね。
 
(幹事社)
 このほかいかがでしょうか。
 
(記 者)
 よろしくお願いします。
 2つありまして、一つが、またこれも秋田市政の話になっちゃうんですけども、外旭川地区のまちづくりに関して、市長さんが少し踏み込んだというか、何か、本当に完全に白紙というか、完全にやめてしまうということも理論上、有り得るというようなお話、答弁もありましたけれども、あの計画に関して、最終的に秋田市がどう判断するかだとは思うんですけれども、県として、進めるに当たって何が必要で、どういうものが求めるものというか、どういうものがあれば同意ができるのかっていう、あそこの計画、何を条件で県として同意できるのかっていうのは、どういうふうなお考えですかね。
 
(知 事)
 上がってこないことにはわからないですよね。県が当事者になるのは、地域未来投資促進法にかかる事業であった場合の話だと思いますが、市長のご答弁では、必ずしもそれありきでもないんじゃないかなって私は思ってますので、もしそうだとすれば、前任の佐竹知事が判断されたように、その法の趣旨であったり、しっかりとした要件に合うのであれば、もちろんマルでしょうし、合わないんだったらバツだという、ただそれだけの話で、あまりそこに県の主体性だったり何か秋田市のまちづくりとはかくあるべしみたいな、そういう思いは持つべきでないと私は思ってます。
 
(記 者)
 わかりました。
 もう一つ、またこれもすいません、繰り返し秋田市政で恐縮なんですけれども、秋田市中心部の商業施設の木内に関して、今の市長が接触されたという動きがありましたけれども、知事として、今あそこの店舗の現状をどういうふうに受け止めてらっしゃるかということと、市ですとか、あるいは商工会議所になるんでしょうかね、この関係者にどういうふうなご対応を求めていただきたいかという、その辺はどういうふうに考えますか。
 
(知 事)
 場所はいいですからね。民間事業者さんの判断に対して私がとやかく言うことでもないのかなとは思います。ただ、アポイントを入れてお会いしたというだけのことに、あまり騒いでも仕方ないんじゃないかなと思います。何か話が進んだりすれば、それは話題にはなるでしょうけども、ちょっと何か色々とね。先ほどの外旭川の件に関しても、仮定の話に対する答えであったり、そういうのに対してワーってこう皆さん、反応が大きいなっては思ってます。
 
(記 者)
 わかりました。ありがとうございました。
 
(幹事社)
 ほか、いかがですか。大丈夫ですかね。
 では、ありがとうございました。
 知事会見、これにて終了させていただきます。
 
(幹事社)
幹事社の読売です。まず知事から発言があるとのことですので、よろしくお願いします。
 
(知 事)
最初にパリオリンピック、志田(千陽)選手、銅メダル、大変おめでとうございました。志田選手の銅メダル、本県にとって12年前の2012ロンドンのバレーボール、江畑(幸子)さん以来の快挙であります。まさに本県の代表する選手でありますので、心からお祝いを申し上げたいと存じます。
また、北都銀行のナガマツペア(永原和可那選手・松本麻佑選手)、残念ながら決勝リーグには(進出)できませんけれども、まずは大変に健闘したということを讃えたいと思います。
いずれこの後も本県選手の、出身選手の活躍の場がありますので、大いに頑張ってほしいなと思います。
今日、大分暑くなりましたんで、熱中症の関係で少し県民の皆さんにお願いがございます。
大変気温が高くて、34度、5度という、場所によっては相当上がってます。また、この後しばらく高温が続きますんで、まずは熱中症に気をつけていただきたい。こまめに水分の補給、またエアコンの利用も適正な温度に設定しながら活用していただきたい。特に高齢者の方、あるいは子どもさんについて、自分で症状が分かりませんので、十分に周囲からお声をかけて、こういう方々をしっかり守っていただきたいと思います。
また災害の関係、ボランティア、非常に暑い中で大変ですんで、十分熱中症に気をつけながら、ボランティア活動をお願いしたいと思います。
いずれ環境省から暑さ指数とか熱中症警戒アラートが出ますんで、そういうものをチェックしながら、熱中症の予防をお願いしたいと思います。
また最後に、省エネエアコンの導入助成、第2弾のあきた省エネ購入応援キャンペーンを実施しておりますが、まだ残りがありますんで、エアコンを購入する際にはご活用いただきたいと思います。
以上であります。
 
(幹事社)
では、今の知事の発言に対し、質疑のある方いらっしゃいますでしょうか。
 
(記 者)
もし分かればですけど、熱中症に関して、県内、増えてきてるとは思うんですけれども。県内でどれぐらい、今年に入ってから熱中症で搬送されてるといったまとめ等はあるんでしょうか。
 
(知 事)
今のところ4月29日から7月28日までの間の統計があります。これが197人。特に7月15日から21日、この1週間は大分多いです。いずれ最近多くなっておりますんで、ぜひ気をつけていただきたいと思います。
 
(幹事社)
ほかにいらっしゃいますか。
いらっしゃらないようなので、幹事社から1問代表質問させていただきます。
先月下旬の大雨についてです。明日、知事も内閣府などを訪れて要望要請活動を行うということですが、まずは被害の所感と考えている支援策、あと要望の内容などについて、知事のお考えをお聞かせください。
 
(知 事)
今回、大分広範囲にわたってますんで、農業の関係、あるいは農地や農業用の施設、また道路の損壊、あるいは河川。特に河川、今回子吉川系統の直轄部分、あそこもいきましたんで。雄物川が大分(整備が)進んでまして、米代川も大分進んでますが、今回、子吉川のほう、今まで手をかけてますが、直轄河川が損壊するということは相当影響があります。特に雄物川流域、あの治水、ダムもできますけども、まだしばらく先ですんで、ぜひ、これも抜本的な改修、直轄で、この部分、特にお願いしたいと思います。
また農水の関係。大分、激甚災害でもカバーできないところがありますんで、そういう点において、国のほうでもなるべく農水省の様々な支援をお願いしたいと。
で、そこの隙間の部分はこれから9月まで県で補正を組みますんで、まず県の部分は昨年の例もありますんで、まずはそういう農業の支援、営農継続、これを中心に考えていきたいと思います。
また、まだ行方不明の方がいらっしゃいますんで、なるべく早く見つかるように願ってます。
いずれ明日、内閣府の防災関係、財務省、総務省、国交省、農水省、ここを回ります。で、急遽決まったもんですから、今、要望の内容を細かくやってます。いずれ激甚災害の場合、これからうちのほうで被害の内容を精査して、これをまとめて各省庁に上げて、これが基になります。まずは、総理から「検討するように」というお言葉がありましたんで、何とか激甚災害に。これになりますと、災害復旧、大分補助率が上がります。県の財政負担が減りますんで、その分、県で隙間のところをやれますんで、そういうことで明日、朝から行ってきます。
で、ついでにちょっと、私、ここに入ってくるとき、非常に苦しくて。あの、3日ぐらい前から大分腰の辺りが痛いっていうことで、2日前にシャワーを浴びたときに見たら、大分赤い斑点があったんです。で、昨日痛いもんだから、ネットで調べましたら帯状疱疹、これのようです。で、昨日救急外来、休みなので行きました。で、今日朝、午前中に精密検査をしたところ帯状疱疹ということで、大変痛いです。ただ、明日の国への要望、これは何としてもやる必要がありますんで、先生にお願いして、明日の夜までは何とか持つように鎮痛剤をやって、頑張って行ってきます。あの、ひどい状況です。
で、問題、1週間ぐらいは、なるべく静かにしてるようにっていうことで、まずは今週、副知事に代行できる業務は副知事にやってもらいます。ただ、重要な業務、まだ熱はないですから、動けますんで、痛みを我慢しますので、これは出ますけども、多くの業務を、まず今週1週間は副知事に代行をお願いしたいと思ってます。
 
(幹事社)
今の知事の発言について、質疑ある方、代表質問に関連しての質疑ある方いらっしゃいますでしょうか。
 
(記 者)
すいません、お体、ご体調心配なところ申し訳ありません。その1週間っていうのは、大体、今日から1週間っていうふうなイメージでいらっしゃいますか。
 
(知 事)
まあ今週いっぱいぐらい。
 
(記 者)
今週いっぱいぐらい。
 
(知 事)
大体、発症が3日か4日前です。だから10日ぐらいで、大体良くなると。大体10日ぐらいがめどで、治療、回復のめどということで。それがちょうど3日ぐらい前ですから、大体今週末ぐらいまで。
 
(記 者)
病気の知識がなくて恐縮なんですけれども、1週間静養すれば、症状はやわらぐっていうふうな病気なんでしょうか。
 
(知 事)
はい。大分、今、多いんですよ。若い方もなるというんです。県の職員も結構かかってるんです。で、特に高齢なれば疲れが出れば出るっていうことで。ただ熱がありませんので、食欲のほうはバンバンあります。これが一番なもんですから、まず鎮痛剤等、強い薬、お願いしましたんで、まず今のところ。ただ歩くと痛いんですよ。
 
(記 者)
改めて確認なんですけど、明日、政府のほうに要望行かれて、それ以降は、静養されて、来週の月曜日ぐらいから復帰予定だと。
 
(知 事)
単に黙って座ってやる用はできますけども、歩くのが大変痛いもんですから。
 
(記 者)
分かりました。ありがとうございます。
 
(幹事社)
ほかに質問ある方いらっしゃいますか。
 
(記 者)
体調悪いところ大変申し訳ございません。ちょっと大雨に関連して激甚災害に関してなんですけれども、スケジュールとしては、県のほうで被害を調べてから申請するっていうこと、申請というか国のほうに伝えることになると思うんですけれども、県内スケジュールとしては大体どれぐらいになりそうかという見通し等ありますでしょうか。
 
(総合防災課)
総合防災課です。現在、まだ国のほうともしっかりまだ協議もまだできていないような状況ですので、これからというような話になるかと思うので、まずは最初に知事のほうから内閣府、国のほうに1回行っていただいて、それからスケジュールが決まってくるものかなというふうに認識しております。
 
(記 者)
ありがとうございます。
あと、大雨の県の支援に関してなんですけども、大体予算規模等どれぐらいを想定されてるんでしょうか。
 
(知 事)
まだ全体が明確に分かってませんので、これからこのお盆中に査定と積算をやります。あと、9月補正というと、今月末ぐらいまでには大体固まるかなという。で、大分相手もお盆休みに入りますんで、まずは今回大分田んぼ、去年と違って、あそこの川が急流なもんですから、相当土砂が田んぼに入ってます。この分、昨年は山際のところだけで、あとは田んぼの水が引けると普通ですが、今回全面的に、薄くですが全部入ったところがありますんで、相当田んぼ、来年の耕作に間に合うかどうか。そうしますと、来年できませんので、相当、農家の方が困りますんで、そこらを辺どうするか。思った以上に田んぼの中、砂利が入ってます。これが一番です。あと、林道、山、あれはまだ全容を完全に分かってませんので、相当奥まで、特に鳥海山系、急峻ですんで、奥に入るのが非常にまだ危険なんです。早急に今やってますが、なかなかそう簡単に山の中はできませんので。
 
(幹事社)
関連質問はございますでしょうか。
では、その他の項目で質問がある方いらっしゃればお願いします。
 
(記 者)
また大雨に関する質問で恐縮です。明日の国の要望、改めて激甚災害の指定を強く求めていくというふうなお気持ちでしょうか。いかがでしょうか。
 
(知 事)
内閣府、これは激甚災害(関係等の要望)。あと各省庁、激甚とまた異なるメニューがあります。総務省、特交の配分を多くお願いするとか、また例えば子吉川の流域治水、あれは激甚とか何とかでなくて、それをどう判断するかは国交省だと思うんです。だから激甚は激甚ですが、そのほかのパターンがいっぱいありますんで、そういう個別ごとに各省庁で、激甚と関係あるなしにかかわらずできるものはありますんで、これもお願いします。
 
(記 者)
知事、今、河川の具体的なお名前でいうと子吉川っていう名前、何回も出てきてるかなと思うんですけれども、知事の認識としてやっぱり子吉川、もちろん広範に被害が及んでるというのは重々承知なんですけれども。
 
(知 事)
直轄部分、あそこが損壊してます。雄物川、29年の雨で相当抜本的に改修してます。米代川、あれも相当やってます。子吉川もやってますが、まだそういう状態であれば、もう少し強固にやる必要がありますんで、そこら辺をどうするか。直轄の場合、相当簡単でないんですよ。
 
(記 者)
やはり直轄河川に損害があったっていうのは、やっぱり今回の記録的な大雨で一つ象徴的な大きな被害だと。
 
(知 事)
ええ。ダムが完成すれば相当違いますがね。
 
(記 者)
あと、すいません。その国の支援が下りるまでの間は9月補正で、支援の費用も出すというところなんですけど、9月補正は農地とか田んぼとか、そっちの農業部分の支援っていうのを手厚くやるというふうなお気持ちでしょうか。
 
(知 事)
県管理河川、今、応急でやってますんで、これをどうするか。応急でやってもこれをどういうふうに改修、まだこの後、災害査定で現状復旧か、またプラスアルファするかで、相当国との調整が必要ですんで、これがそう簡単にいかないですね。
 
(記 者)
あと、すいません、もう一つだけ。農業、今年育たかなかったら来年以降の豊作にちょっと影響が出るっていうようなお話もあったかと思うんですけども。その来年以降に影響ができるだけ及ばないようにするためには、どういった施策が求められているか。
 
(知 事)
田んぼが全面的に埋まってますと、相当時間がかかるし、今年もあの稲が取れませんし、来年までっていうと、まだ冬もあります。ここら辺が非常に難しいんです。だから相当、どうするか。で、砂利がありますと全部取って、また土を入れ替えるという。これが今、建設業、昨年の災害で手が回らないんです。そういう点もありますんで、なかなか悩ましいですね。
 
(記 者)
我々が取材する中で、その農業の用水路も土砂で埋まってという話も伺うんですけど、そこに対する対応というのはどのようにお考えですか。
 
(知 事)
早急にできるものは今やってますんで、まず今年、可能なものは何とか急いでやってます。ただ問題は、抜本的にやる必要のあるところはどうするかです。
 
(記 者)
抜本的にやる必要があるところっていうのは、今後、時間はかかるかもしれないけど、慎重に考えていかれると。
 
(知 事)
単にそこだけやっても上流のほうに手がつかないと、また同じなんですね。
 
(記 者)
分かりました。ありがとうございます。
 
(記 者)
今、円高が進んでますが、県内のインバウンドなどにいろいろ影響が出るか、出てましたら教えていただきたいのと、あと株価の下落も影響などいかがかなと思いましてお願いします。
 
(知 事)
インバウンドは台湾が中心ですんで、そう今のところ影響はございません。ただ、この後、欧米のほうがどうなるか。ただ今のところ、私どもに来るところは、すぐには円高の状況が影響するとは思ってませんが、これから十分これを注視するという、そういうことは必要かと思います。
あと株価のほうは、企業のほうで株、大企業の関係で、これを相当持って決算するところは、大分決算が悪くなりますが、まずそこら辺、うちのほうは大企業の本社は余りありません。株価のほうは、大企業がそう多くないもんですから、そんなに影響するのかな。ただ、全国的に影響がありますと、交付税とか様々な税に影響しますんで、そっちのほうが全国的、オールジャパン、この影響がどう受けるか、これが一番です。
 
(記 者)
 よろしくお願いします。
去年の大雨では、秋田市の中心市街地が被害に遭ったということで、9月補正では中小企業に対する支援策なども盛り込まれていました。先ほどお話にあったように、今回は田んぼですとか農地の被害が多いということで、去年の9月補正とは県の支援策も性質が変わってくるでしょうか。
 
(知 事)
事業者、商工業者、商工業、若干(被害を)受けてますが、まずそう多くないと。ただ、去年は中心市街地、ほとんど商工業ですんで、そこのウエイトは大分違うかなと。
 
(記 者)
そうすれば今年の9月補正では、農家の営農支援が大きな柱になりそうでしょうか。
 
(知 事)
と、あとは県の管理(県管理河川等)の、ここが中心です。
 
(記 者)
予算の規模感としてはどうでしょうか。
 
(知 事)
まだ全然、これからです。
 
(記 者)
分かりました。ありがとうございます。
 
(記 者)
話題変わって、ふるさと納税について伺います。先日総務省から発表された情報によると、寄附総額が全国では1兆円を超えていて、秋田県でも最高額を記録しています。一方で都市部のほうでは税収の流出が止まっていないといった課題もある中で、現在の制度に対する見直し案というのも検討されるところですけども、知事は現在のこのふるさと納税の制度について、この在り方、どういうふうに考えていらっしゃいますでしょうか。
 
(知 事)
これの趣旨は十分に理解します。で、こういうものはあってもいいと思う。ただ問題、今完全に返礼品の競争。で、あれが大分地元の地場産業にプラスの影響がありますが、あれが行き過ぎますと。本当はそういうもの、いいものがあるところ、ないところ、これ全部というのは無理なんですよ。多分、全体、あの実入りは半分ぐらい、あとは業者に行く。これがどうか。だから若干、本来の最初の趣旨と大分様相が変わってますんで、これをどうするか。あとは都市と地方、相当対立、分断。東京都なんか、今回小池さんも相当ぶつぶつ言ってます。そこら辺、大都市は相当影響を受けてますんで、そういう分断が余りあると何か変なもんですから、もう少し、何というか、競う合うというよりも、何か別の手法も検討する必要があるかなという、そんな感じもします。
 
(記 者)
ちょっと行ったり来たりで申し訳ない。また雨の話で申し訳ないんですけど、農水関係のところで、先ほど最初に知事も隙間になる部分みたいなお話があって、激甚になったらほかのところに費用を充てられて、そこの隙間のところにも県として十分対応できるっていうことかと思うんですが、県として今回の被害を見ている限り、知事として独自で対応する必要性があるところとってどういうふうにお考えなんでしょう。
 
(知 事)
田んぼの砂利、あれは国の制度で一定額。この一定の下、国が対象となりませんので、そこを対象にしてますんで、そこら辺のものがいっぱいあります。
 
(農地整備課)
補足させていただきます。農地整備課でございます。
知事申し上げましたとおり、国庫補助災害の対象になるのは40万円以上。それ以下について、県単小災害という制度もありますので、こういったところをしっかり活用していきたいというふうに考えています。
 
(記 者)
ありがとうございます。
 
(記 者)
すいません、質問なんですけども、冒頭でも発言ありましたが、オリンピックの志田選手について、県民栄誉賞の授与とか、そういった考えはございますでしょうか。
 
(知 事)
この後、あの基準がどうなるか。当然基準がありますんで、これをどうなるか。これを見なきゃ、今、はっきり言えないかなと思う。ただ、すごいですよ。私が決めるもんでなくて、基準がありますんで、これに合うかどうかです。
 
(記 者)
ありがとうございます。
 
(広報広聴課)
広報広聴課です。
補足しますけど、これまでオリンピックでメダル獲った方、県民栄誉賞を受賞しておりますので、そういった過去の事例も参考にしながら、最終的に知事のほうと相談しながら決めていきたいと思っております。
 
(幹事社)
ほかに質問ある方いらっしゃいますでしょうか。
ないようですので、会見を終わります。

 

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