令和7年4月18日知事記者会見
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●知事発表
なし
●幹事社質問
(1)4期16年について(県民の皆様への一文字について)について
●その他質問
(1)新知事への引き継ぎについて
(2)退任後の予定について
(3)困難な決断等について
(4)県外出身者が知事になることのメリットについて
(5)市町村との関係等について
(6)全国の知事へのメッセージ等について
(幹事社)
県政記者会4月幹事社の産経新聞です。午前中に事務の引き継ぎも終えられまして、いよいよこれが知事として最後の定例記者会見になります。知事におかれましては、知事を4期16年、その前の秋田市長も含めると24年にわたって、秋田の行政のトップを務められてこられました。肉体的な老いというのは、誰もが避けられないことですが、知事におかれましては、今も頭脳明晰で、その時々の課題に的確に判断を下され、また、県庁内もうまくまとめ上げられて、高く評価する県民は多いと思っております。その県民に対して、知事から御退任にあたって県民に対する思いを、恒例の一字として披露していただければと思います。よろしくお願いします。
(知 事)
「謝」でございます。
(幹事社)
知事、もう一回、反対側に。
よろしいでしょうか。
その「謝」という漢字のこころは、どのようなものでしょう。
(知 事)
まずは、16年間色々ありました。至らぬ点もたくさんございます。しかし、県民の皆さんに、本当に色んな面で温かい心で支えていただいたということ、その成果については、多くの面が語ることはできませんが、いずれ成果は別にして、16年間務め上げることができたことは、本当に県民の皆さんに感謝でございます。
で、この感謝の「謝」は、謝意の謝と、若干至らぬ点について謝るの方、これが20%ぐらい入ってます。そういう意味で、感謝とおわびと両方を含めて一番いい字がこれかなということで、この「謝」を書いたわけです。
本当、皆さんに16年間お世話になって、ありがとうございました。
(幹事社)
今のお話の中で一点だけ幹事社から追加で伺います。
県民への感謝の気持ちが非常に大きいということですが、その中でも特に県民に支えられたんだな、有り難いなと思ったということは何かありますでしょうか。
(知 事)
私はいつも現場に行きます。特に災害の現場。行きますと、やはり県政のトップが現場にすぐに来たということで、非常に要望、あるいは悩み、こういうことをすぐに私に直に言えるということで、こういう意味からしますと、この方々に、大変苦しい状況の中でわざわざ私が行ったということで、出てきてもらって、色んな面で情報をくださるということについては本当に有り難かった。
また、普通に県庁を離れますと、スーパーとかそういうところに普通に行きますんで、そういう時に色々声を掛けてもらって「知事、がんばってください」という、そういう励まし、本当に有り難く思ってます。
あと、若干マイナスの面では、やはりじゃこ天騒動とか、ああいう時に、相当県民の皆さんにカバーしてもらったという。普通は非難囂々でしょうが、温かい気持ちでもって、私の代わりに謝ってくれたという。ある意味で非常に心苦しいこともあったけども、本当にこういう点についても、感謝してます。
(幹事社)
この件について、各社の方から何かありますでしょうか。
特にないですか。
ないようであれば、ほかに何か質問がありますでしょうか。
(記 者)
まず、16年間のお務め、大変お疲れさまでした。
知事が2009年に就任した頃は、秋田県の人口が110万人余り、そして今90万人余りということになっているわけですけども、それも含めて、この16年間でこの秋田県が一番変わったなと思う部分はどういうところで、それに対してご自身はどういう役割ないし影響を及ぼしてきたと思うか、お願いします。
(知 事)
私は、とにかく県民の皆さんに自信を持ってくれと。何もないというんじゃなくて、いっぱいあると。これをいかに生かすか、これが一番頭にあって、人口問題については、これはそう簡単には解消できません。結果論として、思わしくはなかったということは認めざるを得ません。ただ、人口問題は単に秋田県だけの問題ではなくて、オールジャパンの問題、あるいは先進国全般に及ぶ問題です。ということで、相当、文化・文明が変わりつつある節目、この時にどういうふうに社会をもっていくか。地方は地方、国は国、この関係で単に人口が減っていることは非常に厳しく残念に思いますが、単純に言いますと、これは人為的なものが多いのか、あるいは文化人類学的に日本のこれからの力加減、そうすると世界中で資源の争奪戦がある時に、日本の適正人口は、ある意味、自給自足ができる人口がいいのではないかという、そういう学説がいっぱいあります。そういう過程においてこういうことになっているのかどうか。ただ、やはり、この過程において、人口の年齢的なバランスが崩れますと、相当、社会がいびつになります。ですから、いかにその社会がいびつにならないように、そして一定の日本、あるいは地方の力をある意味で発揮できるような、そういう人口のレベル、これがいかにあるのか、これがなかなかわかんない。そういう意味で、単に人口の奪い合いでは全く日本の全体のパワーは変わりませんので、やはり人口問題は相当根深い問題です。ただ、そうは言いながら、実際その時々に一番のいい手を打って、なるべく改善するようにすることは、これは当然です。そういう意味で私自身は、統計上、今、結婚する人が少ない。ところが、一番多いのは首都圏、沖縄と。そうしますと、やはり経済力、そして男性と女性の学力の格差、ここら辺のバランス、この点において非常に地方と首都圏等とは違います。ただ、結果論として本県はかつてから高齢県です。高齢県ですから、相当社会減がそう増えない限り、人口は減っています。いかにバランスを取るか。で、多分、ある年度になりますと、団塊の世代がいなくなりますんで、バランスが取れます。しかし、このバランスのレベルをどこにもっていくか、これが一番大きいことかなという。
そして、確かに減少率が一番ですが、最近の状況は、社人研の関係で2万人ぐらい上ブレ、そして先般の報道では、首都圏への流出、これが東北六県では一番いいんです。そうしますと、そういう中間の減少を見ますと、一定、若干の成果はあったのかなという。ただ、数字上は減少率ナンバーワン、これはそう簡単には変わらないけども、人口が減っていきますと必ず上がるんですよ。逆に、ナンバーワンから、ビリから上の方に行くんですよ。これがどのぐらいになるか、そういう時にどういうふうに、全部でどのぐらいのバランスを取ったレベル、これを維持するか、これがこれからの課題かなと思ってます。
(記 者)
ありがとうございます。
すいません、もう一点私から。
午前中に先の知事選で当選した鈴木健太さんと事務の引き継ぎを行いました。彼の顔つきなどを見てどういうふうにお感じになったか、何かお伝えしたこと、どういうことがあるのかということをお願いします。
(知 事)
私、市長になった時は引き継ぎがなかったんですよ。ほら、前の市長がいないもんですから。知事になった時は寺田知事さんから、書類を渡されて、あとはそれで終わりという。ただ、彼もわかってはいますが、今すぐに緊急的にやることがいっぱいあります。また、すぐに出てくる懸案事項もあります。そういう意味で、彼がすぐに準備ができますように、私なりに書類、自分なりにメモしたものを渡しながら、うまく今の状況、そしてこの後の県の各担当の方の動き、これをしっかり伝えました。いずれ議員と首長の立場は全く違いますんで、やはり首長として責任を持って、すぐに、スピーディーに、空白なく県政を進めていただくために、これが私の義務ですから、最も必要なことはしっかり引き継ぎしております。
そして、新知事もやる気まんまんですので、是非、県職員にはしっかり新知事を支えて、すぐに県政をダイナミックに動かして欲しいなという、そういう思いで引き継ぎをいたしました。
(記 者)
ありがとうございます。
(記 者)
16年間、お疲れさまでございました。
お話できる範囲で構わないんですけれども、退任後に知事はどういった生活を送られるのかということと、最も楽しみにしていることはどんなことでしょうか。
(知 事)
まずは、昨年夏、帯状疱疹が悪化しまして、まだ足の付け根に相当無理があります。で、体力の方が去年の夏から、全く運動らしいものをやってませんので、相当落ちてます。ですから、時間がありますんで、体力の回復。で、やはり運動の中に好きなゴルフ、今度は好きなゴルフができますんで、まずゴルフをやりながら、体力を維持すると。
また、やはりおじいちゃんですので、孫と遊んでやるというのが楽しみです。
あとこれは前から言ってますが、若干、本県の将来の発展につながるような、そういう産学の研究プロジェクト、これに若干首を突っ込みます。で、元々、私の専門の分野ですので。ただ、私自身、研究の中身はもう古いからわかりません。ただ、大学とメーカーとの繋ぎとか、そういう感じ、関係はできます。また、当然この問題は相当、行政と関係がありますんで、そういう点で繋ぎ役はできますので、まずはそういう本来の50年前に戻って、頭の体操、まあぼけないように少し勉強しますんで、そういうことに関わっていきたいと思います。
(記 者)
ありがとうございます。
(記 者)
先ほどのお話に戻りますけれども、新しい知事にお引き継ぎをされた中で、新しい知事に引き継いでいく政策面での最重要課題というのは、どういったことで、それについてどのように取り組んでいって欲しいかお願いします。
(知 事)
やはり経済力、投資をいかに呼び込むか。本県の場合、やはり過去、昔から一番の問題は、高速交通体系の遅れで相当外からの投資が少なかったと。また、若干、県民性、これは語弊、誤解を受けますと困りますが、全部自分でやるという(ことは)、無理です。例えばかつて観光振興も相当大手ホテルの進出の話があったという。ところが、大手ホテルが来ますと地元のホテルが潰れるからといって、相当抵抗があったと。また、企業誘致も相当色んな面で、ほかの県では普通のことが、本県で抵抗があったという。そういうことが今は逆に投資について、県民の皆さんも相当望んでますんで、いかに大口の投資、そして投資も一方の業種に偏りますと、万が一のときに、そこがおかしくなれば全部おかしくなりますんで、多様な業種、多様な産業の投資を呼び込むことが一番ですんで、そういうことも含めて今進行中の相当大口の話もありますんで、そういう点も内容はここで言えませんが、新知事にはしっかり伝えました。
(記 者)
ありがとうございます。
(記 者)
この4期16年、ご自身の仕事を振り返った時に、色んな困難な場面もあったかと思いますけれども、以前、一番印象に残ったことは東日本大震災だっていうお話を伺ったことがあるんですが、ご自身の仕事の中で一番困難、決断だとかを振り返って、あれは大変だったと思い浮かぶこと、真っ先に何が思い浮かぶでしょうか。
(知 事)
やはりイージス。あの問題、はっきり断わったことです。まず私自身も防衛力の増強派ですんで、あれを完全には最初は否定はしていません。ところが、途中からおかしくなって、完全に防衛省の方の言うことが信頼できないという。で、中身からしますと、防衛力について、私は理解のあった方です。ある意味、これの中身は言えませんが、少し圧力があったことは確かです。しかし、その圧力を跳ね返して。県民のためにはなりませんので、これをはっきり断わるという。この時は本当に悩んで、最後は自分の判断でお断りすることにしたということで、まずはあれが一番の本当に悩んだ、そういう点です。
(記 者)
今のところと関連するかもしれませんけれども、この4期16年を知事ご自身が走り抜いてこられた一番の原動力というか、どういった思いを一番持ってらっしゃったのかということだけ、お願いします。
(知 事)
私自身、自分のうちの家訓ですが、力と力、これは今の武力ではなくて、県政においても強引にものをやりますと、意外と改革派という知事(首長)、やったことは、これはいいのです。ところが、その後、戻るんですよ。逆に。例えば改革をして、その後、かなり戻ってるんですよ。強引にやりますと戻るんです。ところが、情報と説得、そして確かな根拠、これを説明するということをしっかりすると、そうは戻らない。ですから、単純に言いますと、個別の手法も新知事と違いますが、新知事は若い感性を持って個別手法、当然、様々に私と違う点がありますが、大きな県の目標は、全くこれを引き継ぐといってますんで、そういう点ではまず安心して、新知事にやってもらうことができるかなと思ってます。やはり、力と力、パワーとパワー、強引に進めることは、絶対私はこれまでしてございません。例えば、今の「なかいち」、そして「ミルハス」。あれもなかいちの時は、県政史上初めて12日間の議会延長を行い、3月29日までやって、徹底的に議論をして、最後に議会の同意を得たという。あと、ミルハスも相当色々あったけれども、もう何回も議会と議論をして、最後にうまくいったという。そんなことで、自分は何事も強引にやらないという、これが私のモットーですので、この関係で色々あったけれども、市長、知事、24年間やってこられたと、そう思ってます。
(記 者)
ありがとうございます。
(記 者)
4期16年、お疲れさまでした。
若干先ほど帯状疱疹のお話がありましたが、今回の任期中、帯状疱疹の発症がありまして、まさに満身創痍であったというふうに捉えております。そうした状態でも知事という職務を続けられた、そこの大変さや責任について、知事のお考えを教えてください。
(知 事)
帯状疱疹、あの時、夏に台湾、そして秋にタイ、非常に足の痛みで、タイの時に空港を800メーター歩いんたんです。痛かったです。でもね、いかにつらくても自分の使命がありますんで、これは果たさなきゃならないという、そういう使命感でやっていますので、痛くても我慢してやってきました。これは古い言い方ですが、何かあれば自分の生命を捧げ出すという、このくらいの意気込み、覚悟、これがあって初めて県政のリーダーという資格があるかなと、そう思ってます。ですから、何かあれば、自分が全責任を持つ。そして、自分の身を呈するという、これが一番だと思います。
(記 者)
退任を考えたりしなかったですか、知事は。全く、続けようと。
(知 事)
意外と私は楽観的に考えますんで、退任ということは、まずはなかったですね。頭の方はまだ大丈夫ですから。
(記 者)
ありがとうございます。
(記 者)
鈴木新知事なんですが、兵庫県出身ということで、秋田県出身者ではない方になると思うんですが、その秋田県外出身者の人が知事になるメリットと、そのハードルについてはどのようにお考えですか。
(知 事)
まずメリット、幼少期の経験、若い時、全然違いますんで、見る目が違うという。これ意外と、この点はあるんです。例えば、あるメーカーさんの研究所、これは同じ大学、同じ出身の者は同じ研究室に置かないんです。全部違うんです。これが一番なんです。それから同胞意識、これがあり過ぎると客観的にものを見ることができないという、そういう点で外から見る目がありますんで、これは非常にプラスです。
ただ、若干、農村部に行きますと、秋田弁がありますんで、相当、都会の暮らしと違いますんで、そこら辺、農村部の高齢者とうまくお付き合いすることに、若干最初は戸惑いがあると思いますが、すぐ慣れますから、そんなに心配することはないと思います。
(記 者)
ありがとうございます。
(記 者)
知事はこの16年間で、特に市町村の連携というのをかなり力を入れてこられて、ミルハスもそうですし、下水道の関係もそうで、色々とやられてきたと思います。そういう市町村の連携だったり、機能集約等、今後も大きなテーマになると思うんですけれども、新知事に対しては、どのような姿勢で臨んで欲しいと思ってますでしょうか。
(知 事)
一番、住民の近くにいるのは市町村長です。まずは市町村長の話は、相当現実味があります。ですから、まずは市町村長の意見を聞いて、まず様々、微妙に県の行政と違う点がありますんで、そこは、私は市長をやってますんで、相当県と両方がわかりますんで、そこは新知事にも市町村を大事にして。ただ、二重行政がありますんで、これをいかに解消するか。市町村と県が同じことをやっても、全く無駄ですんで、これがどういうふうにこれを合体するか。または役割分担をどうするか。これは意外と難しいんですよ。これから人口減少がありますんで、市町村も減りますんで、県と市町村との連携が一番重要になります。そういう意味で、新知事には市町村長と単に会議でなくて、これまで私の場合、市町村長がすぐにでも、いつも知事室に来て色々現状を話されたり、色んな面で情報を流してくれたり、また、判断の材料を与えてくれたりしておりますんで、そういう点で、市町村長さんが県知事にすぐに会えるような、色んな話ができるように、そういう雰囲気をつくって欲しいなと思います。
(記 者)
16年、お疲れさまでした。
知事は4期という長い期間務められて、また、全国の知事の中でも最年長というベテランです。都道府県のトップという立場を長年務められて、全国の知事に対して今後望みたいことですとか、メッセージなどあればお願いいたします。
(知 事)
今、首都圏と地方の知事には若干分断があります。やはり同じ国で県同士が争っても意味はないですから、まずは、首都圏と地方の知事さんが、十分、感情論を抜きにして話し合って、両方ともウィンウィンの関係でいくように、うまくやって欲しいなと思います。
意外と知事会に行きますと、相当対立があるんです。ただ、知事同士が対立しても意味がありません。これはやはり国の問題、国の在り方に問題がありますんで、国へのプッシュ、これを知事会として、地方の声を総合的にまとめ上げて、上げて欲しいなという、そういうふうに思ってます。
また、前回の知事会においても、分断の施策があって、私が中に入って、まずまずと、お互いに立場がありますんで、十分に理解しながらやりましょうということ言ってますんで、そういう若干の捌き合いもやりました。そういう点で特に若い知事さん方は、相当張り切ってますんで、そこはうまくやって欲しいなと、そう思ってます。
(幹事社)
そろそろ時間で、知事の次の予定もありますので、最後に1社、なければ私の方からもう一点聞きたいことがありますが、よろしいですか。
先ほど知事、御退任後に産学共同プロジェクトに関わられるということでした。前回の会見でもちらっとおっしゃってましたが、再エネ関連のプロジェクトということなんでしょうか。
(知 事)
若干関連あります。
(幹事社)
再エネにも若干。
(知 事)
関係あります。
(幹事社)
全体的なその大きな流れとしては、どっちの方向のものなんですか、そうすると。
(知 事)
たまたま再エネも使うということ。再エネ、洋上、電気も使う可能性があるということ。あとは、こっちの方は別です、全然別。だから、秋田でなければできないという、そういう関係です。
(幹事社)
新たな産業の創出に関わるプロジェクトということですか。
(知 事)
はい。中身はメーカーさんと秘密保持契約をやってますんで、特にまだ話すことはできません。
(幹事社)
そのプロジェクトは、これから立ち上がるということ。
(知 事)
今、準備中です。
(幹事社)
夏ぐらいですか。
(知 事)
いや、あの、組織はできました。グループができますんで。
(幹事社)
わかりました。ありがとうございました。
それでは、よろしいですか。
では、知事、長い間お世話になりました。ありがとうございました。
(知 事)
最後に、皆さん、本当に長年ね、お付き合いいただいて本当にありがとうございます。また若干、私からお願いがあります。今、世界的に分断、特に経済、軍事、パワーゲームです。これが一番危ないです。いかに冷静に。国、あるいは地域、非常に今、危ない状況です。一番の関係は、やはりマスコミさんが忖度無く、しっかり政治、あるいは権威、権力を批判すべきはすべき、そして遠慮なく話す。まさに太平洋戦争の時は、マスコミさんが、軍側が相当強硬ですんで、身の危険もあったと思います。ただ、あの時、最後はマスコミさんが引っ込んだんです。やはり一番、権力に対して批判が無くなりますと暴走します。是非、国政にあっても、県政にあっても、皆さんは権力にはしっかり忖度無く、堂々と立ち向かって欲しいという、これが願いです。これが一番の、国が長くもつ、コツです。是非、皆さんにも頑張って欲しいと思います。ありがとうございます。
(幹事社)
ありがとうございました。
これで会見を終わります。