東日本大震災の発生から14年を迎えるに当たり、改めて、犠牲になられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
 平成23年3月11日午後2時46分、私は、県議会の本会議で発言しているところでした。激しい揺れに「これはただ事でない」と感じ、直ちに対応に当たりました。
 本県では、被災地への人的・物的支援はもちろんのこと、初めての大規模な広域避難者の受入れについても、条件をつけずに行うこととしました。
 あれから14年、被災地の復興は着実に進んできておりますが、本県でもいまだ348名の方々が避難生活を余儀なくされています。
 県としましては、県内に避難されているすべての方々が安心して日常生活を送ることができるよう、避難先市町村等と連携しながら、一人ひとりの心に寄り添い、引き続き、きめ細かな支援に努めてまいります。
 また、これからも大震災の教訓を風化させることがないよう、昨今の激甚化・頻発化傾向にある自然災害に対する備えの重要性を強く認識し、防災力の更なる強化に向けて取り組んでまいります。
   
 
令和7年3月11日
秋田県知事 佐竹 敬久

 

 

 

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