この度決定された概算金については、令和5年産米の需要が当初見込みより拡大したことや、生産コストが増加したこと等を背景に、昨年より大幅に引き上げられたものと捉えております。
 また、サキホコレについても、高価格帯の米の販売環境が厳しい中において、他県のブランド米に肩を並べる水準となるなど、県内農家にとって生産意欲の向上につながるものと受け止めております。
 一方、中長期的には、人口減少に伴う需要量の減少が続くものと認識しており、JAグループにおいては、引き続き、事前契約に基づく生産と着実な販売に努めていただきたいと思います。
 県としましては、高品質化・低コスト化や販路拡大を図るなど、より一層の秋田米の競争力強化に向けた取組を推進してまいります。
 
 
令和6年8月29日
秋田県知事 佐竹 敬久

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