●知事発表
  なし
 
●幹事社質問
 (1)ツキノワグマによる被害防止対策について
 
●その他質問
 (1)新スタジアム整備関係等について
 (2)竿燈祭りにおける負傷について
 (3)第14次地方分権一括法の成立について
 (4)洋上風力発電における拠点について

 


 

(幹事社)
 6月幹事社の共同通信です。
 よろしくお願いします。
 まず、体調の方は回復されましたでしょうか。
 
(知 事)
 先週大変ご心配とご迷惑をおかけいたしました。若干、昔から気管支喘息の軽い(症状などが)あったんですが、風邪をこじらせて、ちょっと悪化しまして、その後、病院で点滴と抗生物質、これをやりましてCTを撮ったところ、肺の方には変化がないということで、まずは3日ぐらいで、大体復調したという、そういう状況です。大変ご心配かけました。
 
(幹事社)
 ありがとうございます。
 まず幹事社から1問質問させていただきたいと思います。今日、県議会の方、予算にも入ってたんですけれども、熊対策です。先月、鹿角の方で警察官2人が襲われるというような事態もありました。今回提出された予算案も絡めて、県の熊対策について教えてください。
 
(知 事)
 今年の傾向としましては、まず例年と違って暖冬のせいもあったのかなという、1月から3月の目撃件数が非常に多くなっております。また4月、5月も多いと。今のところ6月が大体平年並みという、そういうことで、出没が非常に早くなってるという。で、これ、全国的な傾向で、ほとんどの県が例年以上に暖冬もあったせいか、早めに出没という。ただこれ、多分冬眠から早めに覚めて、食べ物を求めるという状況で、人家の近くに下りてくるという。あとは、やはり一旦人間の食べ物、あるいはそういう人家の近くでそういうものを食べた経験がありますと、それが熊の好みになって、また同じように出るという、そういうことで従来の熊とは習性が違った熊が相当いるんではないかという、そういうことが一部から言われてます。今のところ、10日現在での人身事故が5件で、これが6人の方が負傷等してございます。
 そういう関係でいろんな面で、まず市町村とも緊急会議を開きまして、様々な対策を取るということですが、まず今のところ、何とか山の山菜採り、これが非常に多いです。山菜採りは夢中になりますから、下を見て。山菜採りを一番気をつけてもらうと。あとは、市街地に出る熊をどういうふうにこれを早めに見つけ、それを人間の被害がないように。そういうことで様々な目撃情報の迅速な連絡。あとは、地域住民に対してこれをどういうふうに早め早めにお知らせするか、そういうことでまず今のところはやってます。
 あと猟友会の方も、本県の場合、かなり協力的で大変助かってますが、やはり相当高齢化、また若い方、大分県の猟銃等の狩猟免許、あの支援措置で相当、全体の人数はまずまずのところがありますが、若い方、やっぱり日中は勤務をしてますんで、すぐ現場に出動できないという状況です。まずは、もう少し猟銃の免許を持つ人を増やすべきということで。ただ、前に言ったとおり猟銃、かなり円安で値段が高くなってますんで、まずそれに呼応したように単価を上げて、一定の件数も増やすということで、まずは猟友会の方の要望に沿って頑張ってもらうという、今のところそういう状況です。
 で、今、カメラトラップ法で全体の頭数の管理、これを始めてますんで、これがどういうふうに、まあ今すぐは出ませんけど、これが出てきますと全体的なその適正頭数、これをどういうふうに管理するか。ただこれもそう簡単に、一般の狩猟期をどうするか、あるいは市街地に出た場合の狩猟の猟銃の発砲、これをどういうふうに国の方が結論できるか、まだまだ未定のところがあります。まずは今できる態勢で何とか被害の防止、これを今の態勢で最大限頑張っていきたいなという、そういう状況であります。
 
(幹事社)
 ありがとうございます。今の質問に関連して質問ある方いらっしゃいますか。
 いいですか。じゃあ、その他一般の質問でお願いします。
 
(記 者)
 新スタジアムについてお尋ねしたいと思います。今月の3日に、穂積市長の会見の中で、新スタジアムの候補地について八橋も一つの選択肢というふうなご発言がありました。今年の2月に知事と市長は会談されて、外旭川で合意されたと思いますけれども、知事の受け止め、穂積市長の発言について受け止めをお願いいたします。
 
(知 事)
 まずは例の(収容人数)5,000人、あの関係。あと一部というか、相当八橋でいいんじゃないかという、そういう意見も相当多いんです。で、そういうことを踏まえて、可能性を検討するということでありますんで、まずは市の意向、どういうふうになるのか。市がどのように決定するかという、まだ相当時間がかかります。ただ、県としては、どういう状況になっても一定の支援をするという、これは変わりございません。
 ただ一つ、若干県民感情、市民感情で少し留意すべき事項があります。山形県、あそこは用地を提供して、上物、スタジアムは全部ほとんどまず民営と。で、あと岩手県、これはJ3です。J3がJ2に上がるために、今の競技場の改修、あれは40億。で、県と市は10億で、30億はJ3のチーム。この2つがありますんで、そこを岩手、山形とそう違わない状況の本県において、本県がそういうふうな状況を見て、県民、市民がどういうふうな判断をするか。これが非常にこの後課題になるのかなという。
 で、八橋になりますと、今のところ、民営ということができるかどうか。ですから相当慎重に市の方で検討すると思いますんで、まずは県の方では、市の検討状況を注視しながら。いずれ市と歩調を合わせ、一定の支援をすることは、確約してますんで、まずはしばらく市の検討状況を注視していくという状況でないかなと、そう思います。
 
(記 者)
 確認ですけれども、佐竹知事としては、例えば市が八橋に選んだとしても、それは支援していくというふうな理解でよろしいでしょうか。
 
(知 事)
 はい。
 
(記 者)
 分かりました。
 あともう一点、八橋の候補地は、以前は現在のスペースプロジェクト・ドリームフィールドですとか、健康広場のところが候補地でありましたけれども、その辺りがやはり好適地というふうに考えていらっしゃるものでしょうか。
 
(知 事)
 いや、どういうふうに、どんなふうに配置するか。いろんなパターンがあると思います。県の方でこれがいいとか、これが望ましいというそういうプランはありませんので、まずは市の方の検討状況を十分に、途中(経過)もお聞きしながら、まずは共同というかな、市が主体、市が中心になってやる事業について、県も情報を得ながらやっていくという、そういうふうになるんじゃないかなと思います。
 
(記 者)
 スタジアムに関連してだったんですけれども、外旭川のまちづくり事業に関して、市の基本計画を見てると、その民間施設、卸売市場、新スタジアムで相乗効果を出しながら付加価値を高めるという基本計画がありました。今一部見直し、市の方で見直しをしてると思うんですけれども、もうそれが前提としてちょっと崩れ、スタジアムが八橋になるとすれば、ちょっと崩れてしまうのかなと思います。未来法の申請というのは県と共同で、外旭川で進める場合はやると思うんですけど、そういった議論にも八橋案というものは何か影響が出てくるのかなと思うんですが、どうでしょうか。
 
(知 事)
 基本的に市場の関係者自身が、まあ何人か、私のところにいろんな意見が来ています。市場の改築、あれを中心にスタジアム、これをスタジアムと別々に考えるべきだと。で、あのスタジアムに対し、用地代を取って市場の方の地代、賃料を安くする、あの話自身が赤字ですから、できないだろうと。で、そうしますと、まずは市場の方々の本心は、全部かどうかは分かりませんが、私がお付き合いしてる範囲の方では、まずはスタジアムとは全然別に考えてほしいと。で、逆にスタジアムが中心になって、改築自身が脇に寄せられるということについて、そういうふうな感じがありますんで、そんなことから、まずは。もともと未来法の方、あそこは市場のところとは別に関係ないんです。未来法がなってもならなくても関係ないですから。ですから、まずは市場の方は全然別に、外旭川の開発構想、あんなものは全部別にして、市場だけを考えてほしいという、これが本心だと思います。
 
(記 者)
 ありがとうございます。市場の方のお話でしたけれども、知事もかねてから切り離して、外旭川とスタジアムを切り離して考えればいいというようなお話もされてると思います。その考えはやはり変わらずということなんでしょうか。
 
(知 事)
 もともとあの市場の改築に合わせてスタジアム、あそこにいいんじゃないかといったそういう案は市の方なんです。ですからこれがオーケーになれば、これは県もこれでいいんじゃないかと、そういうことで私が同意したと、そうですから。
 
(記 者)
 分かりました。
 あともう一点、その八橋への整備に関しては、過去に秋田市側で否定してきた経緯があると思います。で、外旭川の卸売市場の余剰地ということで今現段階で決まってる中で、何か非常にそのまた八橋案が出てくるのが唐突だなとは思いましたけれども、その市長のこの前会見で発言する前までに、そういった県、事務方レベルでも、八橋案というやりとりは県と市の間であったんでしょうか。
 
(知 事)
 前はあったけども、今は、あの前ってまだ3年前ね。今、この1年間はなかったです。ただSNS等、相当あの八橋がいいんじゃないか、あれが多いんです、相当。で、逆に言えば、外旭川、あれをあそこに持っていくこと、外旭川構想全般に反対意見が多いんです、ものすごく。ですから、この裏返しで、あそこで、外旭川の開発構想、あれを否定した上で八橋じゃないかという、こういう考えの方が相当多いんじゃないかな。
 
(記 者)
 ありがとうございます。
 
(記 者)
 スタジアムの関連で2点伺います。
 1点目は、ブリウブリッツのJ2ライセンスの申請期限が6月だということで、ややもすると市とか県、行政側の責任のように語られることがあるんですが、これはあくまでクラブ側の責任、一義的にクラブ側の問題であって、県や市はあくまで支援をしているという立場だと思うんですが、これについてはっきり改めて知事の方から、どういう関係性なのかをおっしゃった方がいいと思うんですが。
 
(知 事)
 ほかの県、山形、岩手を見ても、まずはチームが中心。チームが自分の方でプランニングをして、自分の方で中心になって金を集めて、これに対して県・市が一定の支援をお願いするという。で、そういうことからしますと、今おっしゃったとおり、あくまでも県と市がこれを義務として、要件を満たすという、これが義務としてやるということはあり得ません。で、当然、前にも言ったとおり約束、これ、あくまでも約束というのは法的な約束ではないんですよ。前に言ったとおり債務負担行為、これがない約束はないんです。ですから、今の状況で債務負担行為の要件に合わない、要件まで行きませんので、Jリーグの方も十分分かってるんです。だからJリーグの方が、どういうわけか、若干、自治体の努力とか熱意とか、こういうふうに言ってきますが、これ、ほかのスポーツはないですから、そんなこと。Jリーグそのものが、今の法制度の中で、自治体にこれを強制するってことは、法的に違反なんですよ。これ当たり前です。ですから、私どもはあくまで、チームが中心になって金を集め、山形は自分の方でスポンサーを集めて、それで今やろうとする。で、岩手県も40億のうち県・市で10億、30億は自分でやりなさい。これからしますと秋田の場合、相当サービス。で、これを全部頼ってもらってもこれは困るという、そういうことです。
 
(記 者)
 ありがとうございます。
 それともう一点ですけれども、新スタジアム整備について、民設民営という方針を強く打ち出されているのは県の方だと思います。で、今進めてるブリウブリッツが中心になって特別目的会社を設立して民設民営で行うということで進めているようですが、先日、知事もおっしゃったように、先日ブリウブリッツが出した計画案では、とても事業として成り立たない内容になっていると。あれでは、とても経営なんか任せていては県民の財産権にも関わってくる問題だと思います。で、民設民営を進めるのであれば、公設にするか、あるいは民設民営を進めるのであれば、その特別目的会社の主体を何もブリウブリッツにするのではなくて、秋田県には万年赤字だった第三セクターを1年で黒字に転換させたような優秀な企業もありますので、そういう経営能力にたけた企業が主体になってやるということも考えてもいいのではないかと思うんですが、知事はどういうふうにお考えでしょう。
 
(知 事)
 あのスタジアムは稼げるかどうか。ここが重要な観点であって、まず今のところ、市の方も公営ということは、市議会の方で相当抵抗があると思う。ですから、そこら辺がどういうふうにやるか。ブリウブリッツ、チームの方、自分でやるのか。チームもそういうところで努力をして様々、こういうところに接触するとか、そういうことがあってもいいのかなという。今のお話については、まずそういうこともあり得ます。ただ、当然稼げるかどうか。ですから、そこは相当難しいことは確かです。
 
(記 者)
 ありがとうございました。
 
(記 者)
 話題は変わって失礼しますが、準備が進んでいる竿燈まつりについてお聞きしたいんですが。負傷者が相次いでいる記録が消防にありました。秋田市長を務められた知事にお聞きしたいのですが、竿燈まつりで負傷者若しくは腰や首に後遺症を抱える人が出ることは、いわば演技者の勲章だという見方もあります。一般論として、こうしたけが人や後遺症が相次いでいることは、まつりの歴史や性格上仕方がないというご認識なんでしょうか。よろしくお願いします。
 
(知 事)
 まつりで観客、お客さんの方にけがをさせる、これもあるんです。あのほら、倒れて、若干、私の市長の時も何人かいました。観客にけがをさせる、これは絶対、こういうことはあってはならないと。で、演技者、この方も、まつりの場合、若干のけがというのはあり得るんです。仙北市、まつり、あれよくこの押す時、ぶつけて。あの竿燈、一番多いのは、落とすんですよ。で、足にいくんだよ。あれが落ちると足の骨が折れるんです。前にも、何人かいるんです。ただ、やっぱりそこら辺、演技者がいいところを見せる、これ、ここら辺で、風が吹いて、非常に危ない時は、やめるかどうかその判断です。なかなかいいところを見せようとしてやっちゃうんです。相当無理するんです。これをどうするか。これ、なかなか心理的に、全部駄目っていうわけにはいかないけども、やっぱり足の指を折りますと、相当、けがの程度が大きいところがありますんで、まず演技、これは十分気をつけて、熟練するように。そこら辺の特に風、あの時の取扱い、ここら辺をこれから、十分考慮すべきかなと思います。
 
(記 者)
 よろしくお願いします。
 スタジアムについてですが、もし仮に八橋で進んだ場合、今、県が整備を進めている新しい県立体育館、あれとの兼ね合いで同時に事業が進むと、スポーツイベントをする場所とかが確保できないという課題も見えてきますけども、そこに関してはいかがでしょうか。
 
(知 事)
 アリーナの方は、もう既にあのエリアを調査する時に、市の公園法に基づく使用許可、これをもらってます。まずはあれを市の方でも、あのとおりやってくれると。特にあれに触るような、そういうことはしませんということは、市の方から来てますんで、まずは、あっちの方がもう早いですから。アリーナに影響があるような状況にはならないということで、まずは合意してますんで、今のところ、アリーナはプランどおり進めます。
 
(記 者)
 もし仮に、いろいろな課題が、八橋に行った場合も出てくると思うんですけれども、もう一点、整備費用に関してなんですけども、もし八橋に計画が進んだ場合、整備費用ももちろん変わってくると思います。当時2018年の民間との協議会で、八橋に行った場合の整備費用は当時の推定で80億から100億と試算されてました。当時の試算ですので、上がることはあっても下がることはないと思うんですけども、仮に県の負担が増えるとなった場合には、その八橋案には賛同されますか。
 
(知 事)
 今のところ30億というこの線、これが限界です。
 
(記 者)
 では、30億上回った場合は、知事としてどういうお考えですか。
 
(知 事)
 チーム、チーム。
 
(記 者)
 話題変わりまして、今日の国会の方で地方分権一括法が成立しまして、いわゆる妊産婦の里帰り出産における現住所と里帰り先の自治体間の情報共有を可能にするなどの内容が今日成立してます。これに対しての知事の受け止めと、今後、国に対して期待することなどあればお願いします。
 
(知 事)
 内容をまだ私自身、完全にマスターしてませんで、まず、私の個人的な意見というのは今のところ、まず十分に状況を捉えてからでないと。まず今のこの状況でそれについて今日評価するという状況ではないかなと。
 
(記 者)
 すいません、話題をスタジアムに戻して恐縮なんですけれども、秋田市が八橋への整備を否定しないというお話の中で、今、知事、幾つかお答えいただいたと、ご質問へお答えいただいたかと思うんですけど、八橋案に関しては、これ、八橋に仮に建てるというところのお考え、これ、県としては前向きに捉えてらっしゃるんでしょうか。
 
(知 事)
 いずれ物理的にできるかどうか、どういうふうに市がプランニングするか。ですから、まずは今のところ、市の方の検討結果、これを待たないと、これに賛成か反対かという。だから、いずれ市の方で無理のないように配置をして、これができるとすれば、これは協力はしますと。ただ、単純に言えば、さっき言ったとおり、民設民営でできるかどうか、ここは公園地域なんです。そうしますと、民設ができるかどうか。ここにやるとすると、公設となると、どうなるか。だから、まず、相当市の方の議論、これが非常に、相当様々な議論があるんです。あと、公設でもやはり運営をどうするか。赤字をどうするか。まず黒字が出ることはないですよ、ほとんど。で、あとは市の方の考え、5,000人でいいから、5,000人だったらできるんですよ。だから将来、1万人は、拡張、これは無理かどうか、このスペースがあるかどうか。ですからどういうふうな配置、これがどうなるか。まだ相当検討することはたくさんあるかなと思います。
 
(記 者)
 現時点では、肯定も、賛成でも反対でもなく、市の動向を見守るという認識だということですね。
 
(知 事)
 はい。
 
(記 者)
 分かりました。すいません、そういうご質問させていただいたのも、今現時点で市場の余剰地で県と市で候補地として同意してるというところもあり、これが一転、八橋となると、また全部白紙になって、一から計画を練り直さないといけないという状況だと思うんですけれども、そこの部分の懸念というのは、知事としてはどのような感じでお感じになられていますか。
 
(知 事)
 うちの方でやるわけではないから、市の方でどういうふうにやって、この辺、プランニングは当然成立して、まず市議会の方でも、認証が受ければ、これは県としてもこれには協力しますと。ただ、相当ハードルがいっぱいあります。これをどうするか。民設民営化、あとは費用の負担、あとは赤字、様々にいっぱいありますんで、どういうふうに考えるか。先ほど言ったとおりSNS、市民の多くは、結構八橋案、これに賛成の方が多いんです。だから、可能性はどうなるか、これがこれから、市の方で十分に調査をして、結論がいつ出るか。結論、Jリーグに全部遠慮することはないけども、Jリーグの言うとおりにすることはないけども、いずれ相当、時間がかかるのかなと思います。
 
(記 者)
 ありがとうございます。八橋にしろ、市場にしろ、いずれにせよスタジアム、稼げるスタジアムであるというところは、赤字を撤廃するというところは、第1条件というか、大事な必須な条件のうちの一つというお考えでしょうか。
 
(知 事)
 私は来年3月まで。もし、その後になればどうなるか。新しい知事がどういう判断をするか。これ年を越えなければ分からないでしょ。県民の多くは、結構反対意見が多いんですよ。もともと。これをどう見るか。だから、今のところ、民設民営ではどういうふうにやっても経営できませんので。だから山形と岩手、頑張ってるでしょ。あのレベルまでいけば、これは相当楽なんです。秋田だけ丸抱えというのは、これはおかしいでしょう。
 
(記 者)
 もう一問だけ、すいません。改めての確認になるんですけども、いずれどんなスタジアムがどんな場所にできようと、県の支援は30億円が限度だという理解でいいですか。
 
(知 事)
 はい。
 
(記 者)
 分かりました。ありがとうございます。
 
(記 者)
 話題変わりまして、昨日決まりました浮体式の洋上風力発電についてお尋ねしたいと思います。
 発電事業者に確認しましたら、2029年の秋頃に2基については運転を開始するというふうなお話があったんですけれども、ちょうど2020年の後半というのは一般海域でかなり、能代港・秋田港、また、船川港の方で飽和状態で、かなり稼働しているような状況かと思いますけれども、この浮体式のこのフェーズ2の実証海域での事業においては、どこの港を拠点に建設が進んでいくのか、地元の自治体との協議が今後必要になってくるというふうなお話だったんですけれども、知事としてどこを拠点にやっていくべきとお考えなのかお願いします。
 
(知 事)
 秋田港と船川港、この船川港、これが相当港湾計画、プランニング、あれを変えて、相当あそこを大規模改修してますんで、船川港が非常にいいんですよ。だからあそこが中心になる可能性が相当高いです。
 
(記 者)
 ありがとうございます。
 
(幹事社)
 以上でよろしいでしょうか。
 知事、ありがとうございました。

 

 

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