本県の将来人口は、2050年に約56万人と、今後30年間で約4割減少する推計が示された。
 人口減少問題の克服を、県の最重要課題に位置付け、新秋田元気創造プランのもと、様々な自然減・社会減対策を進めている中、前回の推計に比べて、人口減少の度合いが僅かながら緩和しているものの、長期的視点においては、深刻なものとして受け止めている。
 
 自然動態においては、減少傾向が続いているものの、社会動態においては、転出超過数が2,500人を下回る状況となっているほか、課題である、若年層の転出超過における男女比が改善する傾向にある。
 
 このように、直近の統計では、社会動態における明るい兆しが見え始めていることを、現在、重点的に進めている「若年女性の県内定着・回帰」に向けた取組等の効果と捉え、より確実な流れとするため、更に強力に進めていく。
 また、人口減少という最大の課題に対し、若年人口の更なる底上げが重要であることから、県内企業や市町村と連携し、可能な限り早期に将来推計のトレンドから上方回帰させ、県が目指すべき人口の達成に向けた取組を実行していく。
 
 
令和5年12月22日
秋田県知事 佐竹 敬久

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