社長会議とは

 秋田地域振興局では、人口減・社会減の抑制に向けて、官民が連携し、人材確保を推進させるための「官民連携による人材確保推進プロジェクト」に取り組んでおり、プロジェクトを推進する場として「秋田の人材を育てるために行動する社長会議」(社長会議)を平成30年度から開催しています。  

 秋田地域振興局では、令和6年3月19日に令和5度第2回目の社長会議を次のとおり開催しました。社長会議は、平成30年度から通算して、今回が16回目の開催となります。

<令和5年度の開催状況>

【第2回】
1 開催日時 令和6年3月19日(火) 午後3時00分~午後5時30分 
   
2 開催場所 アキタパークホテル
 
3 出席者  名簿 [45KB]

4 開催概要
(1)特別講演 
  「 社員第一主義経営 ~ 会社の発展は社員の幸せから ~ 」
    ~  株式会社天彦産業 取締役会長 樋口  友夫 氏 ~
 
(2)グループ討議
 〇3グループに分かれ、特別講演の内容等について、意見交換を行いました。
 〇意見交換後、講師の樋口氏との質疑応答を行いました。
    
(3)セミナー 
  「 各種調査から見た県内企業の動向について
   ~ 株式会社帝国データバンク 秋田支店 支店長 西 幸一郎 氏 ~ 

 (特別講演)社長会議
(セミナー)
セミナーの様子
 

【第1回】
1 開催日時 令和5年9月14日(木) 午後2時30分~午後5時30分 
   
2 開催場所 パーティーギャラリーイヤタカ 

3 出席者  名簿 [65KB]

4 開催概要
(1)人材確保・定着セミナー
  「コスパからタイパへ ~人材確保・定着のための社長の役割~」 
   ~  株式会社あきた総研 代表取締役 須田 紘彬氏  ~ 

(2)意見交換
 〇3グループに分かれ、主に若い世代の人材確保や定着等について、意見交換を行いました。
 〇意見交換は、グラフィックレコーディング(※)の手法を用いて行いました。
  ※会議等の内容などを文字やイラストを使ってリアルタイムに記録(視覚化)すること。
 〇意見交換で出された主な意見(参加企業の取組等)は、次のとおりです。 

 ◎採用活動について
 ・ファミリー感をPRすることで採用に繋がっているが、会社の規模拡大等を考えるとさらに工夫が必要と感じている。
 ・企業説明会への対応(若手社員の活用)、SNSの発信内容、会社の制度PR等、工夫が必要だと感じている。
 ◎人材育成のための取組等について
 ・1on1は、形式とらわれないように実施している。
 ・1on1を通して、キャリアについて考える機会をつくっている。
 ・自己評価制度について、ルールや基準の明確化など、社員が分かりやすい工夫が必要だと感じている。
 ・若手を引っぱる人材(先輩、現場のリーダー等)の育成が重要だと感じている。
 ◎その他
 ・若者が発言しやすい環境づくりが必要だと思う。 
 ・会社(仕事)を分かりやすく伝えるための情報発信(※)が有効だと思う。
   ※SNSでの情報発信、会社のプロモーションビデオ作成など
 ・人材が定着しやすい(勤務を継続できる)環境づくり(※)が重要だと思う。
  ※賃金水準の向上、資格取得の支援、研修制度の充実、ノー残業デー導入など

                          (セミナーの様子)
(セミナーの様子)
 
                       (グループワークの様子)(グループワークの様子)



<令和4年度の開催状況>
 
【第1回】
1 開催日時 令和4年10月25日(火) 午後3時00分~午後5時30分 

2 開催場所 パーティーギャラリーイヤタカ 

3 出席者  名簿 [65KB]

4 開催概要 
(1)秋田県からの情報提供
 ①新秋田元気創造プランにおける「賃金水準の向上」プロジェクト等について
 ②県内中小企業の「賃金水準の向上」に向けた支援策等について

(2)事例発表
 「賃金水準の向上」の取組について
  ~  株式会社菅与組 専務取締役 畠山 宗太郎氏 ~

(3)生産性向上セミナー
 「どうしたら賃金が上がる?」
 ~  秋田働き方改革推進支援センター長 菅野 満義氏  ~ 
 
【第2回】
1 開催日時 令和5年3月7日(火) 午後3時00分~午後5時00分 
   
2 開催場所 パーティーギャラリーイヤタカ 

3 出席者  名簿 [70KB]

4 開催概要 
(1)意見交換 
  「賃金水準の向上」に向けた取組等について

(2)事例発表・情報共有
  「学卒者の就職状況等」について 
 (発表者)
  ①秋田大学 学生支援・就職課 総括主査 飯島 洋幸氏
  ②ノースアジア大学 キャリアセンター長 花田 富二夫氏
  ③ハローワーク秋田 所長 松岡 勇人氏 
                           

秋田地域振興局では、人口減・社会減の抑制に向けて、官民が連携し、人材確保を推進させるための「官民連携による人材確保推進プロジェクト」を始動しており、プロジェクトを具体的に推進する場として「秋田県の人材を育てるために行動する社長会議」を組織しました。

社長会議では、人材確保・育成に意欲をもって取り組んでいる経営者が出会い、県や市町村などの施策事業・制度を活用しながら、県内外の求職者を惹き付ける魅力的な人材確保活動や事業拡張を連携して実施することにしております。

参加する経営者・企業に共通するのは、地域社会における企業の使命感を経営者と社員とが共有し、その情熱を行動に移すことで社員の満足度向上(=業績向上)につなげようとしている点です。

上記の理念に共感する経営者には、今後次々と自発的に会議に参加して頂き、秋田県の人材確保、ひいては人口減抑制に対して官民連携で対応してまいります。