●知事発表
 
●幹事社質問
 (1)四国4県との合同物産展について
 
●その他質問
 (1)クマ対策について
 

 

(幹事社)
 11月幹事社の河北新報です。よろしくお願いします。
 幹事社から1点質問させていただきます。
 四国をめぐる先月の知事の例の発言がきっかけで、四国との共同フェアを秋田県とやるというふうなことになったということですけれども、改めて知事からこのフェアの開催に至る経緯と、そのフェアの概要、また、そのフェアに臨まれる知事としての意気込みというか、こういう機会にしたいというお話があればお聞かせ願えればと思います。
 
(知 事)
 まず、四国に対する大変失礼な発言があったわけです。極めて遺憾なことであります。また、深く反省してございます。
 ただ、その後に徳島県知事さんから書簡をもらいました。徳島県知事さんからは、ある意味で寛大なご配慮で、名古屋事務所、一緒に入ってますんで、まずは名古屋で、そう大々的なものはできませんが、すぐに両方で物産展的なものをやろうということで、また、その後で愛媛県さんとかからも、知事さんからも、あちらの方でどういうふうな4県で連携取ったか分かりませんが、4県とうちの方で何かやろうというご提案がありました。で、私どもの方も大変失礼があったにもかかわらず、有り難いということでお受けしたと。で、まずは11月16日・17日、これは名古屋の私どもの事務所が入っている久屋中日ビル1階で、これ徳島県とだけでなくて、四国4県とうちの方で、お酒を中心に特産品の販売を行うという、そういうことにしてございます。
 また、11月15から東京の交通会館、ここではうちの方のは民間ですが、物産の会館も入ってますんで、ここで物産展というよりも、4県ともすぐ準備というのはありますんで、まずは4県のスペースを、4県プラスうちの方で五つ取って物産展というよりも、合同で、何ていうか、詰合せ、各県の様々な特産品詰合せセットを、これを5県、四国4県とうちの方で一緒になってこれを販売しようという、そういうことであります。
 で、あとは、先ほど愛媛県の知事さんからもまた書簡があって、まず今回は、こういうふうな簡便というか急遽でありますんで、まずは仲直りの意味、仲直りといってもうちの方がこれ(謝罪の意)ですが、そういうことで、まずはやって、この後も、こういういろんな面で、四国も人口減少、あるいは交通の関係も不便なところがありますんで、是非同じような、気候風土は違っても同じような課題がありますんで、一緒になって地域のものを活性化、この後も様々にいろんな面で連絡、連携取りながらやろうということで、まず今回こういうことで、手初めに、そう大々的ではありませんけども、まずはやってみるという、そういうふうな状況です。
 ただ、実は今週から来週、四国の高知の知事さんは選挙、あとは愛媛の知事さんと香川の知事さんはブラジルに出張ということで、今週から来週、いる方が徳島県の知事さんだけという。で、徳島県の知事さんも、大変忙しいということで、15日に時間があれば一緒に顔出そうという。ですから、今週から来週、知事会、徳島県の知事さんしかいないんですね。まずはそういうことで、ただ、15日の場合は私が会場に行って4県の方がいますんで、私の方からおわびを申し上げながら、私もおわびの記しに四国の物産を、私自身もそこで時間を取ってPRしたいという。で、ついでにうちの方の物も一緒になって売ってくれるということですので、うちの方も頑張って4県プラスうちの方で、仲良くしようということで、私、おわびがてらに行こうという、そういうことになってます。
 
(幹事社)
 ありがとうございます。
 関連してもう一点なんですけれども、例のその発言からこの間、今、知事の話にもありましたけれども、その四国各県の知事の皆さん、寛容なコメントを出されたりですとか、あと秋田の地元の方から実際にじゃこ天の注文が増えたりだとか、そういった現象も見られたという現象があったところなんですけれども、知事としてはこのご自身の発言が発端で起きた問題として、そういった現象なり、影響というのを、どのようなご心境で見守っていたのかという、そのあたりについてお聞かせいただければと。
 
(知 事)
 まず私がああいうことを言って、じゃこ天などが売れなくなりますと大変困りますんで、そういう点では若干ほっとしていますが、ただ、それは別にして、あの言動は非常に大人げない、不謹慎な発言ですので、改めて逆に言えば、そういう現象を捉えながらも、逆に自分の至らなさ、これを深く深く実感しているという、そういう状況であります。
 
(幹事社)
 はい、分かりました。
 幹事社からは以上です。
 この件について質問のある各社さんから何かあればと思いますけれども。
 
(記 者)
 知事、この前行われた臨時の記者会見の方で県議会議長から叱責を受けたと、発言に関して叱責を受けたというお話されておりました。その後に県議会から何か申し入れだったりとか、例えば、最大会派の自民会派から何かしらの指摘だったり申し入れというものはあったことはあるんでしょうか。
 
(知 事)
 先週、自民党の役員の方が私のところにおいでになりまして、厳しく、度々の失言、これについて十分に注意するほか、まずは自分の身を律するように、自民党から公式に申し入れがありました。
 
(記 者)
 自民会派ということでよろしいですか。
 
(知 事)
 うん、自民党の役員の方です。
 
(記 者)
 県議の方ということでしょうか。
 
(知 事)
 はい。
 
(記 者)
 はい、分かりました。
 そういった指摘がある中で、その上で改めてご自身への処分というのは検討されていないというようなお話でしたけれども、改めて今はどういう心境でしょうか。
 
(知 事)
 四国の方に甘えるわけではございませんが、知事さん方も、相当お怒りであろうと思いますが、このような、先ほども四国の愛媛県知事さんから、まずはあまり気にしないでという、そういっても私、気にしちゃいますが、まずはあまり気にしないで仲良くしようということで、お言葉をいただいていますんで、是非、四国の方々に対しおわびの面もあって、これから四国との交流、これ当然、相互交流ですんで、両方ともウィンウィン(双方にメリットがあるように)でやろうという、そういう意味で愛媛県知事さんからそういう発信もありますんで、是非そういう点で恩返し、逆に挽回したいなという、そういうふうに思ってます。
 
(記 者)
 ありがとうございます。
 
(幹事社)
 ほかにいらっしゃらなければ、このほかの件での質問に移りたいと思いますけれども、各社さんいかがでしょうか。
 
(記 者)
 クマの対策について、その後、何かまたほかに具体的になったものとか検討しているものってございますでしょうか。
 
(知 事)
 クマ、まずは先般うちの方から発表があったとおり、今のところ、今年の捕獲、相当いってますんで。ただ一応、狩猟期に入って、しのび猟といいますが、山に入ってクマを探しながら、これを駆除すると。駆除というか、狩猟すると、狩りをすると。これが100頭ということで、この100頭は一応目安です。で、実は里に入ってくる、里に下りるクマ、これを捕獲するのは、まずあちらから来ますけども、山に入って見つけるとなると、非常に難しい。せいぜい毎年40頭から50頭。100頭っていっても、そこまで、昔は相当マタギの方が、これを生業にしてますんで、今の方は、今のハンターは、ある意味、自分の仕事以外ですんで、そうそう毎日山に入ってこれをやるわけにいきませんので、100頭もいくかどうか。ただまず、100頭までは、まずなんとかお願いするということで、猟友会の会長さんとも話し合って決まったことです。
 まずは一番今、市民、県民の方が大変に朝夕、非常に、逆に言えば仕事にも非常に影響出てます。私も自宅から20メーターのとこに出ました。で、うちの朝の散歩、夜の夕方散歩、これやめてます。町内の皆さんも、朝、新聞、あるいは牛乳、これを取る時に、こそっと開けて。あと子どもさんがいるうち、ものすごく、何ていうか、日常生活に非常に影響出てますんで。ただ、今すぐこれをどうするかって、なかなか難しい。で、やはり今は緊急避難的に、まずは駆除、あるいは狩猟で狩りをしてもらうということで。あとは、この後いろんな面で環境省の方からも支援があるようですんで、そういうものを活用しながら何ができるか。
 あと、今のところ、これからクマがたくさん駆除するとすれば、一応クマに敬意を払うというか、昔のマタギの皆さんのように、クマの肉を食すると。今、先般、猟友会から、完全にクマを食肉として扱うジビエ、あの施設、解体、あとは冷凍、食品衛生法に合致するようなそういうものを造られないかということで、これ、国からの補助金もあります。先般、大館の福原市長さんもそういう発言をしてましたんで、今のところ来年に向けて、そういうことができるかどうか。ただ、問題はクマの処理、あれをできる方がそういませんので、やっぱりそういう経験者、この方々がいるような地域、ここに造るべきだということで、一応猟友会の会長さんからは、やはり県北、県北の方にはそういうマタギの文化もあって、解体の経験者もいますんで、そういうところに造ったらどうかということで、今、検討しています。ただ、これ金もかかるし、また、運営費、これもかかりますんで、どういうふうにやるか、今のところ様々に検討中という、そういうことであります。
 
(記 者)
 今、環境省の方からも支援あるようだっていうお話ありましたけども、改めて国にはどんなことを求めていくんでしょうか。
 
(知 事)
 どういう支援になるか、まだ中身が分かりませんので、まず今回の国の補正に入るかどうか、これも分かりませんので、まずは今のところ、環境省ですんで、どこまでそういうことについてフォローできるか、その内容を見た上で、県としても、市町村と可能な限りこれを活用して、活用はしたいと思ってます。
 
(記 者)
 クマに関連してなんですけれども、今月の国への要望に関して、麻酔銃に関しても規制緩和を要望されるご予定でしょうか。
 
(知 事)
 麻酔銃、今のところ一般の銃と同じような扱いですが、ただ先般、これもなかなか難しいなという、あの麻酔銃、完全に当たればいいけども、ちょっとかすっただけでは、逆に凶暴さが増すということで、逆に危険だという。相当、麻酔銃を撃つ方が上手くないと、逆に暴れ回るという。ですから、そこら辺の訓練、あとは麻酔銃、そんな数ないですから、これを、どこでもいっぱい持ってるということ、これもそう簡単に、猟銃みたいに、ある意味、許認可が必要ですんで、これもそう簡単にいかないという。そこら辺で、なかなかその銃器に関しては、様々な方の意見を聞きますと、ハードルが高いなという、そういうふうに思ってます。
 
(記 者)
 クマに関連していくつかお伺いしたいんですけれども、先般の緊急会議で、県警からちょっと猟友会の方々の装備が不安なので、県とかから支援ができないかというような提案がありましたが、そちらについてはいかがでしょう。
 
(知 事)
 まずは4月の、今年の駆除、あるいは弾、これは12月にやりますが、まずは今すぐできませんので、あとは冬眠期に入りますんで、来年以降の新年度について、そういう要望をなるべく生かすような、そういうふうに今、検討をこれからしたい、するという、そういうことなります。
 
(記 者)
 分かりました。
 同様に来年度以降の検討になるとは思いますが、食肉加工施設については、ちょっと若干会議の中では県側の姿勢が後向きというか、なかなか売れないことには造れないというような。
 
(知 事)
 あれ、一般の他の県では市町村なんです。県でなく市町村。山形は蔵王町とか、そういう、そこら辺、市とかそう言うところでやってますんで、そこら辺でどうするか。県北の場合、ああいうとこでやっていただけるところあれば、国からの支援がありますんで、これに自分の自己負担、自己負担について、ある意味、自己負担の一定程度、県でこれを嵩上げするという、これもできますんで、まずこれからそこら辺、市町村との様々な検討、これからという状況です。
 
(記 者)
 分かりました。
 あと、全国で最も人身被害の件数が多いということで、県内のクマの生態に対しても、他県からも関心が寄せられているとは思うんですけれども、数年ぶりに大規模な頭数調査というか、そのようなご予定はないでしょうか。
 
(知 事)
 専門家の意見を聞いて、これから来年以降の話ですんで、まずは専門家の意見を聞いて、そういう点も検討の課題になるのかなという、そう思ってます。
 
(記 者)
 分かりました。ありがとうございます。
 
(記 者)
 すいません、クマに関連してなんですけども、前回の会見でも非常に県庁の方にクマを駆除したことの苦情、電話が結構入っているという話で、ちょっと担当課に聞いたら、数は最近減ってきているけども、やっぱり今も続いていて、中にはかなり乱暴な言葉を使って職員に危険を感じさせるような発言もあったということなんですけれども、改めてそういった苦情に関して受け止めをお願いします。
 
(知 事)
 中には励ましのメールなんかありますが、電話はある意味で、そう簡単に切るわけにいきませんけども、一応、事情を話して、あまり長くなるようだったら切ると。ただ、メールとかそういうものがありますんで、そういうものは私も読んでますんで、全部でなくてね。ただ、感情論が非常に多いもんですから、なかなかわかんない(実情をわかってもらえない)という。で、本州の方からは、逆に言えば、クマのいないところの方々に(から)批判があるという。ただ、これある意味、これを分断にしちゃ駄目だと思う。全く対立の構図、これはまずいですから、いろんな意味で国にもこのクマの問題、国がもう少し、単なる県とか市町村がいろんな理解を得るといっても、遠いところですんで、まずはクマのいない地域について、国がそういう面で少し、関与して、理解を得るような、そういうことをしてほしいなと思ってます。様々にいろんな面で理解を得るということも必要ですが、なかなか、これ理解というのは、同じような方が電話、メール、あと手紙、いっぱい来ますんで、なかなかそう簡単にはいかないのかなという。確かにクマの方も、子熊を持つと、人間と同じように子どもに、飢えを、子どもの飢えを何とか緩和しようということで、人間も必死になりますんで、クマの方もそういう状態ですんで、やみくもにやるわけにいきませんけども、まずは今のところ、人命尊重ということで、実際に亡くなる方も出てますし、また、クマから受けた傷は、大変治りにくいし、そういう意味で大変クマの被害に遭った方は悩んでいますんで、まずはそういうことを、いかにクマのいない、あるいは非難する方に分かってもらうかという、これは一応、これをやりつつ国とも、国がある意味でそういうクマの特にいないような地域に対し、いくらかそういう理解を得るような行動を取っていただければいいなという、そういうふうに思ってます。
 
(記 者)
 ちょっとすいません、私不勉強で申し訳ないんですけど、先ほどの国への要望のお話とかっていうのは、いわゆる指定管理鳥獣に指定することの要望みたいな、その話の関連ということでしょうか。ちょっとすいません。
 
(自然保護課)
 指定管理鳥獣に指定することだけの要望ではなくて、これまでも知事が述べられてきてますけども、住宅地域で、その地域に合った適切な捕獲等々するために、麻酔銃の使用であったり、そういったことも含めて今回要望するという内容となっています。
 
(記 者)
 その2点ですか、指定管理鳥獣の要望と、指定と、麻酔銃の使用と。
 
(自然保護課)
 主には4点ありますけども、総合政策課の発表はこれからですか。総合政策課の方からプレスリリースあると思いますので、そちらの方にお願いしたいと思います。
 
(記 者)
 またクマに関して、この秋に国に要望することとしての部分なんですけれども、クマを指定管理鳥獣にしてほしいと国に要望されるというふうに伺っているんですけれども、今年に限ったわけでなくて、例年そういう要望はされてきていると思うんですけれども、改めてこの過去最大の被害がある中で、こうした要望をするということに関してのお考えだったり意義っていうのを頂戴したいです。
 
(知 事)
 特に北海道、北東北3県、全国的にも多いですが、まずは来週、北海道東北知事会がありますんで、東北と北海道の共通の課題として、これが取り上げられるということです。で、やはり1県というよりも、地方の知事会が共同で国に対し、そういう問題提言をするという、こっちの方が国の方も受け止めが違いますんで、まずは本県は本県でやりますが、要望の主体は、やはり北海道東北知事会、これを中心にやっていきたいなと思ってます。岩手県も相当出てますんで。また、青森県は相当リンゴの被害があるようです。北海道は死者がいっぱい出てますんで、やっぱりそういう関係からしますと、やはり今のところ、北陸の方も出てますけども、まずは来週、盛岡で開かれる会議、そういう点で議論がされるかなという、そう思ってます。
 
(記 者)
 秋田県としても要望を出すし、北海道東北知事会としても指定管理鳥獣への指定をお願いすると。
 
(知 事)
 これ、うちの方、北海道東北知事会でどういうふうに意見が出てくるのか、そこで検討が必要ですんで、まずは今のところ、そういうクマについて非常に問題があるというところは共通認識として、この中でどういうふうに共同で国に訴えるか、これはまたこの後の問題です。
 
(記 者)
 分かりました。
 少なくとも秋田県として、単体では今現時点で指定管理鳥獣へ指定を要望するというような。
 
(知 事)
 今、様々調整してますんで。
 
(記 者)
 すいません、ちょっと質問変えさせていただきます。
 改めて、その全国的にもクマの人身被害が過去最多で、かつ、秋田県はその全国の中でも被害者数というのが一番多い状況だと思います。そこの秋田県の知事として、改めてそのクマの被害状況、国に訴えるべきことを、お考えを述べていただきたいなと思います。
 
(知 事)
 これ大変難しい問題で、日本全国そうなんですが、特に様々な議論があります。今年、特に猛暑。で、昨年が大変クマにとって餌が十分にあったもんですから、子熊がたくさん生まれたと。今年は、逆に猛暑で、全く餌が無いという。もう一つ、若干地域によって違うんです。白神山地、あそこはクマがたくさんいます。でも、町長さんに聞きますと、あそこはクマの、ある意味、不作であっても、ほとんど広葉樹で、杉が無いもんですから、広葉樹ですんで、餌がある程度あるという。で、クマがいっぱいいますが、人家のあるところまでは来ないという。で、あるそういう有識者に聞きますと、やはり杉林、ほとんど森林、秋田は杉の森林が多いもんですから、もともと広葉樹、あるところでこれを切って杉にしたと。杉、植えたと。これ、今から何十年も前です。ですから、その杉が多すぎるから、これから杉の、杉以外に広葉樹も一緒にある意味、混交林、これをやるのが将来的に必要という、そういう意見もあります。そう言われてみますと、うちの方の杉林が多いということは、そういうことにもなるのかなという。ただ、これは逆に、木材産業、こっちにも影響ありますんで、そう軽々にこれを変えることはできませんので、どこら辺で、これからバランスとるか、これ非常に難しいです。ただ、一応クマを全部殺すなんてことは、これはできませんし、また、そうはすべきでないと思います。そうしますと、今の緊急避難、これをやりながら中長期の課題、これをどうするか、二つに分けて議論をするという、これが必要かなという、そう思ってます。
 
(記 者)
 あと一点だけすいません、クマの捕獲事業に関しては、すごく金銭的な負担がおっきく、県としても慰労金だったりという、そういう制度を検討しているという状況だと思うんですけれども、そういった金銭的な負担を国にも補助金という形で求めるという、そういうお考えありますか。
 
(知 事)
 環境省が金銭的なそういう支援、これ言ってますんで、ある程度国からのそういう財源がくるかなという、そう思ってます。
 
(記 者)
 それはまた指定管理鳥獣の指定とは別でお考えですか。
 
(知 事)
 はい。
 
(記 者)
 ありがとうございます。
 
(幹事社)
 よければ、あと1社さんだけ、厳しいですか、時間。いいですかね。じゃああと、これ1社さんだけお願いします。
 
(記 者)
 知事、先ほどは全部殺すべきではないしというお話ありました。正にその今年度の目標、上限の方が1,582頭ですけれども、例年の有害駆除と狩猟期の狩猟によって捕獲している頭数からいくと、なかなかこの1,582頭に達すること自体が難しいだろうという多分前提があって、知事はこれまでバンバン撃つというか、かなり積極的に駆除していく方がいいとおっしゃってたと思うんですけど、とはいえ、最新状況で、その狩猟が1日から始まって、最新の情報がどこまで今、知事のとこに来てるのかっていうことと、あとやっぱり気がついたら2,000頭、3,000頭駆除してたっていうことなっちゃうと、ちょっと大変だとは思うんで、ちょっとそこら辺の見通しをですね。
 
(知 事)
 狩猟100頭、これ入れて、まず今のところ千五百何頭、このくらいいくかなという。まず100頭入れて、これが若干オーバーしても、せいぜい何十頭ですから、まずは今のところ、今この状況から見ますと、相当、捕獲、駆除していますんで、100頭入れて、ちょうどそのくらいの数になるという、で100頭という、それを目標にしたんです。
 
(記 者)
 じゃあこの上限を超える心配は、あまりないという。
 
(知 事)
 まあ2,000頭とか、そうはなりません。まあ頑張っても、せいぜい五、六十頭。
 
(記 者)
 今年しっかり個体調整をしていくことがやっぱり大事でしょうか。
 
(知 事)
 うん、うん。
 
(幹事社)
 時間の都合もありますので、以上で終わらさせていただきます。
 ありがとうございました。

 

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