避難生活中の糖尿病管理について
コンテンツ番号:74942
更新日:
- 食事について
・食事量が少なくなると空腹感が強くなりストレスを増強してしまうため、限られた食事をできるだけ噛み、時間をかけて食べることで満腹感を最大限得ることができます。
・ゆっくり噛んで食べると、血糖の急激な上昇を抑えることができます。
・避難中の食事はパンやカップラーメンなどが多くなります。これらは重要なエネルギー源ですが、一方で血糖を上げる食品でもあります。食事の中に肉類や卵類などのたんぱく質を含む食品や野菜類がある場合はそれらを先にゆっくりと噛んで食べましょう。炭水化物を後に食べることで血糖の急激な上昇を抑えることができます。 - 運動について
血糖コントロールを保つためには少しでも運動をすることがとても大切です。ストレッチの方法は以下のリンク先に掲載されていますので、ご覧ください。
秋田県の大雨による被災者の皆様へ
2025年8月20日から東北北部では大雨となり、仙北市では緊急安全確保が発令されるなど、県内各所で災害の危険度が高まっています。
大雨の急性期以降でも避難生活では糖尿病の管理が難しくなることがあります。糖尿病のある患者さんで支援が必要な方あがおられましたら、秋田県糖尿病災害対策チームまでご連絡をお願いします。
・秋田県糖尿病災害対策チーム(秋田大学医学部附属病院 糖尿病・内分泌内科内)
メールアドレス akita.dm.saigai@gmail.com
また、災害への備えや避難生活における注意点等について、日本糖尿病協会から出されている情報のリンクを掲載しますのでご参照ください。
リンク先
- 糖尿病とともに生きる人の災害への備え
https://www.nittokyo.or.jp/modules/patient/index.php?content_id=32 - 糖尿病患者の皆様へ:今一度シックデイ対策を
https://www.nittokyo.or.jp/modules/information/index.php?content_id=154