八郎湖では、夏季になると植物プランクトンのラン藻類が大量に増殖した「アオコ」と呼ばれる現象が発生しています。
 アオコの発生により、さらに水質が悪化するほか、悪臭等の被害が生じるおそれがあることから、秋田県では「八郎湖アオコ対応マニュアル」を策定し、発生状況の公表や河川遡上防止フェンスの設置などのアオコ対策を実施しています。

 令和5年度は、6月7日からアオコの発生状況調査を開始し、6月14日にアオコレベル1~2の初期発生が確認されました。
 初期発生としては、例年よりも早く、ここ5年間では令和元年に次ぐ早い発生となっています。昨年度も同時期に初期発生が確認されており、2年連続で例年よりも早めの初期発生となりました。
 また、8月30日には、今年度初めてのアオコレベル4が真坂で確認されましたが、それ以降はアオコレベル4以上は確認されず、異常発生にも至りませんでした。

 10月20日時点でアオコレベルは0~1であり、アオコの発生が終息しましたので、本年度のアオコ調査を終了します。

  これまでの調査結果は下の一覧表のとおりです。

※アオコレベルは「見た目アオコ指標(八郎湖版)」により分類

調査位置図

調査位置図 [125KB]

発生状況一覧表


R5年度アオコ発生状況一覧表  [19KB]

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現地状況写真

 アオコ発生状況写真