焼却灰処理施設の立入調査結果等について(第15報)
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県は、2月22日に首都圏等のごみ焼却施設から排出された焼却灰の受入れを行っている小坂町のグリーンフィル小坂(株)において、放射能の状況を監視するため、立入調査を実施しましたので、その結果について、次のとおりお知らせします。
1 敷地境界の空間放射線量
敷地境界における空間放射線量の測定結果は以下のとおりであり、これまで実施した測定結果(別添資料参照)と同レベルで、秋田県における地上高さ1mにおける空間放射線量の範囲(0.03~0.09マイクロシーベルト/時)と同等となっている。
なお、一部の地点の空間放射線量が低いのは、積雪の影響と考えられる。
2 放流水の放射性物質濃度
放射性ヨウ素は検出されなかったが、放射性セシウムが3.3ベクレル/リットル検出された。この数値は、これまで実施した測定結果と同レベルと なっている。
なお、公共水域中の放射性物質の濃度基準※1であるセシウム134で60ベクレル/リットル、セシウム137で90ベクレル/リットルに比べて大幅に低い数値となっている。
3 排水汚泥の放射性物質濃度
放射性ヨウ素は検出されなかったが、放射性セシウムが9.5ベクレル/リットル検出された。この数値は、これまで実施した測定結果と同レベルとなっている。
4 地下水の放射性物質濃度
放射性ヨウ素、放射性セシウムのいずれも検出されなかった。
5 河川水
グリーンフィル小坂の放流地点の下流にある小坂川の山崎橋で採取した河川水について、放射性ヨウ素、放射性セシウムのいずれも検出されなかった。