岩手県の不燃系混合物の受入れに先立ち、同県野田村の仮置場と受入れを予定している県環境保全センターにおいて、4月8日と15日にそれぞれ調査を実施しましたので、お知らせします。

1 野田村における調査結果

(1)不燃系混合物の仮置場における空間放射線量率

4月8日(月)、不燃系混合物が集積されている野田村米田二次仮置場において空間放射線量率を測定した結果、次のとおり、災害廃棄物の影響を受けない十分に離れた地点(バックグラウンド)の空間放射線量率とほぼ同レベルであった。

図:野田村米田二次仮置場の調査結果

(2)不燃系混合物の遮蔽線量率、放射性物質濃度、有害物質濃度

不燃系混合物の遮蔽線量率、放射性物質濃度及び有害物質濃度を測定した結果については、いずれも問題のないレベルであった。

図:不燃系混合物の調査結果

なお、塩分濃度(塩素イオン含有量:Cl-)については、0.09%と、十分低い値となっている。

2 県環境保全センターにおける調査結果

4月15日(月)、県環境保全センターにおいて実施した敷地境界における空間放射線量率や放流水・地下水、放流先河川水及び簡易水道水源の放射性物質濃度の測定結果は、いずれも問題のないレベルであった。

図:県環境保全センターにおける調査結果