秋田県社会教育委員の会議の提言書が完成いたしました。

 令和3年度・4年度の提言のテーマは「時代の変化に対応する『人づくり』『つながりづくり』」です。

 平成30年の中央教育審議会答申「人口減少時代の新しい地域づくりに向けた社会教育の振興方策について」において、社会教育の意義と果たすべき役割として「社会教育を基盤とした、人づくり・つながりづくり・地域づくり」が重要であることが示されました。
 また、令和4年8月には、「第11期中央教育審議会生涯学習分科会における議論の整理」が示され、これまでの社会的な変化も踏まえ、次期教育振興基本計画の策定にも資するよう、生涯学習・社会教育が果たしうる現代的な役割を明確にしております。
 これらに加え、本県の「~大変革の時代~新秋田元気創造プラン」「第3期あきたの教育振興に関する基本計画」に示された各施策・目標等に鑑み、設定したテーマです。

 本会議では、ワクチンのような特効薬がないこの領域において、先行き不透明な状況に対して社会教育は何ができるかについて協議を重ね、「人づくり」の視点からは「予測困難な時代における学び」、「つながりづくり」の視点からは「多様性に満ちた社会づくり」を課題として設け、それぞれに一つずつ、計二つの提言が示されています。

 本提言書は、令和5年3月30日(木)に県庁第二庁舎教育庁ホールにて、本会議の加藤寿一議長(写真:右)から、秋田県教育委員会 安田浩幸教育長(写真:左)に手交されました。

 

 提言書は、PDFファイルとなっておりますので、ダウンロードしてご覧ください。
 ☞ 【秋田県社会教育委員の会議 提言書】