第3期湖沼水質保全計画では、八郎湖内に設置している消波工(波の影響が少ないように積み石等で囲まれた部分)の湖岸に抽水植物(マコモ、ヨシ、ガマ等)が生育している距離(湖岸延長)を植生回復の指標としており、令和6年度に622mまで回復することを目標に取り組んでおります。

 今年度、植生モニタリング調査(生育している植物の種類、回復湖岸延長等)を実施した結果、8月の豪雨により三種川河口消波工では流れ着いたゴミ等により回復していた箇所が覆われる被害があったものの、湖岸延長距離は昨年の612mに比べ33m長い645mと目標を無事達成しました。

 今後は湖岸だけではなく、消波工の内側全体に回復が広がるよう引き続き取り組んでいく計画です。

調査日:令和4年9月28日

消波工写真