処理生成物(主灰及び飛灰固化物)の放射性物質濃度

7月11日に試料を採取した焼却処理後の生成物における放射性セシウム濃度の測定結果は、主灰では不検出であったほか、飛灰固化物では31ベクレル/kgであり、事前調査や昨年11月の調査結果と同レベルであった。

調査実施日 調査項目 主灰 飛灰固化物
焼却処理後の生成物における放射性セシウム濃度の測定結果 
〔単位:ベクレル/kg〕
7月11日 セシウム134 不検出(9.1) 14(9.3)
セシウム137 不検出(8.0) 17(8.2)
不検出 31
7月2日 (事前調査) セシウム134 不検出(6.8) 12(9.7)
セシウム137 8.1(4.5) 28(9.0)
8.1 40
H23年11月 (県調査結果) セシウム134 不検出(8.4) 22(6.8)
セシウム137 不検出(7.1) 25(8.6)
不検出 47

※( )内は検出下限値。

試験焼却処理を行う災害廃棄物の量等

7月10日、11日に、横手市東部環境保全センターに搬入された災害廃棄物の総量は9トンであった。

横手市では、約56トンの一般ごみと災害廃棄物を混ぜ合わせ、その割合(混焼率)が約14%になるよう焼却処理を行っており、本日午後8時までに処理を終える予定である。    

  7月10日 7月11日 合計
 横手市東部環境保全センターに搬入された災害廃棄物
〔単位:トン〕
搬入量 4.55 4.45 9.00

排ガス中のダイオキシン類濃度

焼却処理に伴い排出されるガス中のダイオキシン類濃度を測定するため、本日、試料を採取した。この結果については、排ガス中の放射性セシウム濃度及び飛灰固化物のダイオキシン類濃度の結果と併せて、8月8日までに公表する予定である。