5月19日から22日にかけて秋田市総合環境センターにおいて実施した試験溶融処理による放射能の状況を把握するため、試験溶融中に実施した排ガスや、事後に実施した放流水及び構内土壌等の放射性物質濃度の調査結果が判明しましたのでお知らせします。

1 試験溶融中における排ガスの放射性物質濃度

1号炉及び2号炉排ガスの放射性セシウム濃度を測定したが、いずれも放射性セシウムは不検出となっており、問題のないレベルであることが確認された。

表:試験溶融中における排ガスの放射性物質濃度1

表:試験溶融中における排ガスの放射性物質濃度2

2 試験溶融後の放流水等の調査結果について

(1)土壌の放射性セシウム濃度

秋田市総合環境センター構内の土壌の調査結果ついては、事前調査と同様、不検出となっており、問題のないレベルであることが確認された。

表:土壌の放射性セシウム濃度測定結果

(2)周縁地下水の放射性セシウム濃度

秋田市総合環境センターの地下水の調査結果ついては、事前調査と同様、不検出となっており、問題のないレベルであることが確認された。

表:周縁地下水の放射性セシウム濃度測定結果

(3)放流水の放射性セシウム濃度

秋田市総合環境センターの放流水の調査結果ついては、事前及び試験溶融中の調査と同様、不検出となっており、問題のないレベルであることが確認された。

表:放流水の放射性セシウム濃度測定結果

(4)岩見川の河川水等の放射性セシウム濃度

1 河川水

河川水については、事前及び試験溶融中の調査と同様、全て不検出となっており、問題のないレベルであることが確認された。

表:岩見川の河川水の放射性セシウム濃度測定結果

2 底質

底質については、不検出となっており、事前及び試験溶融中の測定結果ともほとんど変化がなく、問題のないレベルであることが確認された。

表:岩見川の底質の放射性セシウム濃度測定結果

3 今後のスケジュールについて

試験溶融中に実施した次の測定結果については、6月中旬までに公表する。

  • 排ガス中のダイオキシン類及び塩化水素等
  • 放流水と飛灰のダイオキシン類

リンク

秋田市のホームページ(「災害廃棄物試験溶融処理に係る放射能測定結果について(報告)」のページへジャンプします)