共同住宅の屋外階段の適切な維持管理について
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令和３年４月に、東京都八王子市内の木造共同住宅の屋外階段が崩落し、住民が亡くなる事故が発生しました。
事故が発生した屋外階段は、木造の屋外階段と鉄骨造の屋外階段を組み合わせた（※１）自立していない屋外階段でしたが、屋外階段にあっては、木造、鉄骨、木造鉄骨併用を問わず、有効な防腐・防さび措置が大切になります。
先般、国では、木造の屋外階段等の防腐措置や支持方法についての内容の明確化や、適切な維持管理のため、「木造の屋外階段等の防腐措置等ガイドライン」をとりまとめました。
建築物の維持管理は、所有者又は管理者等の責任ですので、ガイドラインを参考に定期的に点検を行うなど適切な管理をお願いします。
なお、点検により異常を見つけた場合は、建築士等の専門家に相談し、必要に応じて改修等の対策を取ってください。
※１ 具体的には、鉄骨造の屋外階段を木造の屋外階段における踊り場部分等で支持