災害廃棄物の試験焼却処理に係る事後調査結果について(第1報)
2012年07月03日 | コンテンツ番号 6078
大仙美郷環境事業組合において3月26日から28日にかけて実施した試験焼却処理後の放射能の状況を把握するため、事後調査を行いましたので、その調査結果についてお知らせします。
大仙美郷クリーンセンター(焼却施設)及び最終処分場において、施設敷地境界の空間放射線量率を測定するとともに、周辺の土壌、地下水及び防災調整池放流水の放射性セシウム濃度を測定するため、サンプリングを行いました。
施設敷地境界の地上高1mでの空間放射線量率については、次のとおり、試験焼却の前や実施中とほとんど変化なく、問題のないレベルであることが確認されました。
なお、土壌及び地下水等の放射性セシウム濃度については、4月10日に公表する予定です。
敷地境界の空間放射線量率
大仙美郷クリーンセンター
敷地境界4地点における空間放射線量率の測定結果は、0.04~0.05マイクロシーベルト/時となっており、バックグラウンド地点の空間放射線量率と同じレベルであり、事前調査や試験焼却中の結果と比べても、ほとんど変化がありません。
地点1 | 地点2 | 地点3 | 地点4 | バックグラウンド | ||
---|---|---|---|---|---|---|
地点1 | 地点2 | |||||
本日(4/5) | 0.05 | 0.04 | 0.05 | 0.05 | 0.04 | 0.04 |
試験焼却中(3/27) | 0.05 | 0.05 | 0.05 | 0.05 | 0.04 | 0.04 |
事前調査(3/15) | 0.04 | 0.04 | 0.05 | 0.05 | 0.04 | 0.03 |
最終処分場
敷地境界4地点における空間放射線量率の測定結果は、0.01~0.03マイクロシーベルト/時となっており、バックグラウンド地点の空間放射線量率と同じレベルであり、事前調査結果と比べても、ほとんど変化がありません。
なお、事前調査及び今回調査とも、積雪の影響により、空間放射線量率が0.01~0.02マイクロシーベルト/時と低い値となっているものと考えられます。
地点1 | 地点2 | 地点3 | 地点4 | バックグラウンド | ||
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地点1 | 地点2 | |||||
本日(4/5) | 0.02 | 0.01 | 0.02 | 0.03 | 0.03 | 0.02 |
事前調查(3/15) | 0.02 | 0.02 | 0.02 | 0.02 | 0.03 | 0.02 |
※秋田県における地上高さ1mにおける空間放射線量率(0.03~0.09マイクロシーベルト/時)。