令和3年度 セカンドスクール的利用について
2021年04月01日 | コンテンツ番号 56587
教育施設等のセカンドスクール的利用とは
- 教育施設等の人的・物的機能を十分に活用し、学校と教育施設等が一体となって、郷土の自然や文化との触れ合い体験・共同生活体験、各教科や総合的な学習の時間等の取組を複合的に実施する利用方法です。
- 秋田県教育委員会では、平成11年度から、県立の教育施設を中心に、国・県・民間の施設の協力も得ながら、セカンドスクール的利用を推進しています。
セカンドスクール的利用の特徴
- セカンドスクール的利用の特徴は、教育施設等を舞台とした体験的な学習活動の展開を、教科や総合的な学習の時間等の授業時数としてカウントできるところにあります。
- 県教育施設では、施設職員(社会教育主事や学芸主事等)が学校の教員と連携して授業を実施することで、より効果的な学習を行うことができます。
- 専門的な機能を有する協力施設を利用することで、多様な学習の機会を確保することができます。
セカンドスクール的利用により期待される効果
1 豊かな人間性が育まれます
- 体験的な学習活動を通じて、郷土の自然や文化を愛する心、自律性、協調性、創造性、思いやりの心など、豊かな人間性が育まれます。
2 学習への興味や関心が高まります
- 教育施設等の豊かな自然環境や、整えられた設備・展示にふれたり、専門職員による指導・支援を受けたりすることで、児童・生徒の学習への興味や関心が高まります。
3 学習効果がより一層高まります
- 単元の目標やねらいに応じて、教育施設等の特性や機能を生かした学習プログラムを実施することで、学習効果を高まります。
4 教職員の資質向上に結び付きます
- 生きた教材を活用した授業実践や、学校を離れた児童生徒との触れ合い、施設職員との交流によって、教職員の資質向上に結び付きます。
「 平成26年度版「セカンドスクール的利用の手引き」 (平成26年3月 秋田県教育委員会)」 から抜粋