18歳・19歳のみなさんへ
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18歳・19歳の投票率
平成27年6月に公職選挙法が改正され、これまで満20歳以上であった選挙権年齢が、満18歳以上に引き下げられました。選挙権年齢が引き下げられてから行われた5回の国政選挙の秋田県における18歳・19歳の投票率は次のとおりです。
実施年月 | 選挙名 | 18歳 | 19歳 | 18歳+19歳 | 全体 |
---|---|---|---|---|---|
平成28年7月 | 参議院議員通常選挙 | 43.97% | 35.49% | 39.80% | 62.93% |
平成29年10月 | 衆議院議員総選挙 | 53.79% | 32.17% | 43.72% | 61.84% |
令和元年7月 | 参議院議員通常選挙 | 39.26% | 26.82% | 32.61% | 58.79% |
令和3年10月 | 衆議院議員総選挙 | 56.44% | 33.43% | 44.38% | 60.39% |
令和4年7月 | 参議院議員通常選挙 | 37.16% | 27.76% | 32.37% | 57.96% |
いずれも全体の投票率を大きく下回り、なかでも19歳の投票率が低くなっています。60代、70代前半の人たちの投票率は概ね70%程度ですので、19歳の投票率の2倍超になっています。
若い人たちが投票に行かないとどうなるか?
投票へ行く若い人たちが少ないと、政治家は投票する数が少ない若い人たちよりも、たくさん投票してくれる高齢者を優遇した政治を行うようになる可能性があります。その結果、若者の意見が政治に十分に反映されなくなるおそれがあるのです。だからこそ、自分たちや自分たちの子どもたちが暮らすこの社会が将来どうなってほしいかを真剣に考え、投票でその思いを届けていくことが大切になります。 若い人たちの投票率を上げることで、政治家は若い人たちに目を向けた政策を行うようになり、あらゆる世代が暮らしやすい社会をつくる第一歩となります。