令和2年11月24日知事記者会見

2020年11月26日 | コンテンツ番号 54142

●知事発表
   なし

●幹事社質問
 (1)12月議会に向けて

●その他質問
 (1)次期知事選について
 (2)Go To トラベル・Go To イートの運用見直しによる県の対応について
 (3)今後の医療提供体制について
 (4)Go To トラベル事業における国の対応についての受け止めについて
 (5)航空会社の従業員の受け入れについて


(幹事社)
 幹事社NHKです。よろしくお願いします。
 26日から県12月議会始まりますけども、改めて12月議会に向けて知事がお考えになってるポイントというあたりでお願いいたします。

(知 事)
 まず、主な議案でございますが、先議事項ということで新型コロナ関係がございます。6月に補正があって、医療関係、あるいは福祉関係の皆さんに対する、コロナの慰労金のようなものが国の方で制度化されまして、一定の見込みで予算計上してございます。ただ当時、まだ細目が決まってませんで、その後、国から医療関係、あるいは福祉関係で直接の職員のほかに、例えば医療であれば病室を掃除、あるいは給食の方が病室まで持っていきますんで、そういう皆さんをかなり幅広く対象にするということで、この分で少し予算がオーバーして、これについて12月中に支給をしたいということで約20億円弱を、これは全額、国からの交付金でございますが、先議案件として提案してございます。初日に採決していただきまして、可決した後には、直ちに、なるべく早く対象の方にお渡ししたいと思います。
 あとは、地域医療介護総合確保事業費補助金、医療関係の国からの補助金でございますが、これが11億円ぐらいあって、ただ、職員のボーナスが人事委員会勧告で減りましたので、その分と職員の最終的な現員現給といいますか、人数に合わせてやりますと、職員給与が大分カットになりますんで、その分マイナスということで、それが主なものでございます。
 あと、今回、まずはかかりつけ医のところでコロナについて検査、あるいは検体の採取、あるいは診断をしていただくということで、そのために200件強の診療所等について協力を得ましたので、その関係に対する準備金のようなものについて計上してございます。
 あとは修学旅行のキャンセルが大分ありますんで、県立学校と私立の高校について、そのキャンセル料について支援をするという予算を盛ってございます。
 あと、若干政策的なことで、国内の航空路線、大分苦労してます。国から着陸料を45パーセント程度減免するようにという要請があって、東京羽田、札幌千歳、大阪伊丹について、国の要請どおり45パーセントの減免をいたします。
 ただ、大館能代空港は2便が1便になってます。あと、名古屋中部線、これはセントレアでございますが、今、トヨタの関係の企業誘致について大分話もございまして、また、セントレアの方でも名古屋から秋田に対するこれ(便)がなくなりますと不便だということで、あちらの方と呼応しながら、名古屋中部線と大館能代空港は全額免除という扱いにしたところでございます。
 あと、主なものは、様々な医療関係の通常の支援策プラス公共事業の発注を平準化し、雪が解けてから色々な準備をしても6月、7月になりますんで、なるべく早く発注して、雪解け後の道路の損傷等を速やかに補修するために一定の債務負担行為等を行ってございます。
 以上でございます。

(幹事社)
 各社さん、いかがでしょうか。

(記 者)
 知事、12月議会にも知事選への態度の表明をされるというようなお話ありました。ハムレットの心境ということでしたが、ファイナルアンサーは出ましたでしょうか。

(知 事)
 正式には26日の知事説明の中でお話をしようと思ってます。最終的には、今日明日までかかって、選挙は私一人でできませんので、後援団体、あるいは後援会、様々なお付き合いのあるところがございますんで、三日ぐらい前から私、今コロナの関係で総会等ができませんので、私が自ら回ったり、あるいは電話、あるいはうちの後援会の職員が電話や訪問して、意向を尋ねております。
 そういう中でおおよそまだ半分以上、昨日まで幹部等、あるいは友好団体について様々なご意見を伺ったところ、まず今のところは、肯定的な意見が多いように感じます。いずれ最終的に明日、最高幹部と詰めながら明後日の発表につなげていきたいということでございます。

(記 者)
 差し支えなければ、肯定的意見はどのようなものがあったのかとか、あと、否定的な意見がもしあったのだとすれば、どういったものか。

(知 事)
 否定的というか、歳も歳ですし、健康を非常に心配して、この後、健康状態について大丈夫かという声が一部にあると。
 あと、そのほかは特に医療関係の方からは、コロナ対策、本県は人口当たりでいえば、全国で一番感染が少ないもんですから、非常によくいってると。市町村、あるいは関係団体、医療関係と緊密にやって、今までの長いお付き合い、あるいは様々な信頼関係がありますので、今、緊急避難的な問題もございますので、まず続けてほしいという話、あるいは、誘致企業の関係で、大分コロナの関係で交渉が中断しているものもございます。そういう向きから、現地の東京、あるいは大阪事務所で当たっていますが、私自身が車の関係も詳しいし、また、技術的に色々なことをやってますんで、そういうところから引き続きやってほしいという声もございます。
あとは海外の方はリモートでやってますが、特に台湾の方は秋田牛について既にテレビで私の放映になってますんで、途中で代わられると困るなという話、これは別に重要なことでございませんが、そういう話もあって、概ね健康に留意してもう一期やるべきだという意見が相当数あったということであります。最終的に最高幹部が何人かいますんで、当然、選挙体制もしっかりやる必要がございます。また、何をやるかが一番大事なので、訴える方針、政策を、これは私一人で作るものではありませんが、大体私一人が原案を作りますが、色々なスタッフ、あるいは後援者の中に専門家がいますんで、そういう方々と詰めながらやってますんで、最終的には26日にしっかり発表します。

(記 者)
 ありがとうございます。

(幹事社)
 ほか、いかがでしょうか。

(記 者)
 国でGoToトラベルの運用見直し発表されてますけども、秋田県として何か対応することあればお伺いしたいと思います。

(知 事)
 秋田市内も、この3連休と、この後も結構ホテルは混んでます。また、乳頭、あるいは男鹿温泉郷についても一定数埋まってます。また、うちの方のプレミアムがあって、割と県内のお客さんで埋まってるということで、GoToの関係での余裕というか、空き室というのは、そうないという状況。ただ、私どもの方は、温泉地に歓楽街がないもんですから、温泉に入って、その後に歓楽街で飲み食いできませんので、今のところGoToのお客さんも一定数入ってますが、その関係での感染というのは、まずほとんどないという状況です。私どもの方については、今のところホテル、あるいは旅館等に厳しく対応するようにお願いしてもございますんで、今はこのまま様子を見ながら、万が一状況が悪化する場合は、これはこれでまた別途考えたいと思います。今のところそういう大きな動きはないようです。

(記 者)
 わかりました。ありがとうございます。
 あともう一点、GoToイートに関しても各都道府県で見直ししているところもあるようなんですけれども、こちらは県としてはいかがでしょうか。

(知 事)
 そもそも、4人のテーブルが離れていれば。4人でも、隣とこう、東京のようにこんな近くだと、感染リスクは高いですよね。飲食店での感染というのは、まずないという今の状態で、特に規制するという状況ではないんじゃないかなと。
 これも意外と使われてないです。県の方の飲食券が結構出てますんで。旅行会社を通しますんで、面倒だと言う人、あるいは様々に分かりにくいということもあって、ある程度は使われているようですが、店の数も、県のプレミアムの対象よりも少ないですし、まず今のところ大きな問題はないんじゃないかと。もともとうちの方は、空間がいっぱいありますから。

(記 者)
 わかりました。そうすれば、GoToイートの方も、一部都道府県では4人以下とする規制もしているところもあるようなんですけども。

(知 事)
 科学的によくわからないです。科学的というよりも、東京、大阪のテーブルは、うちの方でいう4人テーブルに8人ぐらい。うちの方は、あっちの方の8人テーブルに4人なんです。もともと広いんですよ。ですから、肩をこうくっつけるような配置になりませんから、今のところ現状のままで様子を見ながら、ただ、きっちり観察はしながら、注意を払って状況を見ながら対応するということです。

(記 者)
 わかりました。ありがとうございます。

(記 者)
 知事選の話にまた戻るんですが、知事先程のお話で何をやるかが一番大事だっておっしゃっていました。前回の会見の時も、自分でその信念を持って訴えることができないと選挙はできないというふうにおっしゃっていました。その、県民に信念を持って何を訴えるかということについて、今時点ではどういうふうなことをお考えになっているでしょうか。

(知 事)
 細かいことは別にして、コロナの関係で、相当価値観の変化が起きます。そうしますと、社会経済構造がガラッと変わります。
 もう一つ、昨日もある国会議員の会で話しましたが、今のゼロエミッション、あれは総理が言おうと言うまいと、世界的な流れの中で色々な面で、コロナの変化と、このゼロエミッションの変化は重なりますんで、相当大きく世の中が変わります。
 例えば今、一番の日本の稼ぎ頭の車の産業が中国が2030年にEV化、イギリスも2035年ですか。日本もいずれ2040年頃にはそうならざるを得ない。アメリカも州によって違いますが、そうしますと車の構造が全く変わる。エンジンというものが、内燃機関が、いらなくなると。この産業は日本の主力産業ですんで、これが電動化になりますと、何十兆円の産業が消えるんです。これも秋田にも相当その関係機械産業がありますんで、こういうものを電動化の方にどう向けていくかということは、その時になって慌ててもできませんので、今からその準備、例えば、チームを組んで、そういう企業がどのぐらいあって、どれぐらい影響を受けるか。それをソフトランディングで別の方、例えばEVの方の部品に変えていく、あるいは企業誘致もそういう方向性、こういうエンジニアリングの推測が非常に難しくなります。
 また一方で、風力を単に発電のみならず、あれを水素化する、あるいはバッテリーに蓄えて、どうEVに提供するか、あるいはそれを地域で、農業、あるいは様々に有効に活用するかという地産地消。こういうことが非常に大きな、情報化も含めて、これからの時代は、ほとんどサイエンスなんです。科学技術の面に相当力を入れて、その変化に対応しないことには、産業そのものが駄目になります。農業も同じです。当然、生産コストを下げるためにはスマート農業をどうこの農業県で使っていくか。林業も同じです。全て先端技術、あるいはエネルギー技術。この変化にどう対応するかということが県政の最大の課題ではあると思います。これが結局、少子化対策、あるいは地域振興、全部に結び付くということです。

(記 者)
 わかりました。ありがとうございます。
 もう一点、知事選に関してなんですけども、以前に知事選に向けて名前が挙がっている方、ご自身含めて4人ぐらいいるんじゃないかなってお話されていたと思うんですが、現時点でこの構図についてはどう見てますか。

(知 事)
 いや、まだ、中には私が出れば応援するという方もいらっしゃるようで。

(記 者)
 わかりました。ありがとうございます。

(記 者)
 先程のGoToトラベルに関係するんですけども、先週、知事会見でいわゆる県民への往来自粛、都道府県間の往来自粛について一方でGoToトラベルもやっているということで求めない、自粛を求めない旨の理由に挙げていらっしゃったと思うんですけれども、札幌ですとか大阪、東京もこれから検討が始まるとは思うんですが、そういったところへのその県民の往来について、今現時点でどう考えていらっしゃいますか。

(知 事)
 夏(の頃)とは違いますんで、全部を止めるということは、大分ね、特にお正月とか帰省シーズンにこれを全部止めると相当影響があります。検査体制も当時よりも数倍の検査体制ですし、あるいは万が一の時の治療の知見も病院で相当上がってますんで、県境を越える自粛を強く求めることはしないと。ただ、そういう場所に行く際には、やはり基本的に相当注意を払って、また、帰ってからも相当注意を払うと。そういうことについては、いずれそう遠くない時期に、また一斉に県民に注意喚起をしっかりいたしたいと思います。

(記 者)
 わかりました。
 もう一点なんですけども、この医療体制についてなんですけれども、今日の厚生労働大臣の記者会見でも田村厚労相話していましたが、全国的な感染拡大で重症患者が増えているという流れを踏まえて、都道府県に対していわゆる医療体制の早急な確保というものを改めて求めたところではあります。県内では比較的落ち着いているとは思うんですけれども、今後どのような対応をとられていきますか。

(知 事)
 病室、あるいは機器、機具の確保はできます。ただ、医師の数、あるいは看護師の数は増えませんから、そこら辺に限界があるんです。今、北海道からも応援の要請が来てます。やはり、もともとのこの感染症に対する専門医の不足がありますんで、物理的に機具は買えばできます。あるいは、病室も作ればあります。ただ、医師はすぐできませんので、そこら辺を厚労省がどう考えているか。だから昨日も石破さんに、間接的に厚労大臣に対して、医師の確保、今すぐできないけども、これはやはり根本なことですんで、それをしっかりやってほしいということは言ってます。いずれ今の体制で可能な限り色々な医療支援を集中しながら、ただ、こっちの方にばっかりかかると、普通の一般の病気の方でおかしくなれば困ります。バランスもありますんで、なかなかそう簡単にすぐ国のように右から左というのは若干無理です。だから、今ある状況の中で最大限努力をするということですね。

(記 者)
 最後1点だけ、GoToトラベルに戻ってしまうんですけれども、GoToトラベル、これ国の事業でありながらも政府の立場としては都道府県知事の意向を最大限尊重するというような政府の立場ですけれども、この国の事業のハンドリングについて、知事どう受け止めてますか。

(知 事)
 急いだからやむを得ない面もあると思いますが、何となくあの制度設計が、色々な場合の想定がないもんですから、混乱すると。旅行会社、あるいは旅行する人、あるいは行政も、制度設計を相当しっかりやると混乱はないけども、急いでいるせいか、急いで仕方がないこともあるかもしれませんが、少し制度設計が甘かったと、我々もクーポンの時に、色々あったということで、やはり急げばそうなります。ただ、私どもの方は単純なやり方ですが、あれは旅行会社を通してやりますんで、相当複雑な工程です。現場感覚をもう少し入れてやったら、こうはならない。国と自治体の連携体制も今になってやってますんで、最初からそういうことがあれば、各県も対応がしやすかったと思いますけども、なかなかそこはいってないですね。

(記 者)
 ありがとうございました。

(記 者)
 知事選の関係に戻ってしまうんですが、知事、以前、ご自身で四期目は当初は考えていなかったということをおっしゃったと思うんですが、その意向が変わったというのは、やはりコロナが影響という部分なんでしょうか。

(知 事)
 コロナの関係でこの1年間、ほとんどものが動いていない。先程言った企業誘致、あるいは様々な事業がコロナの関係で動くことができない。あとは、相手との交渉も、まず不可能だと。そういうことで、やはり1年間、完全に動けないということは、人間関係、あるいは信頼関係ができてるものもありますんで、人が変われば、それがまた振り出しということもあります。そこを悩んだけども、相手の方に色々聞きますと、やはり相手も、また一からやり直すということは非常に難しいということもありますんで、そういうことで、本来3期で、というのが私の想定であったんですが、県全体の利益を考えると、もう1期挑戦をさせていただくということになるのかなという状況です。

(記 者)
 ありがとうございます。
 すいません、あともう一点、その出馬の意思に関しまして、ご自身の健康状態についても判断材料だということをおっしゃっていたと思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。

(知 事)
 主治医の方から年齢相応の衰えはあります。ただ、一番衰えて駄目なのは頭です。こっちの方は、自分で言うのも何だけれども、まだ相当難しい方程式も解けますし、専門書も読んでますし、理工系の人間で新しい知識もありますんで、頭の方は大丈夫だと。ただ、やはり徹夜で無理するということは、そうはできませんけども、主治医に言わせますと、通常の業務の状態であれば何も問題ないという診断を受けております。

(記 者)
 ありがとうございます。

(記 者)
 知事、最初に12月議会の補正予算で、今ちょっと経営がちょっと苦しくなっている航空会社に空港使用料の減免の面で補助するというお話もされていましたけれども、それの関係で、今、JALとかANAとかの社員の出向について、色々な自治体でちょこちょこ受け入れを表明しているところありますけれども、秋田県で何か動きはありますでしょうか。

(知 事)
 うちも今、詰めてます。協議してます。受け入れ前提で。

(記 者)
 秋田県から何か業者の方に投げかけているということでしょうか。

(知 事)
 今もう話し合いをしてます。

(記 者)
 それに対して業者の、各会社の方からは何か。

(知 事)
 何人かは受け入れるつもりでやってます。

(記 者)
 わかりました。ありがとうございます。

(記 者)
 選挙の先程の質問の中で、本来3期の考えだったが、県全体の利益等考えてもう1期というふうにはっきりおっしゃいましたが、そのはっきり表明されるのは明日の最高幹部との協議を経て26日ということでしたが、先程の発言ですと、もう決断をしたというふうに受け止められるのですが。

(知 事)
 正式には明後日話します。ただ、プライベートの後援会の中では、そういう意見が大宗ですんで、明日、最高幹部と話し合いをしても、そういう結果なるのかなと。そういうことで、これはああだこうだ言ってもあれですから、まずその方向で考えてます。

(記 者)
 先程のもう1期ということになったというのは、そういう方向になりそうだというふうに理解でよろしいんでしょうか。

(知 事)
 最終的に後援会幹部の了承を得て初めて選挙ができますんで、これがそういうふうになるであろうという前提で26日に臨みたいと思います。

(記 者)
 ありがとうございました。

(幹事社)
 では、時間ということですので、こちらで終わります。