平成23年度水田からの濁水流出防止キャンペーン
コンテンツ番号:5165
更新日:
目指そう濁水流出ゼロ~出来ることから始めよう~
八郎湖への負荷要因の一つである「水田からの排水」は栄養塩に富むため、河川や湖沼等の水質悪化(富栄養化)の一因となっており、特に代かき作業にともなう濁水の流出が懸念されます。
このため、平成23年4月28日(木)から5月20日(金)を「水田からの濁水流出防止キャンペーン」期間と定め、県や市町村、関係機関が一体となり、重点的な啓発を図ることとしています。
期間中は、広報誌やホームページ等での周知の他、ノボリの設置や、チラシによるPR、各種会議・講習会等で呼びかけを実施します。
腕章を着用した「八郎湖流域ほ場指導員」による現地巡回、広報車による広報巡回も実施しますので、皆様の御理解と御協力をお願いします。
農家の皆様へのお願い
八郎湖への負荷要因の一つである「水田からの排水」を削減(濁水流出防止)するため、代かきから田植期を中心に、適正な水管理に努めてくださるようお願いします。
水田を点検しましょう。
ネズミやモグラ、アメリカザリガニなどの穴により、畦畔から漏水している可能性があります。
濁水の流出防止の他、地温・水温や除草剤効果の低下をもたらしますので、あぜ塗りにより畦畔を補修するなどして、漏水をふせぎましょう。
代かきは浅水状態で行いましょう(浅水代かき)。
代かきは土塊が7~8割見える程度の浅水状態で行いましょう。
水量が抑えられるだけでなく、ワラの浮き上がりを防止できるので、作業面でのメリットもあります。
代かき後は水深を抑えて排水量を削減しましょう。
田植え前は浅水として、落水の水量を極力少なくしましょう。
農家の皆様の御協力をよろしくお願いします。
昨年度の実施状況については、「関連情報」をご覧ください。