令和2年4月13日知事記者会見

2020年04月16日 | コンテンツ番号 49136

●知事発表
   なし

●幹事社質問
 (1)新型コロナウイルス感染症への対応について

●その他質問
 (1)4期目の出馬について
 (2)イージス・アショアについて


 

(幹事社)
 4月幹事社の秋田放送です。よろしくお願いします。
 今日は知事から発表事項がないということですけれども、新型コロナに関するお話があるということなのでよろしくお願いします。

(知 事)
 マスクしていても聞こえますか。
 私から、新型コロナウイルスへの対応について、県民の皆様に対し、情報提供、また、お願いをいたしたいと存じます。
 県内では、先週10日と11日に新たに4名の感染例が確認され、この中には中学校、高等学校の生徒が含まれるなど、感染の状況も変化してきております。
 県では、秋田市及び周辺地域の県立高校などを臨時休業としたほか、今後も感染者の行動歴から濃厚接触者等の確実な把握に努めますとともに、入院医療体制の整備を進め、さらなる感染の拡大を防いでまいります。
 まず、県民の皆さんに医療体制の整備についてお知らせします。


 はじめに、入院医療体制について、感染者の入院は、これまで9病院30床の感染症病床で受け入れておりますが、感染症指定医療機関のほか、一般病院にも協力を要請しまして、14病院で計93床の病床を確保したところでございます。これによって全県で123床の病床が確保されてございます。
 また、まん延期を見越した軽症者等の療養施設の確保については、休床の病棟や宿泊施設の借上げにより対応する方針でございまして、まずは県の共済組合施設でございます「ルポールみずほ」や「ふきみ会館」を今月中には活用できますよう準備を整えてまいります。
 なお、入院患者の受入れは、医療関係者と情報を共有しながら迅速に決定する必要があることから、専門家も参画する調整本部を県に設置します。ただ、医療関係者が全県から集まることは時間もありますし、また、なるべく医療関係者同士も遠隔地の医療関係者同士が接触することも避けようと思いまして、ウェブ会議システムを活用して入院調整を行うことにしてございます。
 外来医療体制についても、帰国者・接触者外来の増設を、なお一層進める必要があることから、県医師会から提言がございました仮設の診療所の新規設置に向けて、県医師会と調整や検査体制の整備などについて具体的に作業に入ってございまして、早急な整備を目指してまいります。


 次に、県立学校、秋田技術専門校の臨時休業でございます。
 今回の感染者の発生を受け、秋田市、男鹿市、潟上市、南秋地域の県立学校及び西仙北高校について、今日から4月26日まで臨時休業することとしました。
 県立学校については、一部の地域を除いて4月6日に授業を再開したところですが、これらの学校については当面の間、休業することで感染拡大の防止を図ってまいります。
 また、秋田市にあります秋田技術専門校についても同様に、本日から4月26日まで臨時休業いたします。


 次に、県外との不要不急の往来の自粛及び日常におきます県民の皆さんの外出等についてでございます。
 県内での感染拡大を防止するため、県外との往来を控えていただきたいと思います。特に緊急事態宣言の対象とされます東京都など7都府県をはじめとした大都市圏との往来は、くれぐれも自粛されるようお願いします。
 また、緊急事態宣言の趣旨を踏まえ、宣言の対象地域から本県への不要不急の移動を控えていただきますよう、ご家族、ご友人などに適切なアドバイスをお願いいたします。
 事業者の皆様には、対象地域からの転勤・異動者がいる場合、在宅勤務をはじめ最大限の感染防止対策をお願いいたします。
 県外から来られました方は、自らが感染していることを想定し、2週間程度、外出を控え、人との接触を最小限にするよう重ねてお願いします。
 また、県民の皆さんには、休日等において人混みが想定されます場所への不要不急の外出を可能な限り避けていただくようお願いします。


 次に、4の三つの「密」を避けることについてであります。
 県民の皆様には、手洗いなど基本的な感染防止対策を徹底するとともに、「密閉」「密集」「密接」の三つの「密」を避けていただくことに加え、発熱や咳など少しでも体調に異変があれば、通勤・通学などを控えるようお願いします。
 加えて、可能な限り、スーパーなどの買い物におきましても、レジで待つ間に人と人との間隔を可能な限り空け、また、お客さん同士の会話も最小限にしていただくことをお願いします。


 5番目として、接客を伴う飲食店の利用自粛でございます。
 大都市圏など感染者が急増してございます地域では、夜の繁華街での接客を伴う飲食の場で感染が疑われる事例が多数発生しております。政府からは、繁華街の接客を伴う飲食店等への外出の自粛要請を全国に拡大する方針が示されております。この点についてもよろしくお願いします。
 また、接客を伴わない食堂やレストラン、居酒屋等においても、換気や出入りの際の手洗いに十分配慮をいただくほか、客席を間引くなど、不特定の客同士が近接しないような工夫もお願いします。
 また、ハラスメントの防止でございます。
 感染された方やご家族、医療機関やその他の関係者に対し、嫌がらせやSNS等での誹謗中傷が見受けられます。また、不確かな情報により、全く関係のない企業や県民が風評被害で苦しんでおります。こうした行為は人権侵害であり、名誉棄損に当たる場合もあります。県や市町村から発信する正しい情報を受け取り、冷静な行動をお願いします。


 最後に、県民の皆様に対しては、これは他人事ではなく、ご自分のこととして捉え、冷静な行動をさらに徹底するようお願いいたします。
 以上でございます。
 一つ、先程の病床数についてですが、14病院を含め、30床に93床のプラスで計123床ではなくて、全体で93床でございます。訂正いたします。
 以上でございます。


(幹事社)
 ありがとうございます。
 それでは、幹事社の質問に移らせていただきたいと思います。
 感染拡大を想定した県の対応についてお聞きします。
 週末に、先程知事もおっしゃいましたけれども、秋田市で40代の女性の感染、さらにそのお子さん、中学生、高校生、2人の感染が確認されました。2人のお子さんは症状が無いまま通学していたというようなこともあります。これまでの県内での感染状況よりフェーズが1段階進んだと思われますけれども、この辺の受止めと今後の対応についてお聞きしたいと思います。

(知 事)
 まず、濃厚接触者について、ご婦人の職場関係、あるいはその近い方、これについては、PCR検査をほとんど実施して陰性を確認してございます。
 あと、先ほども、秋田市長とお話をしまして、中学生と高校生が感染した関係で相当数の検査が必要になるわけですが、秋田市の保健所で行うことができるPCR検査も限界ありますので、県も一緒にPCR検査を実施し、確認をする予定で今準備を進めてございます。
 感染経路が不明な点もございますので、さらに感染経路について徹底して探りながら、仙台に行ってちょっと時間が経っていることに加え、ご婦人が勤務するお店の方はみな陰性ですが、あそこは県外の方がしょっちゅうお寄りになりますので、周辺の方々のPCR検査を徹底して行って、その状態をなるべく早く確認したいと思います。

(幹事社)
 これに関連して各社さん質問の方はありますか。

(記 者)
 今回、秋田市で中高生の感染が確認されたということで、新学期の開始から1週間も経たないうちにまた再度休校という形になってしまいましたけれども、改めて4月6日に授業を開始したという判断が適切だったか、知事の見解を教えてください。

(知 事)
 結果論としては、あの時に休んでおればよかったでしょうけれども、秋田市がそのときの状況を勘案して、再開するという判断をしたわけですが、県は高校しかございませんし、また秋田市以外はほとんどそういう状況にないのですが、今になってみれば念には念を入れてそのようにしておけばよかったという気もいたします。ただ、これは結果論ですけど。小中学校の場合、市町村の意向もございますし、そこら辺についてある程度今後の参考にしながら、地域によっては事前にそういう状況があればすぐに休業するということで、一昨日も教育委員会とも協議をしまして、観察をしっかりしながら、早急に市町村の対応についても、県も様々な面でアドバイスするということにいたしてございます。

(記 者)
 結果論にはなってしまうのですけれども、4月6日に授業を開始せずにそのまま休校期間を延長するということも選択肢としてあったというお考えということですか。

(知 事)
 そういう考えもあるでしょう。

(記 者)
 授業開始自体については、この結果を見ても特に問題視していないという認識でよろしいですか。

(知 事)
 当然、反省点ではございます。ただ、今の状況であると、まず感染を確認することが一番の重要案件ですので、これを一つの教訓として、今後色々な対応をやる場合についての教訓ということになると思います。

(記 者)
 すいません、それに加えて今回、中学生の方の濃厚接触者が30数名と、すごく大規模に及んでしまっているのですけれども、今のところの1日100件というPCR検査のキャパシティといいますか能力で、十分足りるというお考えかどうかっていう知事の見解をお願いします。

(知 事)
 今のところ、自宅に待機してもらって、なるべく早く県と市の両方で分担してやるということで今話をしてございます。

(記 者)
 仮に今回の濃厚接触者の生徒さんでしたり先生方が、仮に陽性確認されると、濃厚接触者が、もう雪だるま式に増えていくということも懸念されると思うのですけれども、その辺に対して医療体制だったり検査体制は十分にあるとお考えですか。

(知 事)
 今も、県あるいは市に加えまして、民間も含めて検査体制の拡充など、色々な面で予算措置も含めて、早急に準備しています。

(記 者)
 すいません、あともう1点お願いします。
 この間、山形県で感染経路が追えない患者さんが増えてきているということで、県境での検温を実施するというお話が出ていますけれども、秋田県でもそのように何か県外からいらっしゃる方へ何か健康観察を半ば義務的に行ったりとか、そういう策を考えていらっしゃるということはございますでしょうか。

(知 事)
 これについて山形県に照会いたしましたが、相当現場で混乱しています。というのは、三つございます。一つ、憲法上の行動の自由や法的な根拠、あとは物理的にできるかどうか、あとは検査の場合、もしそこで感染の可能性のある人がいたらどうするかと。国際空港の場合、検疫法が法的な根拠です。また、沖縄行きのフェリーの場合は、フェリーを運行する会社と乗客との契約行為です。行政が高速道路で走行する車を止めることができるかという法的な問題があって実際、道路はいっぱいありますので、また、駅の構内でやるといっても、そういう場所があるのか。また、やり方については、非接触型の体温計は、風がある所で検温すると、ものすごく誤差が出るのです。一般的に、非接触型の体温計でやってから接触型の体温計でやるんです。そうすると全部消毒しなければならない。あと、やる人も防護服を着なければならないほか、誰が走行する車を止めるか。道路上で一般人が検問はできません。ですから、このことができるかどうか、今、見ているという状況です。ただ、一部の有識者から、県境を越える人の検査を行うべきとする意見も確かにありますが、否定的な意見もございます。
 また、私どもの今までのPCR検査でも、大半は熱が無い状況で、後で熱が出ますので、無症状の方だとそこで検査確認はできないでしょう。また、興味深いのは、大半のPCR検査の結果は、熱があっても8割から9割は普通の風邪なのです。検温して熱があった時にどうするか。現場でPCR検査をして、その時に陽性になりますと、検査する方がその方を収容して、責任をもって入院させる必要あるでしょう。そこから帰るということはできませんから。そういうことで、相当事務的に、山形県さんは悩んでいるそうです。

(記 者)
 今のところは、秋田県では同じようなことを検討するということはないということでよろしいですか。

(知 事)
 検討というよりも、一般常識として、そういうことができるか、やっても効果があるかどうか、正確性があるかどうか、人権の問題、あと検査器の問題など、相当問題がある。ですから、私は、一般的に、あのような思いつきはあるでしょうけれども、検討された結果ではなく、一部の国会議員からそういう発言があって、それであのようになったということは、常識的に考えてどうなのかなと思います。

(記 者)
 ありがとうございます。

(記 者)
 先程知事から、40代の秋田市の女性の感染経路について、仙台市ではなくて、それ以外の接客の際の可能性もあるということをご指摘になりましたけれども、感染拡大地域のコンビニなどの一部で接客をするレジの所に飛沫防止のためのシートを掛けたりしているところもありますが、今後、県外、感染地域以外の県外からも人が流入する地域として秋田駅周辺、それから空港ターミナルなどの店舗に、そのような対策を要請するということはお考えではないでしょうか。

(知 事)
 先程言ったとおり、一般の食堂でも、席を間引きするとか、普通の日中の食堂でも、なるべく間引きすればいいのです。その一環として、様々な防止対策があるでしょう。そういう点については情報提供と、そのような方法、あるいは指導までいかなくてもアドバイスはやっていこうと思います。

(記 者)
 レジとかカウンター、間近で、1メートル以内で客と接するような所に、顔の部分に透明シートを下げるとか、そういうことはどうですか。

(知 事)
 もうやっているところがありますね。そういうことについても情報提供と、そういうお願いというか、そういう方法もありますということをそういうところに伝達することはやっていきたいと思います。

(記 者)
 それから、秋田市長が竿燈まつりについて、遅くとも5月11日までには何らかの最終的な結論出したいということでしたが、今日の実行委員会で、この前、秋田市内でその先程言った40代の女性とか家族の感染が拡大して、学校が一斉休校になったという事態があったために、今日の実行委員会で中止という結論が出る可能性が高まっています。それは仙台七夕まつりも中止になったということもあると思いますが、まだ結論は出ていませんが、知事として竿燈まつりについてどう見ておられるか、あるいはさらに、中止になった場合に、どうなるかという点についてのお考えをお聞かせください。

(知 事)
 私も、あの頃までに完全に終息する見通しが立ちにくい状況では、中止はやむを得ないのではないかな。また、それによって経済的損失、あるいは様々な影響がありますが、例えば、観光客の有無に関係なく、自分の町内だけで祭りはやれますから。もともと、観光客は来なかったんですよ。もともとは、観光客が無いお祭りなんです。ですから原点に戻って、自分の町内などの一部でやっても、それはそれで差し支えないと思いますが、これも人があまり集まらないようにしてもらいたいです。従来の竿燈まつりのように何十万人も不特定多数が全国から、あるいは海外から集まるということは避けた方がいいと思います。

(記 者)
 仮に中止になっても、その町内毎の竿燈は原点に戻ったような形でやる分には差し支えないこともないということですか。

(知 事)
 お客を密集しないようにするため、お寺の境内とか神社で、自分たちの町内だけでできますが、その時に秋田市がまん延しているような状況であればちょっと困りますが、今のように抑えられている状況では、そういうことはあってもいいのかなと。その近くにならなければわからないけど。

(記 者)
 ありがとうございました。

(記 者)
 休校の話に戻りますが、今回は秋田市周辺ということで県立学校も休校措置をとられたかと思うのですが、今後の感染状況によっては、もう一度全県一斉の休校ということもあり得るのでしょうか。

(知 事)
 まず今回は秋田市と市内から通っている生徒が多い所、いる所を対象としましたが、今後、濃厚接触者が多数出たような事例があれば、これは弾力的にやるように教育委員会にはそういう要請をしています。

(記 者)
 そうすると、全県一斉というより、今回のように地域を見て、という形なのでしょうか。

(知 事)
 例えば、県南や県北でも数箇所出れば、これは全県一斉休業の方が収まりがいいですから。

(記 者)
 わかりました。
 もう一点、知事の先程の冒頭のコメントの中で、不要不急の外出についても自粛して欲しいというお話ありましたが、これまで外出については、秋田であれば外に出た方が安全な場面もあるということで、そこまでの言及はされてなかったと思うのですが、今回そこに踏み切った理由はどういうことでしょうか。

(知 事)
 私も昨日の夕方、近所でかみさんと1時間ぐらい散歩したが、この1時間で会った人はたった1人です。そういう場所もある。ただ、人混みのある秋田の中心地、駅の周辺などの人がたむろするような所には、やはり行かないようにする。場所によります。変な話、郡部に行けば、もともと人が歩いていませんから、そういう所と市街地の真ん中えは違いますので、人が集まるような場所には、なるべく行かない、人の集まりを少なくするという、そういう意味での外出の不要不急の要請です。

(記 者)
 わかりました。そうすると、何でもかんでもっていうよりは、いわゆる3密を避けるという意味での不要不急の外出ということでよろしいでしょうか。

(知 事)
 郡部の中には、人が少ないところも多いので、歩いている人が1時間いても1人もいないこともあります。そういう所は、感染するおそれが少ないですから。やはり秋田市の中心部、駅前などに人が集まりますので、そういう所にはなるべく人混みを作らないように、という意味です。

(記 者)
 わかりました。
 最後に1点だけ、夜のいわゆる接客を伴う繁華街の店舗についても利用の自粛を、というお話がありましたが、念頭に置いているのは、首都圏などであるような、いわゆるキャバクラみたいな夜の、そういうお店という認識でよろしいでしょうか。

(知 事)
 一般的に、国の言っているスタンダードのそういう店舗を想定しています。秋田市にはそうないですけど。

(記 者)
 わかりました。ありがとうございます。


(記 者)
 少し話が変わりますが、今月の19日で知事の残り任期1年を迎えます。コロナ対応で色々と熟慮するような状況ではないのかもしれませんが、現時点での次の任期に向けたお考えというのはいかがでしょうか。

(知 事)
 まず今、このコロナとイージス、この二つが一般的な県政とは異なる、ちょっと違いますが、非常に緊急の、県民の一番の安全安心に関わることですので、まずはこれについて、何とか全力投球しなければ、と。こういう状況ですので、今のところ次の任期ということまでについては考えが及ばないという状況です。


(記 者)
 今、イージスのお話が出たので、ちょっと関連でお聞きしますが、河野防衛大臣が4月中には秋田を訪れたいということで調整をしていると。ただ、やはりこうしたコロナの状況で、少し難しいのではないかなという見方も出てきて、現時点では知事、何か連絡が入っているか、若しくは知事としては4月中の面会とかが可能かどうかということについてはどのようにお考えでしょうか。

(知 事)
 まず、一切連絡等については、全く情報はございません。
 あと、4月中に、と言っても、現地の自衛隊にはまだ濃厚接触の観察期間が終わらない人が何人かいますが、当然大臣が来ますと、あの方々が対応すると。また、東京から大臣が来るということは、相当の人数が来ますので、今のところ、そういうことからも、大変だろうと。
 また、説明会をやるにしても、今、人を集めて説明会をやるということができませんので、今の状況で大臣がおいでになるということについては、相当無理があるだろうと。
 我々は、少し極端な言い方をすれば、大臣が来なくても、新屋を選定から外していただければ良いのですから。ただ、その結論も相当遅くなるのではないかな。というのは、防衛省もコロナの対応をしていますので、そう簡単に集めて会議もできないでしょうから、これが収まるまで、一時休止じゃないかな。


(記 者)
 わかりました。
 4期目についての判断の話に戻るのですが、以前に今年の秋頃までには判断したいというお話をされていました。そこは変わらないですか。

(知 事)
 来年の新年度予算を編成するまでにははっきりさせる必要あると思うので、年末がぎりぎりのタイミングでしょう。

(記 者)
 あと、ご自身のことも少し含まれるかもしれないので答えにくいところもあるかもしれませんが、今の秋田県政の現状を踏まえて、秋田のトップ、リーダーとしては、どういう人が好ましいか、知事としての考え方はありますか。

(知 事)
 私がいうのもなんだけども、普通の常識をもって、しかし、できればある程度の技術系の知識もあって、法律系の知識もあって、そして国ともちゃんとルートもあると。しかし、一般的には、普通の県民と同じような暮らし、あるいは感覚を持っている方。いるかな。


(記 者)
 わかりました。
 あと、今のコロナへの対応というところでは、やっぱり政治家、リーダーとして、非常に危機管理の能力って求められている局面かと思うのですが、この危機管理ということについて、知事は今、どういう意識でコロナの問題に向き合っていますか。

(知 事)
 私自身、ある程度、これがいいか悪いかはわかんないけれども、自分で考えます。今のところ、東京のあの数、あれは私が計算すると、ほとんど同じになる。ですから私自身は、自分で計算する。文章も自分で書く。自分で相当細やかな現場感覚でやっていますので、そうずれたことはないと思います。ただ、数年前の水害の際の件は大きな反省点ですけれども、対応についてはそんなにピントは外れてないのではないかな。

(記 者)
 知事からお話をいただいたので少し触れたいのですが、やはり3期目の初年度に、あの大雨時のゴルフ問題という非常にご自身も反省される出来事がありました。この問題は、知事の今の危機管理意識に対してどのような影響を与えたと考えていますでしょうか。

(知 事)
 今、私自身は休みも待機で、常に役所と連携を取って、あまり人と会わないようにしてテレワークをやっています。休みも日曜日も平日も常に連絡を取ってやっていますので、問題があるまでは、動かないように、最低限の行動で抑えようと思っています。

(記 者)
 わかりました。
 最後に改めて、もう一度このコロナの問題に、どのような心構えで向き合っていくかというお話をいただけますでしょうか。

(知 事)
 まず、県内の感染ルートを何とか抑え込むと。ただ、問題は、これは日本全体の問題で、東京、大都市圏、特に東京が収まらない限りは、これは絶対に終息しない。東京が収まらない限りは、地方で発症者が相当抑えられても、いつでも再燃しますから。まず東京を何とかしなければ。ただ問題は、東京は、秋田と違って人口密度が何倍かな、相当、秋田の人口密度よりも高い。相当というのは、密度計数からいうと、感染の確率は169倍なのです。東京都の感染者は、今何人だっけ。
 秋田は15名、東京は2000名ぐらいじゃないかな。計算するとそうなるのだよ。だから、東京が収まらない限りは終息しない。

(記 者)
 すいません、もう一点だけ、政治家としてこの問題にどう向き合うかという知事の心構えを教えていただけますでしょうか。

(知 事)
 検査体制、あるいは仮設の診療所など、とにかくやることはスピーディーに。全てについて今週予算を出しますので、連休前に全部について一定の方向性をちゃんと出すということで、順序を間違わないように優先順位を決めてスピーディーにやる。あまり議論をする必要はないですよ、議論は。いつも言うように無駄な議論は必要ない。ある程度知識のある者が走るということでないとできないですよ。ですから、自分で計算する。自分で常に理解するということが政治に必要なんですよ。人のいうことばかり聞いてやっても仕方がない。みんな違うから。

(記 者)
 ありがとうございます。


(幹事社)
 そろそろお時間なので、1問だけ。

(記 者)
 すみません、イージス・アショアについてなのですけれども、先程、一時休止するのではないかとおっしゃっていたのですけれども、先週の金曜日ですかね、自動警戒管制システムと連接の検討ということで契約が公示されて、ある意味では進んでいる部分もあると思うのですけれども、その辺りについて知事はどのように捉えているでしょうか。

(知 事)
 あれは場所に関係なく、要するにデータリンクですから、場所はどこでもいいのです。あの分はやはり必要でしょう。場所に関係あることについてはやっていませんから、やむを得ないのかなと。

(記 者)
 場所とは関係なく、知事はこれまでもCECであったりとかバージョンアップの必要性ということも訴えてらっしゃいましたけれども、その辺りの検討というのは、いつの段階でされるべきとお考えですか。

(知 事)
 国防上の問題、アメリカとの関係もあるでしょうから、私からいつの段階で、というようなことはお話できないです。

(記 者)
 わかりました。

(幹事社)
 ではすみません、お時間なってしまいましたので、以上で定例会見を終わらせていただきます。ありがとうございました。