令和元年度 県政映画上映会のご報告
コンテンツ番号:48454
更新日:
「県政映画」は主に昭和30~40年代に県が作製した広報映画です。県内各地の映画館で本編映画の幕あいに上映され、県政や地域の紹介など多くの話題を提供しました。
当館ではこの県政映画をスクリーンで鑑賞いただく上映会を例年企画しており、令和元年度も8月29日(木・県の記念日)と11月3日(日・文化の日)に、当館3階多目的ホールで開催しました。
大型スクリーンによる上映は、皆様から毎回ご好評をいただいております。令和元年度の内容をご紹介いたします。
第1回上映会:8月29日(木・県の記念日)
来場者数:75名
8月の上映会は「県の記念日」の関連行事の一つとして開催しています。
今回は、この年9月に開催された「全国豊かな海づくり大会・あきた大会」にちなみ、郷土の豊かな水資源を描いた「春は間近に~十和田湖のヒメマスふ化」(昭和37年)や「ふるさと散歩~小又峡」(昭和38年)など6作品を上映しました。
来場者からは、「半世紀前のふるさとの姿、とても感慨深いものがありました。なつかしい秋田の状景、うれしかったです。」(80代女性)、「白黒映像でのヒメマスの水の流れの画が美しかった。」(20代女性)などの感想をいただきました。
第2回上映会:11月3日(日・祝)
来場者数:46名
11月の上映会は、文化の日にあわせて、「光をかかげた人々~第二回県文化功労者表彰式」(昭和32年)、当時の根子番楽が鑑賞できる「ふるさと散歩~阿仁」(昭和39年)や、昭和32年に横手市で開催された第80回種苗交換会の模様など7作品を上映しました。
来場者からは、「30年代は経済的には今より厳しくても心の豊かさになるような映像ばかりでした。」(50代女性)、「当時の方々もこのようにスクリーンで見たのかと思うと感慨深かったです。」(30代女性)などの感想をいただきました。
これらを参考に令和2年度も2回の上映会の開催を予定しています。
また、当館の閲覧室では大型テレビで県政映画の上映を行っているほか、特別閲覧室ではご希望の作品を閲覧することができます。
ご来館の際には県政映画をお楽しみください。