アワビ

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秋田県における特徴

サザエなどと同じ巻き貝の仲間。秋田県では、1969年から稚貝を育て放流をはじめた「つくり育てる漁業※」を代表する魚介類。人工のエサで育てると殻の色がみどり色(グリーンマーク)になり、放流してもその痕が残ることから、放流ものと天然ものを区別できる。殻の長さが10cmに満たないものは採補できないほか、地域によって一日当たりのとれる個数に上限を設けるなど、資源保護に取り組んでいる。

※「つくり育てる漁業」とは、水産資源の増大とその持続的な利用を図るため、卵から稚魚までの時期を人の管理下に置いて生産・育成し、天然の水域へ放流したうえで、適切な管理を行う漁業のこと。

○旬  7月~8月
○漁期 7月~8月
※県漁業調整規則等により、採捕禁止期間が定められています。

○主な漁法 素潜り

オススメの食べ方

「刺し身」が人気のある食べ方で、独特の磯の香りとやわらかな甘み、コラーゲンに由来するコリコリとした歯ごたえをそのまま楽しむことができる。一方、加熱することで、身が柔らかくなり甘みも強くなることから「ステーキ」「炊き込みご飯」「バター炒め」「酒蒸し」などもおすすめ。

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    刺し身
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    ステーキ
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    炊き込みご飯