リンゴは窒素施肥量が多いと果実着色が不良になることが知られていますが、温暖化で生育期の気温が上昇すると、土壌からの窒素供給量が増え果実着色に悪影響を及ぼすことから、新たな窒素施肥法が求められていました。このため、秋田県果樹試験場では、農研機構果樹茶業研究部門、青森県りんご研究所、長野県果樹試験場との共同研究に参画して試験を実施しました。得られた成果は、次のホームページで紹介していますのでご覧ください。

 

「わい化栽培のリンゴ「ふじ」における着色向上のための窒素施肥マニュアル」((国研)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹茶業研究部門ホームページ)

 

なお、このマニュアルは2015~2019年度の農水省委託戦略的プロジェクト研究推進事業「農業分野における気候変動適応技術の開発(温暖化の進行に適応する生産安定技術の開発)」により実施した研究成果に基づき作成されたものです。