2019年のアユ釣りは期待大!?
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例年にくらべて遡上尾数は「多め」、遡上時期は「早め」と推定
これまでの調査結果等から、常磐川(図1)における投網1回あたりのアユの採捕尾数が多い年は、米代川水系だけではなく、雄物川、子吉川水系などでも遡上量が多いことが分かっています。
2019年の常磐川における4月下旬~6月中旬までの投網1回あたりの採捕尾数は、平均で1.8尾/回(図2)でしたので、今期の遡上尾数は、例年(2010~2018年の平均値:0.6尾/回)よりも多めと推定されます。
調査地点が友釣り漁場内に位置する阿仁川の米内沢頭首工(図1)における、アユの初確認日は5月27日でした。これは、例年(6月14日:2010~2018年までの月日の平均値)に比べて18日も早いことや、漁協からの聞き取り情報から、県内全域でも今期の遡上は「早め」と推定されます。
今後の天候が順調ならば、今期のアユ釣りは好釣果となることが期待されます。
図1 調査河川
図2 常盤川におけるアユの採捕尾数